Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

狩野派学習帳

2020-07-29 02:07:34 | Weblog
板橋区立美術館 2020年7月11日~8月10日

 展示室拡張したので数が出せて体系的な展示になってて結構。解説、わかりやすいようで結構難しいこと書いてないか? 最近狩野派のこと少し知識が増えたので面白く読めた。逸見一信が集まってきているので、逸見一信展をするべきだな、この館で。狩野探幽「富士山図屏風」は富士山が描いてあるんだけど右側は中国山水ぽくもある。新収蔵品ででている蹄斎北馬、画風的には狩野派学習帳に混じっていても違和感ない。
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ART in LIFE, LIFE and BEAUTY

2020-07-26 00:20:21 | Weblog
サントリー美術館 2020年7月22日~9月13日

 掘り下げ、新味のある所蔵名品展でリニューアル・オープンにふさわしい展示。関連現代作家の作品展示があるのもほどよく面白い。誰が袖図屏風の考証とかよかった。「泰西王侯騎馬図」、、左端、ギーズ大公フランソワ・ド・ローランでは大物ではあるけれど、アンリ4世とだとバランスが悪くないか?これはカール5世であってほしい、とスペインドラマ脳としては思うのであった。
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日本絵画の隠し玉 ~大倉コレクションの意外な一面~

2020-07-26 00:11:23 | Weblog
大倉集古館 2020年6月27日~7月26日
 
 6月2日始まりの予定が27日にずれ込んで、でも開催できてよかった。隠し玉?って感じでもないものもあったような。そしてこれが意外な一面だとしたら大倉コレクションの王道って何? 隠し玉というくくりでなく、テーマ性のある展示のほうがいいと思うのですが。狩野惟信「周茂叔・林和靖図」が気になった。それから「空也上人絵伝」、空也って絵でも口から仏像出てるんだ・・・・・・
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特集 日本美術の記録と評価 調査ノートにみる美術史研究のあゆみ

2020-07-18 02:18:41 | Weblog
東京国立博物館本館14室 2020年7月14日~8月23日

 昔の偉い先生の調査ノートと模本、作品。田中一松先生の略図が要を得ていてよい。長生きも大事。
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特別展 きもの

2020-07-18 02:11:59 | Weblog
東京国立博物館平成館 2020年6月30日~8月23日

 予想以上に面白かったがまとまりがあるようなないような。意外と「きもの」以外のものも出てて、新しめのものも多かった。火消の半纏も明治大正昭和の着物もいいんだけど、現在までいくので盛沢山すぎのようにも思った。
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三井家が伝えた名品・優品 第1部 東洋の古美術

2020-07-12 02:16:10 | Weblog
三井記念美術館 2020年7月1日~7月29日

 コロナウィルス対策で時間短縮のこちら。1階で検温と連絡先の提出がある。沈南蘋「花鳥図」11幅は日本の古美術で出してくれるほうがありがたい気がする。花や鳥の名前が丹念に調べてある解説だった。武則天のドラマを見てたら、拓本の解説に出てくる人名に結構なじみが。中国ドラマで蓄えた知識がじわじわ効いてくる。
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古典×現代2020 時空を超える日本のアート

2020-07-05 01:01:48 | Weblog
国立新美術館 2020年6月24日~8月24日

 3月11日~6月1日予定だったものが延期、会期短縮とはいえ開催されてよかった。古典×現代、の現代は必ずしも現代美術ではない現代の美術だな。8人の現代の美術家の作品と8種の日本の古美術の作品を組み合わせた展覧会。花鳥画×川内倫子は若冲×川内倫子にしたかったのでは?と思わなくもない。総合的な大美術館で所蔵品でやったら掘り下げられて面白そうな発想。北斎、展示してる富嶽三十六景のバージョンとしりあがり寿が使ってるバージョンは違うな?と思ってしまう浮世絵脳の私だった。 蕭白の新出の鯉の絵面白い。横尾忠則的奇想の系譜って若冲蕭白北斎国芳なんだなと納得した。刀剣と鴻池朋子、乾山と皆川明がコラボレーションとしてはよかったと思った。
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