昭和13年(1938)3月
明律大学卒業式
穂高は、「君らの背負うものは、重いかもしれない。だが、君らは、その重みに耐えうる若者だと、世の中を変える若人だと私は知っている。」
この前の言葉も良い言葉の連続でした。良い訓示ですよね。
4月
明律大学を卒業した寅子は、働きながら、次の試験に向けて勉強を続けていくことになりました。
働き場所は、雲野法律事務所。塚地さんが演じる雲野弁護士の事務所です。
はたして、寅子は、どんな仕事をするのか?今日は、お茶くみだけでした。
仲間たちとは勉強会。
崔は、竹もとで住み込みで働いています。
花岡は、裁判官になるための修習生。桂場の下についているようです。
花江ではありませんが、「はやく、花岡寅子になっちゃえば、良いのに。」いや、優三がいましたよ。流れ的に、花岡は、『ひよっこ』でいえば、島谷でしょう。『舞いあがれ!』でいえば、柏木ですよね。たぶん。
竹もとに特高。
崔を追いかけてきたようです。
崔香淑の告白。日本によんでくれた兄。兄は、特高に狙われて、朝鮮へ帰国。
☆心に翼
崔は、寅子に、なぜ勉強を続けているのかと聞かれて、「みんなとこれからの女子部の学生のためです。少しでも役に立ちたかった。」
崔の皆を想う気持ちにウルウルしてしまいました。
人のために頑張れる人って、素敵です。
よねが、崔に、「今しかないぞ。朝鮮に帰るなら。」
よねの言うとおりでしょう。崔は、朝鮮に帰ることになるのでしょう。
女子5人がそろって高等試験に合格することを願っていましたが、叶わないようです。残念。
※次回への期待度○○○○○○○○(8点)
特高が崔の兄に拷問なんて場面がなくて良かったです
「まんぷく」では、ありました
どういう時代に生まれたか?どの国に生まれたか?選べません・・・
そして、どんな家庭に生まれたかも選べないのです・・・
どういう時代、国、家庭、どれも選ぶことは、できません。
崔香淑も、日本に生まれていたら、寅子と共に、最初の女性弁護士になっていたことでしょう。