帰省したら学生時代に夢中で読んだ眉村卓のSF文庫を持ってきてもう一度読み直したいと思っていた。
新しい装丁のものは今でも売ってるだろうけど、自分が買ったこのカバーの装丁が強烈な印象で、
実際の写真を加工したアートっぽいけど、どこかノスタルジックな感じで大好きだ。
やっと名前が分かった。木村光佑さん。
木村光佑氏について書いている方がいらっしゃった
懐かしい眉村卓のSF小説の表紙まとめ【角川文庫版】
“表紙は、当時気鋭の版画家だった木村光佑氏です。”
眉村卓を知ったのは、たしか角川映画で「ねらわれた学園」を観て原作を読みたいと思ったから。
ハマってからは手当たり次第に読みふけり、すっかり独特な世界にどっぷり浸かってた頃を思い出した。
※心の中のベストフィルムまとめ 角川映画参照
今読んでもやっぱり面白い! 本文中のイラストも少年探偵団シリーズのタッチっぽいし。
この頃はこうゆうリアルな線画が主流だったのかな? 昭和のかおりが漂う。
実家から全17冊持ってきたため、時間があれば全部読み直したい。
これまでのノートをひっくり返して調べたけれども、眉村さんの感想メモは1つも見つからなかった。
そうとう昔に読んで、その頃はまだ今ほどキッチリ記録を残してなかったのかも。残念。
なので、せめて当時のカバー裏に書かれたあらすじを追加した。
読み直す機会ができたら、その感想メモは随時追加する予定(いつになるやら?
眉村卓 小説(ウィキ参照
“原則として初版出版。多くが後に文庫化された。短編集は収録作品を変更して発行されていることが多い。”
●印は既読
感想メモは随時追加する予定 ※角川文庫のみ
【1960年代】
燃える傾斜(1963年)東都書房 のちハヤカワ文庫、角川文庫、ハルキ文庫
準B級市民(1965年)ハヤカワSFシリーズ
幻影の構成(1966年)早川書房・日本SFシリーズ のち文庫、角川文庫、ハルキ文庫
万国博がやってくる(1968年)ハヤカワSFシリーズ
EXPO'87(1968年)早川書房・日本SFシリーズ /(1973年)ハヤカワ文庫、角川文庫
『EXPO'87』 眉村卓/著(角川文庫)(1)
『EXPO'87』 眉村卓/著(角川文庫)(2)
●天才はつくられる 秋元書房、1968 のち文庫、角川文庫
『天才はつくられる』眉村卓/著(角川文庫)(2017年感想メモ
●わがセクソイド(1969年)立風書房 のち角川文庫
『わがセクソイド』 眉村卓/著(角川文庫)
テキュニット(1969年)三一書房
ながいながい午睡 三一書房、1969
虹は消えた(1969年)ハヤカワSFシリーズ
【1970年代】
地球への遠い道 毎日新聞社、1970 のち角川文庫、秋元文庫
まぼろしのペンフレンド 岩崎書店、1970 のち角川文庫、青い鳥文庫
時のオデュセウス(1971年)ハヤカワSFシリーズ
●C席の客 ビジネスショートショート(1971年)日本経済新聞社/(1973年)角川文庫
なぞの転校生 鶴書房盛光社、1972 のち角川文庫、秋元文庫、青い鳥文庫
SFベストセラーズ『なぞの転校生』 眉村卓/著 鶴書房盛光社
かれらの中の海(1973年)早川書房 のち講談社文庫
重力地獄 ハヤカワ文庫、1973 のち角川文庫
飢餓列島 福島正実共著 角川書店 1974 のち文庫
『飢餓列島』 眉村卓・福島正実/共著(角川文庫)vol.1
『飢餓列島』 眉村卓・福島正実/共著(角川文庫)vol.2
サロンは終わった(1974年)ハヤカワ文庫JA(再構成短編集)
ぼくの砂時計 ショートショート 講談社 1974 のち文庫
司政官 早川書房 1974 のち文庫、創元SF文庫
産業士官候補生 ハヤカワ文庫、1974 のち角川文庫 「EXPO'87」のスピンオフ作品
●ねじれた町(すばる書房盛光社 1974年 のち秋元文庫、角川文庫、ハルキ文庫、青い鳥文庫
二十四時間の侵入者 秋元文庫、1974 のち角川文庫
●あの真珠色の朝を… 角川文庫、1974
変な男 文化出版局 1975 のち角川文庫
●奇妙な妻 1975 (ハヤカワ文庫) のち角川文庫
還らざる城 1975 (旺文社ノベルス) のち文庫
●地獄の才能 1975 (秋元文庫) のち角川文庫、ぶんか社文庫
ワルのり旅行 1975 (角川文庫)
還らざる空 1975 (ハヤカワ文庫)
ねらわれた学園 1976 (角川文庫) のち青い鳥文庫
出たとこまかせON AIR SFジョッキー 立風書房 1976 のち角川文庫
『出たとこまかせON AIR』 眉村卓/著(角川文庫)vol.1
『出たとこまかせON AIR』 眉村卓/著(角川文庫)vol.2
鳴りやすい鍵束 徳間書店 1976 のち文庫
●異郷変化 1976.12 (角川文庫)
深夜放送のハプニング 1977.2 (秋元文庫) のち角川文庫
●泣いたら死がくる 1977.4 (秋元文庫) のち角川文庫
●通りすぎた奴 立風書房 1977.5 のち角川文庫
