気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

オオルリとアカメガシワ

2018年09月30日 | ヒタキの仲間 2018~
オオルリも街中の公園に姿を見せています。
幸せの青い鳥と呼びたくなる美しい姿のオオルリ(オス成鳥)。
繁殖のため日本に里帰りする夏鳥で、ふたたび越冬地の東南アジア方面へ渡っていきます。

アカメガシワの木に何度も飛んで来て実をついばんでいました。
晴れの予報でしたが、雲が多く林の中は薄暗く撮影条件はいまひとつ。
一度だけ明るい所へ、枝先から上半身を見せてくれました。










オオルリのメスと迷いましたが、
メスのキビタキでしょうか? 





連写した中からトリミング、オオルリの後方に小さな虫が写っています。
オオルリは振り返ることなく、目線の先に飛び立っていきました。

オオルリ(大瑠璃)Blue-and-White Flycatcher 全長約16㎝

アカメガシワ(赤芽柏)
新芽は赤くて美しいのが、名前の由来。。
株によってメス、オスがあり、実の生る木と、生らない木とに分かれているそうです。
葉っぱの形を頼りに木を探しても、実がなっていない木が多いのは雌雄異株(しゆういしゅ)の植物だから!
オスの株を見て、似ているけれど別の種類の植物だと勘違いしていました。

実の生る木を覚えると、秋冬の探鳥に役立ちますね。

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初秋の花と虫

2018年09月30日 | 鳥見ついでに花や昆虫
ツルボ (蔓穂)
可憐な薄紫の小花が風に揺れていました。



ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)
アメリカミズキンバイとも呼ばれる帰化植物とのことです。



ヌルデ(白膠木)
粟粒が集まったような白い小花、よく見るときれいです。

ベニシジミ
ヌルデの花の蜜は、小型の蝶や虫に人気のようです。

アブの仲間でしょうか?目の形が特徴的でした。

ハナムグリが何匹も。
葉っぱのゴツゴツは、虫に寄生されてできた「虫こぶ」=「五倍子」(ふし)
別名「五倍子の木(ふしのき)」と呼ばれるそうです。


ノアズキ(野小豆)
バラのつぼみのようにクルッと巻いた不思議な形の小花。

よく見ると腹部の縞模様が青く美しい
アオスジハナバチ


タマスダレ(玉簾)

別名・レインリリー。江戸時代に渡来してきたそうです。


クサネム(草合歓)
ネムノキの葉によく似た葉のマメ科の植物。
黒っぽい種子は大きさや形が米粒と似ていて、混入すると米の等級を落とすこともあるとか。
農家さんにとって水田に生えると厄介な雑草だそうです。
撮影したのは、大きな池の畔の公園でした。


丸々と立派な栗が入ったイガグリ。
同じ枝に栗の花が咲いていました。


公園の植え込みに真っ赤な花が何輪か咲いているので、近づいてみたら
ツツジでした。春の花なのに…

目当ての鳥が見つからないので、道端の草木にカメラを向けてみました。
どの花にも小さな虫たちが集まっていて、新鮮な驚きでした。

夢中になり過ぎて、早くも刈り入れの終わった田圃にキジの一家がいたことに気づかず。
大きな鳥たちがバサバサと飛び立つ羽音に、驚き過ぎて、一瞬、鳥肌が立ちました。
3~4羽のキジたちは、あっという間に林の中へ姿を消しました。


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蒼鷺流・太陽礼拝

2018年09月29日 | アオサギ
土俵入り、座禅、パラボラアンテナ・・・
いろいろと連想をかきたてられるアオサギの羽干し。
なんともユーモラスな格好です。
近くからカメラを向けても気にしていないようでした。
裏と表、羽を手入れする様子を、じっくり撮らせてもらいました。
朝陽に向かってのポーズは「太陽礼拝」のようにも見えました。


他の白いサギがこのようなポーズで日光浴する姿を見た記憶がありません。
みなさんは、いかがでしょうか?
アオサギの独特なポーズなのでしょうか?















