Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

没後200年 江戸の知の巨星 太田南畝の世界

2023-06-25 01:00:19 | Weblog
たばこと塩の博物館 2023年4月29日~6月25日

 前期後期があったんですが後期のみ会期ぎりぎりの訪問になってしまった。ゴールデンウィークはともかくその後は忙しいのである。開催に意義のある展覧会であり、『評判茶臼芸』に唐画(とうが)が出てくるのを知ったので大収穫。文字を読ませる展示なのだが、老眼鏡を使う人は老眼鏡をかけたり外したり忙しいうえに、照明が照らせてないところがあったような気が。図録は1980円にしては大充実だが図録というより文録だ。
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東北の画人たち Ⅱ ~青森・岩手・宮城編~

2023-06-18 15:40:35 | Weblog
瑞巌寺宝物館 2023年4月26日~7月10日

昨年の「東北の画人たち I ~秋田・山形・福島編~」に続いての開催。昨年は夏休みにかかっていたので行きやすかったが今年はGWにはかかるものの夏休み前に終わるので日程が捻出しにくかった。貴重な展示で勉強になるのは大前提として、ふだん同時代の絵画を見てない人がいきなりこれ見て楽しかったりわかったりするのだろうかという疑問。解説は充実しているが作家の経歴と主題の解説ばかりだったのも気になった。図録がダイジェストなのは意図的なものとあるので資料集と見比べたい。倣古図な菊田伊洲が面白かった。画帖以外のもあるのね。兄弟で藩主の近習で出仕して絵も描いてたのが、藩主がなくなると実務方面に回される経歴も面白かった。合わせて?常設展にも近世絵画が展示されていた。
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あこがれの祥啓―啓書記の幻影と実像―

2023-06-15 01:38:07 | Weblog
神奈川県立歴史博物館 2023年4月29日~6月18日

 前期後期で総入れ替えなのは知っていたけれど、前期行けず、後期も最終週になって滑り込み。いい展覧会だし貴重な機会なのに人は全然いない。丁寧に借りてきてるし、写し的なものも含めて構成してあって素晴らしい。まあしかし画面がそもそも暗いだけに昔ながらの照明でケースも深いところが多く辛い。筆様は丁寧に解説されているのに、八仙図屏風の仙人の同定は試みられていないのも気になった。図録はお値段以上。
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大阪の日本画(東京会場)

2023-06-04 14:36:50 | Weblog
大阪中之島美術館 2023年1月21日~4月2日
東京ステーションギャラリー 2023年4月15日~6月11日

 大阪会場で一度見たのですが、展示替もあるし、東京で見られるのでもっかい見て見ました。東京会場は展示室と展覧会の構成をなんとか合わせようという工夫はありました。全般作品は興味深く、開催の意義は感じますが、南画(文人画)の用語をこの展覧会ではどう使うのか?とか日本画以前の江戸絵画、特に唐画についての認識不足のまま企画開催されてしまったのかな?という感想を再度持ちました。71田能村直入「西王母図」、箱書が西王母だったり、西王母として描かれたものだとしても、葉っぱ的には桃とは見えず、実もないし、着物やパターンとしては円山四条派の唐美人図ですよね。
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帰ってきた 鳥居清長展

2023-06-04 14:28:58 | Weblog
回向院 2023年6月3日~4日

回向院にお墓のあった鳥居清長。今は記念碑があります。回向院には他にも鼠小僧とか山東京伝のお墓とかあります。江戸時代には東博平成館のごとく出開帳会場でもあったお寺ですがら、展示をするのは伝統? そして清長関係資料なども収集しておられます。借用品も含めて小規模ながら無料で見られていい展示でした。浮世絵版画の画中画の主題、意味とか気になっちゃうなあ。
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NHK大河ドラマ特別展 どうする家康

2023-06-04 13:05:42 | Weblog
三井記念美術館 2023年4月15日~6月11日
岡崎市美術博物館 2023年7月1日~8月20日
静岡市美術館 2023年11月3日~12月13日

 大河ドラマ展てもっとえげつなく人が来るイメージだったけどそれほどでもない?三井記念美術館についてる客層と大河ドラマ展てあんまり一致しない?わりと穏やかに鑑賞可能でした。家康の人生の順番だと岡崎→東京→静岡が巡回順としてはいいような気もするけど番組は東京で作ってるわけですしね。久能山東照宮のものが多くかなり歴史の展覧会である。三井の「大日本五道中図屏風」はいい仕事をしていた。大阪城にとって家康ってあんまりありがたくない人だと思うのですが「東照宮縁起絵巻」所蔵してて偉いなと思いました。
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