かぐや姫です 3月を前にして、急に暖かくなってきました。昼との気温差が大きいですが、花粉と共に春がやってくる~
去る2月20日、兵庫県で行われた第13回アトピー性皮膚炎に対しステロイドを使わない治療を考える会に参加しました。
第1演者の佐藤健二 (阪南中央病院皮膚科)先生の「入院生活の実際」のお話から、私がメモしたことをお知らせします。
入院目的は、安静にし、合併症を防ぎ、規則正しい生活を送り、家族の身体的負担と精神的負担を軽くし、悪化要因を見つけ出し、理論を学び、正しいスキンケアを実践し、適切な食事をとり、ストレスを除去することです。
ステロイドの使用を中止すると、リバウンド現象が起きます。通常中止後7日後にピークがきます。
その後の生活で、保湿剤・軟膏・水・布団・衣服・化粧・UV化粧品はすべて保湿の役割をして、皮膚の回復を妨げます。できるだけ避けるようにします。痒くて掻いても大丈夫。脱保湿で皮膚は掻いても傷つかなくなる。
傷口を覆うガーゼは水道水で選択し、乾かして柔らかくして使用すると良い。
皮膚の痛みが減れば、リハビリ開始。普通の速さでの散歩から始めて、連続30分は散歩できるようにする。
食事制限はなし。ただし、浸出液や落屑が多い時は、タンパク質を意識して摂取すること。塩分は控えめに。水分は食事も含めて1日1500mlを一日の排尿量や尿色をチェックしながら飲む。
入浴は、冬は少なめ、夏は毎日。湯船にはつからず、陰部と発汗部のみ洗う。
衣服は、綿素材のものを着用し、厚着はしない。上着の裾は出して着る。下着はタグや縫い目を避けるため裏返しに着る。
布団は薄めのものを何枚もかけるほうがよい。
アトピーはアレルギーではない。
決まった時間に起床・就寝することが大切。昼寝はしない。どうしても眠たい場合は、椅子に座ってうたたねをする。
手袋はしないほうがよい。どうしても着用する場合は、夜間のみ。
プロトピック、ステロイドを初めとする塗る治療はしない。
第2演者の藤澤先生によると、ステロイドは治療はできるけれど治すことはできない。ステロイドの使用をやめることで、自然治癒力がアップする。ステロイドを使用しない人のほうが、した人よりも完治する割合は高く、完治するまでの時間は短い傾向にあることが患者さんの追跡調査で明らかになっているそうです。
いかに自然治癒力を高めて自力で治していくかが、治療のポイントのようです。
去る2月20日、兵庫県で行われた第13回アトピー性皮膚炎に対しステロイドを使わない治療を考える会に参加しました。
第1演者の佐藤健二 (阪南中央病院皮膚科)先生の「入院生活の実際」のお話から、私がメモしたことをお知らせします。
入院目的は、安静にし、合併症を防ぎ、規則正しい生活を送り、家族の身体的負担と精神的負担を軽くし、悪化要因を見つけ出し、理論を学び、正しいスキンケアを実践し、適切な食事をとり、ストレスを除去することです。
ステロイドの使用を中止すると、リバウンド現象が起きます。通常中止後7日後にピークがきます。
その後の生活で、保湿剤・軟膏・水・布団・衣服・化粧・UV化粧品はすべて保湿の役割をして、皮膚の回復を妨げます。できるだけ避けるようにします。痒くて掻いても大丈夫。脱保湿で皮膚は掻いても傷つかなくなる。
傷口を覆うガーゼは水道水で選択し、乾かして柔らかくして使用すると良い。
皮膚の痛みが減れば、リハビリ開始。普通の速さでの散歩から始めて、連続30分は散歩できるようにする。
食事制限はなし。ただし、浸出液や落屑が多い時は、タンパク質を意識して摂取すること。塩分は控えめに。水分は食事も含めて1日1500mlを一日の排尿量や尿色をチェックしながら飲む。
入浴は、冬は少なめ、夏は毎日。湯船にはつからず、陰部と発汗部のみ洗う。
衣服は、綿素材のものを着用し、厚着はしない。上着の裾は出して着る。下着はタグや縫い目を避けるため裏返しに着る。
布団は薄めのものを何枚もかけるほうがよい。
アトピーはアレルギーではない。
決まった時間に起床・就寝することが大切。昼寝はしない。どうしても眠たい場合は、椅子に座ってうたたねをする。
手袋はしないほうがよい。どうしても着用する場合は、夜間のみ。
プロトピック、ステロイドを初めとする塗る治療はしない。
第2演者の藤澤先生によると、ステロイドは治療はできるけれど治すことはできない。ステロイドの使用をやめることで、自然治癒力がアップする。ステロイドを使用しない人のほうが、した人よりも完治する割合は高く、完治するまでの時間は短い傾向にあることが患者さんの追跡調査で明らかになっているそうです。
いかに自然治癒力を高めて自力で治していくかが、治療のポイントのようです。