◆『アオサギを議論するページ』の まつ@管理人さんは、このポーズをこう解説されています。
https://www.grey-heron.net/

≫天気の良い日など、太陽のほうを向いて羽を広げているのをよく見かけます。
ときには背面を向けることもあるようですが。
このポーズ、とくに水に濡れる状況にないときでもしているので、
羽を乾かすという役割はないようです。おそらく虫干しかなにかなのでしょう≪



こちらもアオサギの日光浴スタイルのひとつ。
みなさまのコメントにもあった「カワウの羽干し」と格好が似ていますね。


コロニーになっている大木の上で、何羽ものアオサギが太陽に向けて翼をひろげていました。

アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝

大型で非常に強い台風24号、今日は一日中沖縄で暴れまわる予報だそうです。
今朝7時、那覇で50.8m/sの暴風を観測したとか。どれほどの強風なのか想像がつきません。
明日は九州から近畿地方へ直撃コースですが、沖縄を離れた後、速度が上がる予報です。
沖縄はじめ、各地の被害が最少で済むことを心より願っています。

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キビタキ 近くの枝に…

2018年09月27日 | ヒタキの仲間 2018~
山間部の林で繁殖を終えたキビタキたちが、ふたたび市街地の公園に姿を見せています。
越冬地の東南アジア方面へ渡る前に、たっぷり栄養をとって体力をつけます。
枝の込み入った薄暗い林の奥で虫を捕食。
時々、木の実を食べに林縁に飛んできました。


枝被りで逆光ですが、近くに止まってくれました。
しばらく同じ枝に居てくれたので、露出補正する余裕もありました。
キビタキからは順光ではっきり私の姿が見えているはずです。
のんびりした相手だから、いつでも逃げられると思われたのかもしれません。


逃げるようすがないので、ゆっくり立ち位置を変えて全身を写せました。






控えめな魅力のメス。


アカメガシワの実が食べごろだったようです。


夏鳥のヒタキ類が競い合うように食べていました。

キビタキ(黄鶲)Narcissus Flycatcher 全長約14cm

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シロチドリ、オバシギ

2018年09月26日 | チドリの仲間
シギやチドリの仲間の大半は、春と秋、渡りの途中で日本に立ち寄る旅鳥ですが、
シロチドリは、一年中、近場の浜辺で見られる留鳥です。

この日も一羽のシロチドリが観られました。
繁殖期を終えて、冬羽に変わったメスでしょうか?あるいは幼鳥?
まだまだ修行中なので断定はできません・

大きな黒い目が印象的です。






ちょこちょこ歩いてピタッと立ち止まる「千鳥足」


「だるまさんが転んだ」をしているような気分です。

シロチドリ(白千鳥)Kentish plover 全長約17㎝


後ろに写っているのは、オバシギです。


≪2018年8月下旬撮影≫

オバシギ(尾羽鷸) Great Knot 全長約28cm

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晴れ時々カワセミ、イトトンボ

2018年09月25日 | カワセミ
「飛ぶ宝石」「水辺の宝石」とも呼ばれ、とても人気の高いカワセミ。
北海道では夏鳥ですが、本州ではほぼ一年中見られる留鳥です。
その割に、私のブログには登場回数が少ない野鳥です。

家から徒歩で行ける川や池の水面上を、弾丸のように一直線に飛ぶ姿をよく見かけます。
青く光る姿を見かけると幸運な気分になれますが、たいてい写す間もなく姿が見えなくなります。
良い撮影ポイントは人の数も多いので、つい遠慮してしまいます。

この日は、たまたま出かけた池で岸辺近くの葦にとまってくれました。


開いた尾羽が綺麗です









上下のクチバシが黒いのがオス。下のクチバシが橙色のがメス。
今回の写真のカワセミは、黒々としたクチバシが凛々しいオスのようです。

カワセミ(翡翠、川蟬)Common Kingfisher 全長約17㎝



やっと赤いイトトンボを見つけた!と、よろこんだのもつかの間・・・
どうやらよく見かけるイトトンボの若いメスのようです。


成熟してくると体色が変化するのでしょうか??


