さちです。
経験豊富な小児科の先生から、次のお話しを教えていただきました。
ご紹介いたします。
なるほどそうかーと、思います。
小さいときは大切です。
ちょっとしたことで、大きな影響がのこります。
子どもの治る力は、おおきいので、「自然治癒」を導いていきたいと思います。
一年中、半そで半ズボン!
子どもにはそれが一番です。
********************************************
ステロイド軟膏による皮膚組織の萎縮を逆手にとった治療がありますが、ご存知ですか?
赤ちゃんの陰唇癒合や臍肉芽に対してステロイド軟膏を数週間塗布することにより、
癒合している陰唇を解離させたり、膨らんでいる臍肉芽を退縮させたりする治療です。
以前は、外科的に陰唇の癒着部分を切開したり硝酸銀で肉芽を焼いていました。
ステロイドがコラーゲン合成を抑制することを利用しているものと思います。
乳幼児期からステロイドを皮膚に塗布していた場合、
真皮層のコラーゲン合成が抑制されますので、
真皮層が薄くなって毛細血管やそれにつながる細動脈など、皮膚に栄養素や酸素を
運ぶインフラが育たないことになってしまいます。
乳幼児期に長期にステロイド塗布を多量に行った皮膚は、湿疹が軽快したとしても
皮膚のつやがなくカサカサしやすいようです。
校医として内科健診でたくさんの小学生の皮膚を見ますが、
湿疹はなくても、いわゆる鮫肌の子どもがけっこういます。
血流が悪いのでしょうが、顔色も冴えないことが多いです。
この子達が、成人になってストレスがかかって腸内環境が悪化した際に
排泄力がない毛穴で炎症が起こり再発する可能性があると思います。
現在メインストリームになっているステロイドをプロアクティブに使うという方法を
患者さんに薦める気持ちにはとてもなれません。
なぜ、皮膚に炎症が起きているかを追求せずに、火消しのように抗炎症をするから、
長期的にステロイド塗布になってしまうのだと思います。
経験豊富な小児科の先生から、次のお話しを教えていただきました。
ご紹介いたします。
なるほどそうかーと、思います。
小さいときは大切です。
ちょっとしたことで、大きな影響がのこります。
子どもの治る力は、おおきいので、「自然治癒」を導いていきたいと思います。
一年中、半そで半ズボン!
子どもにはそれが一番です。
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ステロイド軟膏による皮膚組織の萎縮を逆手にとった治療がありますが、ご存知ですか?
赤ちゃんの陰唇癒合や臍肉芽に対してステロイド軟膏を数週間塗布することにより、
癒合している陰唇を解離させたり、膨らんでいる臍肉芽を退縮させたりする治療です。
以前は、外科的に陰唇の癒着部分を切開したり硝酸銀で肉芽を焼いていました。
ステロイドがコラーゲン合成を抑制することを利用しているものと思います。
乳幼児期からステロイドを皮膚に塗布していた場合、
真皮層のコラーゲン合成が抑制されますので、
真皮層が薄くなって毛細血管やそれにつながる細動脈など、皮膚に栄養素や酸素を
運ぶインフラが育たないことになってしまいます。
乳幼児期に長期にステロイド塗布を多量に行った皮膚は、湿疹が軽快したとしても
皮膚のつやがなくカサカサしやすいようです。
校医として内科健診でたくさんの小学生の皮膚を見ますが、
湿疹はなくても、いわゆる鮫肌の子どもがけっこういます。
血流が悪いのでしょうが、顔色も冴えないことが多いです。
この子達が、成人になってストレスがかかって腸内環境が悪化した際に
排泄力がない毛穴で炎症が起こり再発する可能性があると思います。
現在メインストリームになっているステロイドをプロアクティブに使うという方法を
患者さんに薦める気持ちにはとてもなれません。
なぜ、皮膚に炎症が起きているかを追求せずに、火消しのように抗炎症をするから、
長期的にステロイド塗布になってしまうのだと思います。