地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

《成田三原則》

2013-02-25 | この「国」のこと
寂しいですね
社民党・・・というよりは社会党
oyaji の「青春」にも深くかかわっていました

《「三宅坂」の歴史に幕…社民党本部が引っ越し》   (1月26日読売新聞)
「社民党は26日午前、国会近くの党本部の引っ越しを始めた。旧社会党時代の1964年に建設された「社会文化会館」から首相官邸裏の民間ビルに移転する。党本部は隣接する坂にちなみ「三宅坂」とも称されたが、老朽化に加え、2011年の東日本大震災後、耐震性に問題があることが判明し、取り壊すことになった」


・・・ということです

半世紀ぶりに移転した新しい「場所」は党勢を象徴するかのように10分の1・・・・

《社民、新本部で再スタート 民間ビルに間借り》    (1月31日共同通信)
「社民党は31日午前、半世紀ぶりに移転した新たな党本部を報道陣に公開した。所属国会議員6人の小所帯に合わせて首相官邸近くにある民間ビルの一部を間借りし、心機一転の再スタートで党勢回復を目指す」



40年以上も昔、最初にアプローチしてきたのは別の党でしたが、惹かれていったのは社会党
平和憲法や非武装中立への思い・・・みたいなものがあって、自然な成り行きだったかもしれません

中学の時にはこんなこともありました
この地域を群発地震が襲い、社会党の成田知巳書記長がわが家のあった集落を訪れたのです
親近感も生まれたのでしょう

成田知巳さんと言うと《成田三原則》・・・
”3分の1政党”からズルズルと後退していく社会党の弱点として 「日常活動の不足」「議員党的体質」「労組依存」 の3つを指摘しています
結局
それが克服できないままに、やがて民主党系と社民党系に分かれたわけですが、今はどうでしょう?

歴代の社会党委員長は・・・
  ◆片山 哲  (和歌山)
  ◆鈴木茂三郎 (愛知)
  ◆浅沼稲次郎 (東京)
  ◆河上丈太郎 (東京)
  ◆佐々木更三 (宮城)
  ◆勝間田清一 (静岡)
  ◆成田知巳  (香川)
  ◆飛鳥田一雄 (神奈川)
  ◆石橋政嗣  (台湾)
  ◆土井たか子 (兵庫)
  ◆田邊 誠  (群馬)
  ◆山花貞夫  (東京)
  ◆村山富市  (大分)

       
        (浅沼稲次郎さん)

就任演説で「青年は再び銃をとるな」と訴えたモサブローさん、演説中にテロにあった「人間機関車浅沼稲次郎」さん、ズーズー弁のササコウで親しまれた佐々木さん、革新自治体の雄だった飛鳥田さん、非武装中立の論客石橋さん、一大マドンナ旋風を巻き起こした土井さん、トントン拍子  に首相の座についてしまった村山トンちゃん・・・などが記憶に残ります
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