アジアイトトンボ・アオモンイトトンボ
どちらの種類もよく似ていて、昆虫に詳しくない私には見分けが困難です。






これはまた少し色味が違って見えますね。


緑色のイトトンボ。
保護色になる場所を選んで翅を休めるのに感心させられます。

昆虫は種類も膨大な数で識別は難しいですが、写真に撮ってよく観るだけでもじゅうぶん楽しめますね。


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ぐるり、首の体操?コサメビタキ

2018年09月24日 | ヒタキの仲間 2018~
山地の森や林で繁殖を終えたコサメビタキたちが、街中の公園にも姿を見せるようになりました。
コサメビタキは夏鳥として日本に渡来して低山の明るい林で繁殖。
秋には越冬地の東南アジア方面へ渡っていきます。

スズメよりも小さな体で、空中で虫をつかまえるため林の中を枝から枝へすばやく飛び回ります。
秋と春には、街中の公園にも姿を見せますが、気づかず通り過ぎてしまう人が多いようです。
今年の秋はコサメビタキが例年より多いように感じています。












タイトル通り首をまわしてストレッチしているわけではなく、周囲を見回して虫を探しています。
真ん丸で大きな黒目。かわいらしい小鳥です。

カメラを構える私の存在にも気づいているはずですが、
間に何本も木があるので気にしていない様子でした。

コサメビタキ(小鮫鶲)Asian brown flycatcher/Brown flycatcher 全長約13cm


撮影した日の日中は湿度と気温が高かったので、コサメビタキも暑かったのでしょう。
こうして口を開けて体温調節をしていました。


クモか、クモの巣にかかった虫を食べたのでしょうか。
クチバシにクモの糸がついているように見えますね。


異常気象で桜の花があちこちでチラホラ咲いています。
私は一週間の間に三カ所の公園で桜の花を見かけました。


こちらはモクレン。小さな若い木に何輪も咲いていました。
花期はたしか4月頃のはず。植物も季節感を失うほどの異常気象?


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◆本日ふたつめの投稿です。先のブログも見て頂ければ幸いです。
 金柑らしき白い花に集う虫たちです。
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昆虫の集まる 花木

2018年09月24日 | 鳥見ついでに花や昆虫
昆虫たちが群がるように蜜を吸いに来る花木がありました。
甘く濃厚な花の香りが周囲に漂っています。
みかんに似た白い花を咲かせているので、柑橘系の樹木のようです。
アゲハチョウが3~4頭、入れ代わり立ち代わり。争うこともなく夢中で吸蜜していました。


ホシホウジャク


コアオハナムグリ??
花粉を食べる時、花びらを散らしていました。


ヒメキマダラセセリ?? 翅に模様のついたセセリ蝶は珍しいです。
もっとよく撮ろうと思ったのにすぐ飛び去ってしまいました。


チャバネセセリ?
茶色の翅のセセリ蝶、よく見かける馴染みの蝶のひとつです。


クマンバチ


?ちらっと調べるとドロバチの仲間?に似ているようです。


?ミツバチの仲間?蜂も種類が多くよく似たものが多いですね。
門外漢の私に昆虫の識別は困難です。


ツマグロヒョウモンの♂でしょうか。


アゲハ蝶の右上に小粒な緑色の実がなっています。
この大きさ、金柑でしょうか? 涼しくなる頃に再訪して確認してみたいです。

昆虫や植物の写真を撮るのも、楽しいですね。
もともと子供の頃から花や草木や虫が好きだったので、
童心にかえるような心地でカメラを向けています。


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アゲハ蝶と彼岸花(赤・白・黄)

2018年09月23日 | 鳥見ついでに花や昆虫
子どもの頃、身近な大人たちから「彼岸花は不吉な花」「毒があるから摘んではダメ」と聞かされました。
写真撮影を始めてから彼岸花が咲く時季が楽しみになりました。
田んぼの畔や土手に咲く独特な形の真っ赤な花は、とても魅惑的な被写体です。
とは言うものの、どう撮れば綺麗に写せるのか、いまだにわからず。カメラを構えて迷うばかり。
タイミングよく飛んできたカラスアゲハを狙って撮ってみました。






雨降りの日が続いたせいか、翅の端が痛んでいます。


高い木の上に、整った翅のカラスアゲハが止まっていました。
羽化して間もないのでしょうか。


一度だけ、彼岸花の蜜を吸いにやってきました。


ナミアゲハでしょうか。
彼岸花でなく、清楚な野の花にばかり止まります。




片方の翅が半分しかありませんが、それでも力強く飛んで花の蜜を吸っていました。
アゲハ蝶の成虫は二週間ほどの命だそうです。
羽化したばかりの整った翅の蝶も魅力的ですが、
短い日々を生き抜いた翅の欠けた蝶たち、強く心に残ります。


