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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

映画:阪急電車

2011-09-19 | 映画
書いたつもりだったけど、どうも書いてなかったみたい。
映画「阪急電車」のこと。
上映開始と同時に見てきたのでした。
近所の宝塚の小さな映画館で。
この映画館始まって以来の連続満席ということで
普段映画を見ない方もたくさん見られたようです。

映画の舞台になっているのは京阪神を走る阪急電車の中の
今津線というとてもとても短い路線。
宝塚~西宮(~今津)間の15分くらいです。
市で言えば宝塚市と西宮市ですね。
(「今津」がカッコに入ってるのは、
以前は宝塚から1本で繋がってたのが
今は西宮で一旦途切れて乗り換えするようになったけど、
今でも今津線と言うと、大体の人は
宝塚~西宮間を思い浮かべるからです)
主に住宅地と大学以外、とりたてて何もない
静かで地味な路線ですが
小説も映画もよくできていて楽しめます。
心配してたヘンテコな関西弁もほとんどなく
(テレビなどでよその人の変な関西弁を聞くのはすごい苦痛)
俳優さんもそれぞれいい感じのキャスティングで
中谷美紀は美しく、宝塚市出身の相武紗季はかわいかった。

わたしはこの路線に中高大と10年間毎日乗って
芦屋の辺にある某女子校に通ったので
もうこの路線は自分のテリトリーど真ん中なのです。
それで、この電車に乗ってた頃のことをたくさん思い出しました。

中学も高校もあまり楽しくなかった。
あまり、じゃないな、全然楽しくなかった。
今なら耐えられないかもしれないけど
あの頃はこんなもんだと思ってし、
他にどうしようもないとあきらめてたので、
何も考えず学校に辛い思いをしにほぼ皆勤で通った。
でも、それくらい辛いことばかりだったけど、
今思い出すとやっぱり懐かしいです。
朝のラッシュ、午後のわりとすいてる時間の電車、
各駅停車ののんびりした感じ、
セーラー服に三つ編み。
本ばかリ読んでた気がするけど
何の本を読んでたのか全然思いだせない。
あの頃の自分に何か言ってやりたいなぁと思いながら
最後はほろりとする映画を見終わったのでした。

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