sachiclinic's blog

すこやかな毎日を迎える日のために

ゆうちゃん闘病記 just time -15-

2020-09-08 19:51:26 | アトピー性皮膚炎
ゆうちゃん闘病記 just time -15-

久々の投稿です。前回ブログを更新した後の1か月半、悪化の一途を辿りました。
自分でストイックに水分制限をしやれることをやっていましたが、身体がついて行きませんでした。
入院する直前は毎日恐ろしい痒みと痛みでとても辛い日々を過ごしていました。

そう、僕は阪南中央病院に入院したのです。

以下、6月14日自身のFacebook投稿記事です。
『入院から1週間がたちました。
皮疹の悪化に伴い、大阪の病院にいます。人生で初めて長期治療・療養です。
4月、5月色んな事がありました。
コロナによる様々な心配事、親友を無くした哀しみ、FC衣料品店の閉店準備、次々に出てくる様々な問題への対処で精神的にも追い込まれました。
心はいつも前向きに積極的にと行動を起こし不安を打ち消しやってきましたが、身体が皮膚が悲鳴をあげました。
精神的なプレッシャー(重み)に耐え切れずドカッと潰れてしまいました。
これは僕の本意ではありません。しかしながら、僕の身体(皮膚)は局所的に物凄い悪化を始めたのです。
最初はやれる仕事は頑張ってやり、騙し騙し付き合っていましたが、症状が酷く出てだんだんと仕事が出来なくなってしまいました。
家で安静にしていても、症状は全く改善されずそれどころか悪化するばかり。入院すべくして入院したという感じです。
僕は正味20年以上、アトピー性皮膚炎治療でステロイド外用薬を皮膚に塗り続けて来ました。
2019年4月にステロイド離脱するわけですが、最初の3ヶ月間非常に苦しみました。
それを乗り越えてからも次々と襲ってくる症状に苦しみながらも、どうにかこうにかやり過ごして来ました。
本当にこの1年間良く頑張ったと自分でも称賛します。
ですが、初期症状のような劇的な悪化を経験するわけです。本当に恐ろしいことで、正に薬害です。
この1年少々の間、もの凄く勉強をしました。
難治化アトピー性皮膚炎、ステロイド薬、皮膚科の治療、健康とは何か、等について自分が納得できるまで調べあげました。
僕は人生をかけて宿命を変えてみせると。その信念を持って自分の病に向き合っています。
これだけ痒く、痛く、辛く、苦しい日々は僕に様々な事を教えてくれます。
家族に対して、従業員に対して、共に生きている友人や仲間達に対して、そして自分の運命に対して深い深い愛情を覚えます。
この世は素晴らしい、と心から思います。涙が込み上げます。このような経験は滅多にできる事ではない。
このことについて本当に有り難く、感謝です。
僕は故郷を離れ、治癒に専念しています。
できる時に、できる事を、ここに綴ろうと思います。
幸福は、いつも自分の手に握っているのです。』

入院患者は1部屋に4人いました。
フロアは男性と女性とに分かれており、コロナウィルス対応のため面会禁止、患者同士の情報共有の場も密になるので出来ない状態でした。
治療のための運動と多少の買物のみ外出が許されていました。
近くに大泉緑地という大阪府運営の大きな公園があり、とても素敵な公園で毎日朝夕ウォーキング、ジョギングに出かけ、癒されていました。
実際、僕はストイックに取り組んでいた水分制限や1枚ガーゼ療法、シャワーの回数など、自分は良いと思いやっていた事が間違いだったことに入院して初めて気が付いたのです。
つづく
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 外用ステロイド離脱症状の署... | トップ | サロンド・アトのご報告 9月... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ワンネス)
2020-09-12 22:28:41
こんなに苦しい体験をしてくれている、ご自分自身に、ありがとうの言葉を送ってあげてください🌈大丈夫ですよ😊❣️
Unknown (ゆうちゃん)
2020-12-12 17:45:51
コメントありがとうございます。
脱ステをしてから自分の身体をいたわるようになりました。そして、入院して本当に1年間よく頑張ったねと。自分自身を愛するとはこういう事ですね。当たり前ではない。人生観も変わりました。

コメントを投稿

アトピー性皮膚炎」カテゴリの最新記事