彼岸花といえば鮮明な赤い花を連想しますが、
日本に自生している彼岸花の仲間には白い花や黄色い花 もあるそうです。







黄色い彼岸花はショウキラン(ショウキズイセン)という名前だそうです。



毒があると言われる彼岸花ですが、昔は球根を水にさらし毒抜きして飢饉の際の非常食にしていたそうです。
参考:『日本の七十二候を楽しむ-旧暦のある暮らし-』~東邦出版~

▼彼岸花の球根を販売している農園のHP
http://higan.jp/siro.html

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イタチの狩り

2018年09月22日 | 鳥見ついでに花や昆虫
カメラを持って田園地帯を探鳥していると、草の中を何かが移動しています。
立ち止まってじっと目を凝らすと草の間にイタチが!


獲物を探して草原を俊敏に動き回るイタチ。



息をつめて動きを目で追っていると、大きなカエルをくわえて顔をあげました。
あまりにもドキドキして慌て過ぎて、残念ながら写真はピンボケに…
千載一遇のチャンスが~・・・


仕留めたカエルを草の上において、後ろ足で立ち上がるイタチ。
まるで威嚇するかのようにじっと私を凝視してきました。


突然の予想外の動き、近すぎてピントが合いません。
鋭い爪、カエルを追って水路を動き回ったイタチの腹部は濡れています。


カエルをくわえ上げると、イタチは跳ねるように畑の奥に姿を消しました。

しなやかな細長い胴体と短い手足、小柄で可愛らしく見えるイタチですが、
Wikipediaには「非常に凶暴な肉食獣」と記載されていました。
泳ぎも得意で、ネズミや鳥、爬虫類や昆虫などを狩って食べるそうです。

普段は撮影後一週間ほど経ってから掲載するのですが、
今回のイタチとの遭遇は、興奮冷めやらぬうちに。

お彼岸なので殺生の場面だけでなく、美しいものも。

クサギの碧い実が一粒。
星形に開いた紅色のガクの中で宝石のように輝いて見えました。


葉の特殊な匂いからクサギ(臭木)と呼ばれるそうですが、
若葉はお茶や山菜として食用にされ、青い実は染料に、実のついた枝は生け花に用いられるそうです。


わずかに花も残っていました。


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ひょっこり…分身の術?

2018年09月22日 | イソヒヨドリ
海岸の堤防沿いに続く舗道を歩いていると、イソヒヨドリがひょこひょこ。
鳴き交わしながら、消波ブロックの間から姿をあらわします。
メス、オス、幼鳥・・・??
一度に一羽しか姿を見せません。いったい何羽いたのでしょうか?
まるで分身の術に翻弄されたかのようでした。
















この凛として美しい一羽、母鳥のように感じました。

イソヒヨドリ(磯鵯)全長約24㎝

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今日は、予報より天気の回復が早まりそうです。
雲に覆われていますが、雨は降っていません。
さて、カメラを持ってどこへ出かけてみましょうか?
とりあえず溜まった洗濯物をさっぱりと!
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浜辺のトウネン

2018年09月21日 | シギの仲間 2018~
台風の過ぎ去った浜辺でトウネンたちが羽を休めていました。
前回のヤマガラやスズメと同じくらいの小さな野鳥です。

春と秋の渡りの途中で日本に立ち寄る旅鳥のトウネン。
大きな干潟では数百羽単位の大きな群が観られるそうです。



砂浜に5羽。少し離れた所に1羽。小さな群れです。


じっと海岸の岩に座って眺めていると、1~2mほどの近さまで寄ってきました。


太陽がほぼ真上に位置するので目に光は入りません。


羽の手入れをしてゆったりくつろぐトウネンたち。




ビニールが玉にきず・・・!
ゴミは海や野山に捨てず自宅に持ち帰って、きちんと処分しましょうね。




近くからじっくり観察できて幸運でした。

トウネン(当年)全長約15㎝

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ヤマガラとエゴノキの実

2018年09月20日 | ヤマガラ
初秋の風物詩、エゴノキの実を運ぶヤマガラ。
今年も撮影に挑戦しましたが、実をくわえた姿は撮れませんでした。

今年は猛暑や大雨、台風などの影響か、小粒の実が多く、実が簡単に枝からとれるように感じました。
ヤマガラは、サッと一瞬で実をもいで飛び去っていきました。
昨年はもう少し実をもぎ取るのに苦労していた記憶があるのですが・・・?










