今回のテーマは「お風呂について」
アトピー性皮膚炎の原因:皮膚防御壁機能障害
皮膚自体のバリアが大切
1. 石けん・界面活性剤(体表のPHを上げる)
2. 黄色ブドウ球菌由来のプロテアーゼ(たんぱく質分解酵素)
3. ステロイド外用剤 ステロイドは落屑をおこすプロアテーゼ
4.5~1.5万年前にヨーロッパの洞窟に住んでいた
ホモ・サピエンスは風呂に毎日入らなかった(入れなかった)
⇒ 究極の風呂断ち
昔のヨーロッパ
〇17世紀フランス
清潔とは下着を毎日変えることで
入浴することではなかった
ルイ14世は64年間の生涯で
1回だけしか入浴しなかった
〇19世紀イギリス
入浴習慣のない人達が大勢いた
〇フランスでは“体を洗わない”のが普通
ヨーロッパでは、古代から毎日入浴したり、
体を洗ったりする習慣がなかった
フランス人は今でも週に1度くらいしか入浴しない
「皮膚や汚れを洗い流すと健康が損なわれる」
という理由
乾燥しているヨーロッパでは入浴に必要性が小さい
日本の入浴事情
〇平安時代(794~1192)
上流公家の入浴回数1週間に1回
〇江戸時代
貝原益軒(1630~1714) 養生訓
夏でないときは
5日に1度 洗髪
10日に1度 入浴
〇五木寛之 養生の実技
「自身の体験と偏見による養生の実技」
入浴は体をあまり洗わないことが大事
洗髪はほどほどに
皮脂や歯垢にもそれなりの役目がある
清潔にこだわると免疫力が落ちる
髪の毛のシャンプーは年に4回
(春・夏・秋・冬に1回ずつ)
〇タモリ式入浴法
石鹸を使わず、浴槽に5~10分間つかるだけ
汚れの80%がとれ、肌もつやつやになる
〇石鹸や液体洗剤を使って毎日赤ちゃんが沐浴
人類は肌が弱いのに毎日洗剤を使うので、
皮膚のバリア障害になる
そんな動物は地球上存在しない
反省するべきである
〇アメリカの新聞「The Wall Street Journal」
乳児のアトピー、洗いすぎ原因か?の記事掲載
〇広島市南区で開業されている助産師 前原英子さんのお話
以前は20名に1名は、黄疸が出て治療していた
産後のドライテクニックを取り入れた結果、
出産された279名中、黄疸が出られたのは2名のみ
ドライテクニック(沐浴を当分の間行わない)
・羊水・胎脂などの保湿物質はそのままにしておく
⇒体温低下を予防する ⇒皮膚からの細菌感染を防ぐ
・安静にする ⇒体力を消耗しない ⇒哺乳力が減退しない
⇒肝臓の働きがよくなる ⇒黄疸が出にくい
・結果 ⇒皮膚が乾燥しにくい・脱水症状になりにくい
⇒皮膚がきれい・生下時体重に戻りやすい
☆彡新生児の持つ生命力を見守り、はぐくむことが大切☆彡
参考「ママも安心 アトぴっ子の素肌をつくる」隅田さちえ著
〇入浴回数が平均月1回のチベット
アトピー性皮膚炎児はnothing
〇13~14歳の念連想のアトピー性皮膚炎罹患率
北京1.6%
香港2.7%
中国より風呂好きな韓国4.6%
毎日入浴する日本の福岡10.5%
〇入浴することで、皮膚の保湿成分が溶け出し、乾燥状態をつくる
☆彡健康な皮膚の状態だと問題ないが、
トラブルを抱えている皮膚には入浴が負担になる☆彡
皮膚をふやかさない・バリアを壊さない
・症状の悪いときは、着替えだけする
・風呂断ち・脱風呂
調子が良ければ、簡単な行水をする
・石鹸は使わない
・タオルで皮膚をこすらない
界面活性剤は皮膚をこわす
皮脂や垢は自然に脱落する
世界的に見ても突出している入浴習慣のある日本人
それが、皮膚トラブルを誘因いるようです。
次回の「アトピー広場」は3月12日土曜日です。
テーマは「運動」です。
お楽しみに!!
