Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

錦絵にみる明治時代―丹波コレクションが語る近代ニッポン―

2021-05-30 01:45:14 | Weblog
神奈川県立歴史博物館 2021年4月29日~6月20日
 
 後期になって、都内の美術館が再開しまくる前に行ってきました。緑色の凱旋門が気になった。天皇皇后が描かれていても実際は皇后はいなかった、な絵多いな。グラビア的な用途だった錦絵をスクラップすると画帖になるんだなと勝手に納得した。
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本門寺の狩野派

2021-05-30 01:38:18 | Weblog
池上本門寺霊宝殿 2021年4月3日~6月27日

 本門寺の狩野派展、行きそびれていて前期も逃したけど都内の美術館が結構閉まってる中開いてるので行けた。みっちり狩野派の作品が展示されている。狩野家は日蓮宗で本門寺にお寺があって作品も結構ある。後期の展示では琴碁書画の画だけでなく画中画だらけの狩野古信「琴碁書画図屏風」が面白かった。福禄寿に渡そうとしてるのは桃じゃなくて宝珠かなと思った。
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忘れられた絵画史の本流-江戸狩野派の250年

2021-05-22 01:02:38 | Weblog
静岡県立美術館 2021年5月22日~6月27日

 研究上必須なので内覧会に潜入してきました。忘れられた、というかわざわざ取り上げられない(のはなぜか、を考えた方がいいかも)江戸狩野の展覧会。しかも個人コレクションでほぼほぼ初公開。これキャプションつけて展示するだけでも大変である。絵師の系統は大事で、多くの絵師を紹介する意義は大いにあるが、絵師の系統の展示みる人はついていけるのか?図録もちゃんとしてるけどとにかく見たことない人ばっかりなので実際に見た方がいいと思う。同時開催の「江戸狩野派の古典学習-その基盤と広がり」がとてもいい。ルックスが呂洞賓の仙人が諸葛孔明みたいな羽毛扇持ってるのが受けた。八仙人に蝦蟇仙人が入ってくるのは蝦蟇鉄拐の結びつきが強いからで、銭つながりで藍采和と劉海蟾(蝦蟇仙人と同一視)が読み替えられるんだと思ってます。狩野派だけではない感じ(中国ドラマでも神仙もの好きだし、もしかして私仙人が好きなのだな)
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錦絵にみる明治時代-丹波コレクションが語る近代ニッポンー

2021-05-16 12:12:38 | Weblog
神奈川県立歴史博物館 2021年4月29日~6月20日

 前期が23日までで、次の週末は行けないかもと思って行ってきました。後期も行くな。神奈川県立歴史博物館の浮世絵コレクションの主たる部分を集めた丹波さんの著書に『錦絵にみる明治天皇と明治時代』という本が博物館に作品が入る前にあって、それのリスペクトでもあり、丹波コレクションの原点って感じか。幕末~明治の大河ドラマを見続けてきたかいがあっていろいろわかるぞ。美術というかグラビアだったんだというのは納得。そして浮世絵あるあるの板木使いまわしもある。
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遠山記念館の50年

2021-05-06 08:56:06 | Weblog
遠山記念館 2021年4月3日~5月30日

 前期と後期で一部展示替えがあって後期です。5月5日までは邸宅で端午の節句飾りがあるので間に合わせて行ってみました。そんなに広くない展示室なので名品を丁寧に見る気持ちになります。指定品を全部出してる展示ですが指定品はもちろん見たことがあるので、それ以外の、伝李迪「長春図」(折枝~って感じの)とか黒田清輝「裸婦習作」などが新鮮だった。岡田半江もそういえば米法なのだな。
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