*厳しいといわれたのでちょっと変えます(2008年4月24日)
本屋で売ってない本なのでこちらで紹介
*絵本・絵手本、その多くは版本。絵の入った版本には最近国文からのアプローチもある。重要性が認識されることはめでたい。
*ワタシも書誌がすべてと思っているわけではない。書誌にかかわらずできるところ、いえるところもあるので、そこに注目していくのはあり。しかし、どこが書誌にかかわらずできるところかを知るためにはある程度書誌が必要である。
大西廣・太田昌子
「序論―メディアとしての絵本・絵手本」
大西廣
「絵本、絵手本、画譜のアーカイヴ」
*画譜・絵本等の用語、定義の他にどう使われていたか、は必要
*作り手と受け手の齟齬 絵本として作られなくても絵本として享受される場合もあるのでは?
星野鈴
「鈴木春信と『絵本写宝袋』」
*蕭白と版本獅子の話、ヒックマンの論文に指摘あり。水墨美術大系にも千葉・三重蕭白展図録にも出ている。
渡辺雅子
「師宣絵本の楽しさ―枠組みの機能―」
吉田恵理
「『山水』画譜の諸問題―『芥子園画伝』和刻の経緯と淵上旭江『山水奇観』を例に―」
*山水につきまとう「唐画」的要素ということ?
加藤良輔「山東京伝の見た出版の世界―『御存商売物』の年代記・塵劫記・道化百人一首」
*本が擬人化されて登場する黄表紙から本のジャンルの変遷。「絵抄」はイメージアーカイブとして絵手本の祖先。
日野原健司「橘守国の絵本―絵画による「知」と「真」の伝達」
*序文・跋文の分析という方法アリ
市川廣太「一蝶系絵手本の画題について」
折井貴恵「十八世紀末の絵手本観―鍬形ケイ斎(北尾政美)を例に―」
*略画と漫画 ケイ斎と北斎
福山明子「近代日本に開花した『口絵』表現」
*切り口はアリ。先行研究もあるのでは?
「絵手本シンポジウム 発表に関するコメント(1~7)その他」
*これなかなかいい。
「絵手本シンポジウム テーマ・ディスカッション」
*かみ合ってない
浅野秀剛「大森善清絵本の後修本」
この報告書で異様に浮いている書誌みっちりの作品紹介。
でも版本をやるということは基本こういうことが必要。
Miriam Wattles
From Adverb to Noun: Some Thoughts on Hanabusa Itcho and the Instability og the "Giga" Genre
日本語要旨あり
戯画と狂画 ジャンルとしての「戯画」
ポスターセッション
シンポジウムにはもっとありましたが一応セレクションか
宮腰直人 語られる武者から描かれる武者へ
植松有希 王朝風から当世風へ
田口文哉 殿中から遊里へ
資料類
手間かかってそう
結局あまり変わってないけど改稿(2008年4月24日)
本屋で売ってない本なのでこちらで紹介
*絵本・絵手本、その多くは版本。絵の入った版本には最近国文からのアプローチもある。重要性が認識されることはめでたい。
*ワタシも書誌がすべてと思っているわけではない。書誌にかかわらずできるところ、いえるところもあるので、そこに注目していくのはあり。しかし、どこが書誌にかかわらずできるところかを知るためにはある程度書誌が必要である。
大西廣・太田昌子
「序論―メディアとしての絵本・絵手本」
大西廣
「絵本、絵手本、画譜のアーカイヴ」
*画譜・絵本等の用語、定義の他にどう使われていたか、は必要
*作り手と受け手の齟齬 絵本として作られなくても絵本として享受される場合もあるのでは?
星野鈴
「鈴木春信と『絵本写宝袋』」
*蕭白と版本獅子の話、ヒックマンの論文に指摘あり。水墨美術大系にも千葉・三重蕭白展図録にも出ている。
渡辺雅子
「師宣絵本の楽しさ―枠組みの機能―」
吉田恵理
「『山水』画譜の諸問題―『芥子園画伝』和刻の経緯と淵上旭江『山水奇観』を例に―」
*山水につきまとう「唐画」的要素ということ?
加藤良輔「山東京伝の見た出版の世界―『御存商売物』の年代記・塵劫記・道化百人一首」
*本が擬人化されて登場する黄表紙から本のジャンルの変遷。「絵抄」はイメージアーカイブとして絵手本の祖先。
日野原健司「橘守国の絵本―絵画による「知」と「真」の伝達」
*序文・跋文の分析という方法アリ
市川廣太「一蝶系絵手本の画題について」
折井貴恵「十八世紀末の絵手本観―鍬形ケイ斎(北尾政美)を例に―」
*略画と漫画 ケイ斎と北斎
福山明子「近代日本に開花した『口絵』表現」
*切り口はアリ。先行研究もあるのでは?
「絵手本シンポジウム 発表に関するコメント(1~7)その他」
*これなかなかいい。
「絵手本シンポジウム テーマ・ディスカッション」
*かみ合ってない
浅野秀剛「大森善清絵本の後修本」
この報告書で異様に浮いている書誌みっちりの作品紹介。
でも版本をやるということは基本こういうことが必要。
Miriam Wattles
From Adverb to Noun: Some Thoughts on Hanabusa Itcho and the Instability og the "Giga" Genre
日本語要旨あり
戯画と狂画 ジャンルとしての「戯画」
ポスターセッション
シンポジウムにはもっとありましたが一応セレクションか
宮腰直人 語られる武者から描かれる武者へ
植松有希 王朝風から当世風へ
田口文哉 殿中から遊里へ
資料類
手間かかってそう
結局あまり変わってないけど改稿(2008年4月24日)