アトピー性皮膚炎の原因:皮膚防御壁機能障害
皮膚自体のバリアが大切
1. 石けん・界面活性剤(体表のPHを上げる)
2. 黄色ブドウ球菌由来のプロテアーゼ(たんぱく質分解酵素)
3. ステロイド外用剤 ステロイドは落屑をおこすプロアテーゼ
4.5~1.5万年前にヨーロッパの洞窟に住んでいた
ホモ・サピエンスは風呂に毎日入らなかった(入れなかった)
⇒ 究極の風呂断ち
昔のヨーロッパ
〇17世紀フランス
清潔とは下着を毎日変えることで
入浴することではなかった
ルイ14世は64年間の生涯で
1回だけしか入浴しなかった
〇19世紀イギリス
入浴習慣のない人達が大勢いた
〇フランスでは“体を洗わない”のが普通
ヨーロッパでは、古代から毎日入浴したり、
体を洗ったりする習慣がなかった
フランス人は今でも週に1度くらいしか入浴しない
「皮膚や汚れを洗い流すと健康が損なわれる」
という理由
乾燥しているヨーロッパでは入浴に必要性が小さい
日本の入浴事情
〇平安時代(794~1192)
上流公家の入浴回数1週間に1回
〇江戸時代
貝原益軒(1630~1714) 養生訓
夏でないときは
5日に1度 洗髪
10日に1度 入浴
〇五木寛之 養生の実技
「自身の体験と偏見による養生の実技」
入浴は体をあまり洗わないことが大事
洗髪はほどほどに
皮脂や歯垢にもそれなりの役目がある
清潔にこだわると免疫力が落ちる
髪の毛のシャンプーは年に4回
(春・夏・秋・冬に1回ずつ)
〇タモリ式入浴法
石鹸を使わず、浴槽に5~10分間つかるだけ
汚れの80%がとれ、肌もつやつやになる
〇石鹸や液体洗剤を使って毎日赤ちゃんが沐浴
人類は肌が弱いのに毎日洗剤を使うので、
皮膚のバリア障害になる
そんな動物は地球上存在しない
反省するべきである
〇アメリカの新聞「The Wall Street Journal」
乳児のアトピー、洗いすぎ原因か?の記事掲載
〇広島市南区で開業されている助産師 前原英子さんのお話
以前は20名に1名は、黄疸が出て治療していた
産後のドライテクニックを取り入れた結果、
出産された279名中、黄疸が出られたのは2名のみ
ドライテクニック(沐浴を当分の間行わない)
・羊水・胎脂などの保湿物質はそのままにしておく
⇒体温低下を予防する ⇒皮膚からの細菌感染を防ぐ
・安静にする ⇒体力を消耗しない ⇒哺乳力が減退しない
⇒肝臓の働きがよくなる ⇒黄疸が出にくい
・結果 ⇒皮膚が乾燥しにくい・脱水症状になりにくい
⇒皮膚がきれい・生下時体重に戻りやすい
☆彡新生児の持つ生命力を見守り、はぐくむことが大切☆彡
参考「ママも安心 アトぴっ子の素肌をつくる」隅田さちえ著
〇入浴回数が平均月1回のチベット
アトピー性皮膚炎児はnothing
〇13~14歳の念連想のアトピー性皮膚炎罹患率
北京1.6%
香港2.7%
中国より風呂好きな韓国4.6%
毎日入浴する日本の福岡10.5%
〇入浴することで、皮膚の保湿成分が溶け出し、乾燥状態をつくる
☆彡健康な皮膚の状態だと問題ないが、
トラブルを抱えている皮膚には入浴が負担になる☆彡
皮膚をふやかさない・バリアを壊さない
・症状の悪いときは、着替えだけする
・風呂断ち・脱風呂
調子が良ければ、簡単な行水をする
・石鹸は使わない
・タオルで皮膚をこすらない
界面活性剤は皮膚をこわす
皮脂や垢は自然に脱落する
世界的に見ても突出している入浴習慣のある日本人
それが、皮膚トラブルを誘因いるようです。
次回の「アトピー広場」は3月12日土曜日です。
テーマは「運動」です。
お楽しみに!!
住んでいる長野県には、脱ステロイドをご支援くださる医者がいないようで、相談できずに困っています。
細菌感染等が心配です。