
7月はいまのところ映画館では6本だけど
DVD映画を15本見た。
中旬に予定の少ない週があったからだけど
返却予定日に追われながら見るのは、けっこうしんどい(笑)
ブログに感想に書かなかった映画の事など、いくつか
Twitterで呟いたもの抜粋。
年に100本くらい映画を見ると、翌々年くらいからじわじわくる。
自分の中で消化できてきて、どんどんいろんなことが繋がりだす。
でね、でもそういうのは何十年も続けなくてもいいことだと思う。
10年の間に1~2年映画をたくさん見る時期があれば、
そんなに取り残すものはないんじゃないかな思う。
20代初めに大学生の頃、わりと映画を見ていて、
20代後半妊娠中とかに本当に一日中WOWOW見てたりして、
でも30代は海外にいたのでほとんど見ずで、
40代半ばくらいからエンジンかかってきたんだけど。
30代のほとんど見てないというブランクは意外と
さほど大きなブランクにはなってない気がする。
映画を見て何か思ったり考えたりすると言うことに関してね。勘とかも。
ところどころに穴は多少あいててもいいんだと思う。
「渇き」と「私の男」の感想を続けて書いたら、気分がどよんと。
絶望は「私の男」の方にあって「渇き」にはないと思ったけど、
全く反対のことを書いてるレビューがあって、
わかってないなーこの人、とわたしは思うけど、
向こうもそう思うのでしょう。まあ、いろいろだな。
「シャルウィダンス」
オリジナルもアメリカ版も見たけど、オリジナルの方再見。
先週見た「渇き」でクレイジーで汚く暑苦しく崩れた顔を晒しまくってた
役所広司が、ここでは20年近く若くて、
真面目サラリーマンをやってるのが面白い。
しかし
これの竹中直人、最高やなぁ。何度か声だして笑っちゃった。だはははーっ。
「チョコレートドーナツ」で、主人公のゲイカップルを
追いつめようとするボスがいて、あるフォロワーさんに、
あれは何で?ボスにはなんの利害もないのになぜあんなに妨害するの?
意地悪がしたいだけ?と聞かれて、
自分のものでもない土地や権利を守れと、
他人を攻撃する排外主義者を思い浮かべた。
自分が直接何かされたわけでもないし何かされるわけでもないのに
(されるという妄想はあるようですが)、
自分がなんの利害があるわけでもないことでも騒ぎ立てて、
人を攻撃し落し入れることに必死になる、それが差別というものですねぇ。
その映画のボスは単なる差別主義者だったということですね。
「灯台守の恋」は見るからに地味な感じだったので、
今までよく目についたのに見なかったけど、
これ確かに地味だけどいい映画だなぁ。地味でも退屈はしません。
海風の吹き荒れるちょっと荒涼とした小さい島、いいなぁ。
こういうところにしばらく住みたいなぁ。
プリントのてろんとしたワンピースにカーディガンという服装の女性ばかり。
太ってる女も痩せてる女も大きい女も小さい女も。
60年代が舞台のフランス映画っぽい。いいなぁと思うけど、
わたしが着てもこういう風にならないのよねぇ。
心を閉ざしてた厳しい人が、優しい人と出会って
少しずつほぐれて行く様を見るのは
いつも素晴らしい。よそ者なので村中に拒絶されてた新人の灯台守の男が、
その誠実で温厚な人柄で、
頑固だった古株の先輩男の気持ちを開いていくところが、すごくいいです。
そして灯台にいる猫もいい味。
「マジックマイク」は期待しないで見たら期待しないだけのことはある、
つまんない映画でした。笑
でもまあ、マッチョな男の子のストリップ満載を楽しめれば、いいのか。
マシュー・マコノヒーはちょっと嫌な役をやってて相変わらずよかったけど。
主役の子はかわいいのよ。もう一人の若い方の男の子も好み。
女の子もいいし、マシューもいいんだど、とにかく映画としてつまらんのよねー。
脚本というか、もう超からっぽな映画やねん。
「パガニーニ」の映画、年齢層高っ!クラシックのコンサートの客層の雰囲気や。
パガニーニは悪いしダメな男なんだけど、あんな演奏されたら、
そりゃ、もうトロトロになって何もかも捨てて身を投げたしてしまうよなぁ。
映画はともかく、演奏だけでもう、トロトロです。
(デヴィット・ギャレット。さすが。)
メロメロの骨抜きで帰りに赤ワインなど飲まずにおられん。
わたしはバイオリンの音に、ホントに弱い(^_^;)
映画も期待しないで見たけど結構よかったと思います。
ヒロイン役の女の子の、若さ、肌のきれいさがすごい。かわいい。
「恋するリベラーチェ」
恋愛関係がこじれて、罵りあうようになって裁判沙汰になって
別れるというような映画や事実を見てると、いつも不思議。
多くのケースで嫉妬が必ず介在するんだけど、
嫉妬っていうのはホント執着の手足で、愛情とは別のところのものだなぁと思う。
裏表って言うけど、ねじれた裏表だなぁ。
と、リベーラーチェの映画を見ながら思う。
これは80年前後のゲイの話ですけど。
こういう関係の場合、若さが強さだと思うけど、
とんでもないお金があるとそうでもないのなぁ。
死ぬ直前までリベラーチェの方が常に支配側だった。
虚飾にまみれたスターは最後まで好きなように生きました。
ってこれ実話ベースなの?
