このトレイラー見て、すごく楽しみでした。
でも、見た人の評判は、案外よくなさそうで
いいのかなぁ、どうかなぁと思いながら見た。
結果、いい悪いはともかく、わたしは好きな映画でしたよ。
特に前半のハッピーな部分は、何度も見たいくらい楽しい。
ミシェル・ゴンドリー監督の作品は何本か見てて
「恋愛睡眠のススメ」と「エターナル・サンシャイン」は
ファンタジックなロマンスですが、こちらより実は
「僕らの未来へ逆回転」や「ウィ・アンド・アイ」の
ちょっとがさがさごちゃごちゃしたリアル路線の方が好きです。
「ウィ・アンド・アイ」という映画は見た直後は、
まあまあいいかな、くらいに思ってたのに
あとから思い出して、どんどん好きだなぁと思うようになった映画で
これについては以前感想を書いたのでこちら→クリック
でも「ムード・インディゴ」はファンタジックロマンス系。
これを恋愛映画と思って見ると、どうかなぁと思うけど、
ファンタジックな雰囲気や
たくさんのカラフルな仕掛けを楽しむ映画と思えば最高です。
どんなに優れた映画でも、物語が薄っぺらだとやっぱりダメ、って
「熱波」(→感想)見た時に思ったけど
「ムード・インディゴ」は許せます。
完全にファンタジーだし、この映画の恋愛はまあ
素材でしかない感じですから。
ボリズ・ヴィアンの原作は若い頃に読んで、
どうも肌に合いませんでした。
自分で言うのもなんですけど、ボリス・ヴィアン好きそうでしょ、わたしって。
なのに、どうも合わないなーと読みながら自分でがっかりした記憶が(笑)。
でも、そこはミシェル・ゴンドリー、
自分の好きなところを好きなようにデコレーションして見せてくれます。
働かなくていい裕福な青年が女性と出会い恋に落ち結婚し
でも彼女は肺に睡蓮が咲く病気になって弱って行き・・・というお話。
と、お話の説明はほんの2行で済むくらいですが、
実際にみないと、どういう映画化はわからない映画です。
ただ、後半はロマンチックな雰囲気全部に
薄暗いもやがかかるような展開で、
恋人の病気のくるしさ、別れの切なさより何より
貧乏になって、生活が重く汚くくすんで行く様子が
なんともつらかったですね。
あと家の中の様子のすごい楽しさに比べて
街の通りのシーンなどが、あまりにあっさりリアルで
パリの街を、もう少しファンタジックにいじればいいのにとは思いました。
そして、料理人兼弁護士?のニコラが、いいオトコすぎて
でれでれー。笑
この子って「最強の二人」で、
うわー!いいわー!イケメンー!と思った俳優で
やっぱり、かっこいいなぁ。
こういう好みの男前が出てると、
ますます映画の評価が甘くなりますね。笑
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