あいにくの曇り空、実も残り少なくて今季は一度だけのチャレンジとなりました。





ヤマガラ(山雀)全長約14cm

サイズが小さな写真~1枚目と最後の2枚~は、前に使っていたカメラで撮ったものです。
光線の加減がよく、ヤマガラが近くから撮らせてくれたので綺麗に写せました。

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秋です!小鳥の混声合唱団 ♪

2018年09月19日 | いろいろな鳥 撮りあわせ
一年中日本に暮らす留鳥たちは、繁殖期を終え秋になると多くは群れを作って行動するようになります。
よく知られているのはムクドリでしょうか。
大群で街路樹をねぐらにするので鳴き声による騒音やフン害が問題になることもあります。
同じ種類の鳥だけでなく、異なる種類の鳥が一緒になって行動することも多くなります。
このような群れは「混群」とよばれ、秋から冬にかけてよく見かけます。
日本ではエナガやシジュウカラなどカラ類と呼ばれる小鳥たちの混群がよく観察されます。

大勢で食べ物を探した方が効率が良いし、大勢で警戒する方が天敵にやられる恐れも少なくなります。
みんなで力を合わせて、厳しい冬をのりきろうという小鳥たちの大作戦なのですね。

まず登場するのはメジロ

葉っぱの裏側の虫を探しています。
メジロは甘いものに目がないので、枝に残った木の実を探す名人かもしれませんね?


公園にいるシジュウカラは人馴れして大胆な個体が多いですが、
本来警戒心が強く、混群の中でも、いち早く危険を察知するそうです。
野鳥写真家・和田剛一さんの昔の写真集に、警戒の鳴き声を上げて他の鳥たちを避難させ、
その間に美味しいものを独り占めするずる賢いシジュウカラの話が載っていました。


コゲラもカラ類の混群に仲間入りです。
カエデなどの幹にコゲラがあけた穴から、おいしい樹液が沁みだしてきます。
他の鳥たちも甘い樹液が大好き。冬場の重要な栄養源です。


ムシクイ・・・メボソムシクイでしょうか?(確証なし!です。^^;)
ムシクイの仲間は夏鳥なので初秋の頃だけ、小鳥の群に混じっています。
メジロほどの小ささですが、フィリピンや中国の南東部などに渡って越冬すると考えられているそうです。


里山のアイドル・愛くるしさで人気急上昇中のエナガ。


ジュリジュリ~♪にぎやかな鳴き声とちょこまか素早い動き。
天敵の目をかく乱するのに一役買っていそうです。


このエナガ、後頭部の後ろの羽がないように見えました。
危機一髪のところで天敵の爪を逃れた痕かもしれませんね??


小さい者同士が寄り集まって、知恵と力を合わせて厳しい冬を乗り切ろうと必死に生きています。

今はエゴの木の実など貯食に忙しいヤマガラも、真冬になると混群に加わります。
混群はゆるい集まりのようで、時々、それぞれの種類に分かれて別行動をとることもあるようです。



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オオバン成長アルバム

2018年09月18日 | オオバン
この夏、初めて観察できたオオバンの子育て。
8月下旬には、ヒナたちは目の色も赤く変わって、親鳥と同じくらいの体格になりました。
親の元を離れ、兄弟もそれぞれ別々に行動していました。

どんな種類の鳥も雛の成長を見守り続けることで さらに親しみが増してきます。
以前は、なんとなく強気で乱暴な印象を抱いていたオオバン。
実はとても子煩悩な鳥だと知ってイメージが変わりました。









この時、まだ瞳は黒い色でした。




胸元やお腹は白い色。
親鳥のそばにいなければ、全身真っ黒なオオバンのヒナだと気づかないかもしれません。






胸や腹部は白く、クチバシは黄色。幼いですね。






孵化後間もない頃。
この時、初めてオオバンのヒナを観ました。




オオバン(大鷭)全長約39㎝

ほぼ50日に渡って1週間~10日に一度ほど観察と撮影に行きました。
3羽のヒナたちがすくすく育っていく様子を毎回楽しみにしていました
記録上、兵庫県では初観察とも言われるオオバンの繁殖。
5羽の家族は、夏には珍しい存在でした。
間もなく近隣の池に、オオバンたちがたくさん移動して来ることでしょう。

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