マット・デイモンもマイケル・ダグラスも、わたしの知ってる二人じゃない。
別人で、キンキラキンのゲイの役に目を見張る。
なんか、キョトンとしてしまった。笑
あんまり評判になってなかったみたいだけど、これは見るべき!
(わたしも友達に強力にすすめられた見た)
「建築学概論」中々いいです。きゅん。
映画の中の建築学概論の授業がすごく面白そうで受けてみたいです。
素直で普通の恋愛映画なんだけどね、こういう優しくて素直なのもいいな。
みずみずしいなぁもう。きゅんきゅんします。
韓国映画は、どぎついエグいのも群を抜いてると思うけど
たまにこういう、すごく素直で淡く優しい映画があるので侮れない。
そしてこの映画の中で済州島に建てる家がすごーーーーくいい。
いいなーいいなー。
横に長ーく大きな窓があって全部たたんで開けるの。
そこから見える海もいいけど、
一階の上は半分芝生になってて、芝生のヘリから海に飛び込めそうな景色。
ここで寝転んで、飲みながら写真集眺めたり
サンドイッチ食べたりしたい。
DVD映画を15本見た。
中旬に予定の少ない週があったからだけど
返却予定日に追われながら見るのは、けっこうしんどい(笑)
ブログに感想に書かなかった映画の事など、いくつか
Twitterで呟いたもの抜粋。
年に100本くらい映画を見ると、翌々年くらいからじわじわくる。
自分の中で消化できてきて、どんどんいろんなことが繋がりだす。
でね、でもそういうのは何十年も続けなくてもいいことだと思う。
10年の間に1~2年映画をたくさん見る時期があれば、
そんなに取り残すものはないんじゃないかな思う。
20代初めに大学生の頃、わりと映画を見ていて、
20代後半妊娠中とかに本当に一日中WOWOW見てたりして、
でも30代は海外にいたのでほとんど見ずで、
40代半ばくらいからエンジンかかってきたんだけど。
30代のほとんど見てないというブランクは意外と
さほど大きなブランクにはなってない気がする。
映画を見て何か思ったり考えたりすると言うことに関してね。勘とかも。
ところどころに穴は多少あいててもいいんだと思う。
「渇き」と「私の男」の感想を続けて書いたら、気分がどよんと。
絶望は「私の男」の方にあって「渇き」にはないと思ったけど、
全く反対のことを書いてるレビューがあって、
わかってないなーこの人、とわたしは思うけど、
向こうもそう思うのでしょう。まあ、いろいろだな。
「シャルウィダンス」
オリジナルもアメリカ版も見たけど、オリジナルの方再見。
先週見た「渇き」でクレイジーで汚く暑苦しく崩れた顔を晒しまくってた
役所広司が、ここでは20年近く若くて、
真面目サラリーマンをやってるのが面白い。
しかし
これの竹中直人、最高やなぁ。何度か声だして笑っちゃった。だはははーっ。
「チョコレートドーナツ」で、主人公のゲイカップルを
追いつめようとするボスがいて、あるフォロワーさんに、
あれは何で?ボスにはなんの利害もないのになぜあんなに妨害するの?