●思いあがりの夏 1977.6 (角川文庫) 『幕末未来人』『幕末高校生』原作『名残の雪』を含む
影の影 1977.8 (ハヤカワ文庫)
猛烈教師 三省堂 1977.9 (三省堂らいぶらりい SF傑作短編集)
枯れた時間 1977.10 (ハヤカワ文庫)
●閉ざされた時間割 1977.10 (角川文庫) のちハルキ文庫
『閉ざされた時間割』眉村卓/著(角川文庫)(2017-06-18のメモ)
白い小箱 実業之日本社 1977.11 のち角川文庫
ぎやまんと機械 PHP研究所 1977.12 のち角川文庫
ぬばたまの… 講談社 1978.3 のち文庫
白い不等式 1978.6 (秋元文庫) のち角川文庫
六枚の切符 講談社 1978.6 のち文庫
消滅の光輪 早川書房 1979.4 のち文庫、ハルキ文庫
午後の楽隊 講談社 1979.4 のち集英社文庫
滅びざるもの 徳間書店 1979.6 のち文庫
かなたへの旅 1979.10 (集英社文庫)
おしゃべり迷路 角川書店 1979.11 のち文庫
【1980年代】
●つくられた明日 1980.1 (角川文庫) のち秋元文庫
月光のさす場所 角川書店 1980.3 のち文庫
●一分間だけ ショート・ショート 1980.4 (角川文庫) のち秋元文庫
ぼくたちのポケット 1980.11 (角川文庫)
長い暁 早川書房 1980.11 のち文庫
二次会のあと 講談社 1981.1 のち文庫
幻の季節 主婦の友社 1981.5 のちケイブンシャ文庫
遥かに照らせ 徳間書店 1981.5 のち文庫
●とらえられたスクールバス 1981-1983 (角川文庫) 改題「時空の旅人」ハルキ文庫
モーレツ教師 1981.6 (角川文庫)
おしゃべり各駅停車 角川書店 1981.7 のち文庫
傾いた地平線 角川書店 1981.9
疲れた社員たち 実業之日本社 1982.3
黄色い夢、青い夢 1982.7 (集英社文庫)
ポケットのABC ショート・ショート 1982.10 (角川文庫) [前編] [後編]
ポケットのXYZ ショート・ショート 1982.10 (角川文庫) その1 その2
逃げ姫 1983.4 (集英社文庫コバルト)
不器用な戦士たち 講談社 1983.12 のち文庫
ふつうの家族 ショート・ショート 1984.2 (角川文庫)
孔雀の街 1984.5 (集英社文庫コバルト)
ぼくらのロボット物語 岩崎書店 1985.1 (あたらしいSF童話)
最後のポケット 1985.6 (角川文庫)
月光の底 1985.12 (集英社文庫コバルト)
●それぞれの曲り角 1986.2 (角川文庫)
夕焼けの回転木馬 1986.4 (角川文庫)
●迷宮物語 1986.8 (角川文庫)
侵入を阻止せよ 1986.12 (集英社文庫コバルト)
職場、好きですか? 26のオフィス・ショートショート 勁文社 1987.2 のち文庫
不定期エスパー 長篇青春冒険ロマン 1-8 徳間ノベルス 1988-1990 のち文庫
強いられた変身 1988.1 (角川文庫)
素顔の時間 1988.2 (角川文庫)
引き潮のとき 第1-5巻 早川書房 1988-1995
里沙の日記 1988.8 (集英社文庫コバルト)
それぞれの遭遇 1988.11 (ケイブンシャ文庫コスモティーンズ
異世界分岐点 自選日常恐怖作品集 新芸術社 1989.7
駅とその町 異色SF小説 実業之日本社 1989.10 「魔性の町」講談社文庫)
頑張って、太郎さん 勁文社 1989.12 のち文庫
こんにちは、花子さん 勁文社 1989.12 のち文庫
【1990年代】
ライトグレーの部屋 1990.6 (集英社文庫コバルト)
出張の帰途 祥伝社 1990.12 (ノン・ポシェット)
怪しい人びと 1992.3 (新潮文庫)
ワンダー・ティー・ルーム 実業之日本社 1992.4
乾いた家族 1993.6 (ケイブンシャ文庫)
ゆるやかな家族 1993.10 (ケイブンシャ文庫)
駅にいた蛸 集英社 1993.12
虹の裏側 出版芸術社 1994.10 (ふしぎ文学館)
発想力獲得食 三一書房 1995.9
精神集中剤 1998.3 (徳間文庫)
カルタゴの運命 新人物往来社 1998.11
日がわり一話 第1-2集 出版芸術社 1998
【2000年代】
妻に捧げた1778話 2004.5 (新潮新書) 「僕と妻の1778話」集英社文庫
いいかげんワールド 出版芸術社 2006.7
新・異世界分岐点 出版芸術社 2006.9
霧を行く 句集 深夜叢書社 2009.7
沈みゆく人 出版芸術社、2011
司政官シリーズ(1970年代~80年代に書かれた同名作品集の再刊) 司政官(短編集)
長い暁(短編集)
消滅の光輪
引き潮のとき
『無任所要員』シリーズ 工事中止命令
虹は消えた
最後の手段
契約締結命令
【映画】
『僕と妻の1778の物語』