意地悪がしたいだけ?と聞かれて、
自分のものでもない土地や権利を守れと、
他人を攻撃する排外主義者を思い浮かべた。
自分が直接何かされたわけでもないし何かされるわけでもないのに
(されるという妄想はあるようですが)、
自分がなんの利害があるわけでもないことでも騒ぎ立てて、
人を攻撃し落し入れることに必死になる、それが差別というものですねぇ。
その映画のボスは単なる差別主義者だったということですね。
「灯台守の恋」は見るからに地味な感じだったので、
今までよく目についたのに見なかったけど、
これ確かに地味だけどいい映画だなぁ。地味でも退屈はしません。
海風の吹き荒れるちょっと荒涼とした小さい島、いいなぁ。
こういうところにしばらく住みたいなぁ。
プリントのてろんとしたワンピースにカーディガンという服装の女性ばかり。
太ってる女も痩せてる女も大きい女も小さい女も。
60年代が舞台のフランス映画っぽい。いいなぁと思うけど、
わたしが着てもこういう風にならないのよねぇ。
心を閉ざしてた厳しい人が、優しい人と出会って
少しずつほぐれて行く様を見るのは
いつも素晴らしい。よそ者なので村中に拒絶されてた新人の灯台守の男が、
その誠実で温厚な人柄で、
頑固だった古株の先輩男の気持ちを開いていくところが、すごくいいです。
そして灯台にいる猫もいい味。
「マジックマイク」は期待しないで見たら期待しないだけのことはある、
つまんない映画でした。笑
でもまあ、マッチョな男の子のストリップ満載を楽しめれば、いいのか。
マシュー・マコノヒーはちょっと嫌な役をやってて相変わらずよかったけど。
主役の子はかわいいのよ。もう一人の若い方の男の子も好み。
女の子もいいし、マシューもいいんだど、とにかく映画としてつまらんのよねー。
脚本というか、もう超からっぽな映画やねん。
「パガニーニ」の映画、年齢層高っ!クラシックのコンサートの客層の雰囲気や。
パガニーニは悪いしダメな男なんだけど、あんな演奏されたら、
そりゃ、もうトロトロになって何もかも捨てて身を投げたしてしまうよなぁ。
映画はともかく、演奏だけでもう、トロトロです。
(デヴィット・ギャレット。さすが。)
メロメロの骨抜きで帰りに赤ワインなど飲まずにおられん。
わたしはバイオリンの音に、ホントに弱い(^_^;)
映画も期待しないで見たけど結構よかったと思います。
ヒロイン役の女の子の、若さ、肌のきれいさがすごい。かわいい。
「恋するリベラーチェ」
恋愛関係がこじれて、罵りあうようになって裁判沙汰になって
別れるというような映画や事実を見てると、いつも不思議。
多くのケースで嫉妬が必ず介在するんだけど、
嫉妬っていうのはホント執着の手足で、愛情とは別のところのものだなぁと思う。
裏表って言うけど、ねじれた裏表だなぁ。
と、リベーラーチェの映画を見ながら思う。
これは80年前後のゲイの話ですけど。
こういう関係の場合、若さが強さだと思うけど、
とんでもないお金があるとそうでもないのなぁ。
死ぬ直前までリベラーチェの方が常に支配側だった。
虚飾にまみれたスターは最後まで好きなように生きました。
ってこれ実話ベースなの?
マット・デイモンもマイケル・ダグラスも、わたしの知ってる二人じゃない。
別人で、キンキラキンのゲイの役に目を見張る。
なんか、キョトンとしてしまった。笑
あんまり評判になってなかったみたいだけど、これは見るべき!
(わたしも友達に強力にすすめられた見た)
「建築学概論」中々いいです。きゅん。
映画の中の建築学概論の授業がすごく面白そうで受けてみたいです。
素直で普通の恋愛映画なんだけどね、こういう優しくて素直なのもいいな。
みずみずしいなぁもう。きゅんきゅんします。
韓国映画は、どぎついエグいのも群を抜いてると思うけど
たまにこういう、すごく素直で淡く優しい映画があるので侮れない。
そしてこの映画の中で済州島に建てる家がすごーーーーくいい。
いいなーいいなー。
横に長ーく大きな窓があって全部たたんで開けるの。
そこから見える海もいいけど、
一階の上は半分芝生になってて、芝生のヘリから海に飛び込めそうな景色。
ここで寝転んで、飲みながら写真集眺めたり
サンドイッチ食べたりしたい。
私が映画館に行った日は、年配夫婦が多くて驚き。あんなトロトロになる映画、夫婦で観終わった後、気まずいやんと。
でも、ヨーロッパだと行動がカップル単位と聞きますが、あんな映画でも女同士ではいかないのかな…?
ちょうど、午後のクラシックのコンサートみたいな感じの客層で、映画ごとに客層って違うなぁと思いました。