気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ウズラシギ タカブシギ

2021年05月31日 | シギの仲間 2018~

春と秋の渡りの途中で日本に立ち寄るウズラシギ
今シーズンは3か所の池で2羽ずつ確認できました。
頭頂部に橙色のピタッとした丸い帽子を被っているかのようです。

羽の色や模様がウズラに似ているのが名前の由来と聞きますが、
それほど似ているだろうか?といつも首をかしげてしまいます。










ウズラシギ(鶉鴫) Sharp-tailed Sandpipe 全長約21cm
チドリ目シギ科オバシギ属


こちらはタカブシギ
私の地域ではよく見られます。



おなじみさんだけに こうしてシーズンごとに会えると珍鳥とは違ったうれしさがあります。

タカブシギ (鷹斑鴫)Wood Sandpiper 全長約21㎝
チドリ目シギ科クサシギ属

▼タカブシギの名前の由来
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/fe7f4e228d296dcc37cce41f1df9cb25


我が家にとって災難続きだった5月。この一ヶ月がとても長く感じられました。
とにかくしんどい日々でしたが、思い切って気晴らしに散策と撮影を続けられて良かったです。
ブログをお休みしようと考えたこともありましたが、現実から離れて好きな鳥や花のことだけに集中できる一時が救いとなりました。
みなさまのブログで日本各地の風景や花々や鳥たちの姿を拝見するのも日々の楽しみでした。
連日多くの方々が訪問や閲覧をしてくださって 驚きとともに大きな励みになっています。
どうもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
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ヤグルマギク(矢車菊)など

2021年05月29日 | 花や昆虫 2020~
放射状に広がる花びらのひとつひとつが 小さな花のように見えます。

一時期は「ヤグルマソウ(矢車草)」と呼ばれ、私もその名で覚えていましたが
日本に自生するユキノシタ科のヤグルマソウと混同しないよう
現在では図鑑などでもヤグルマギク(矢車菊)という名に統一されているそうです。











真ん中の花の付け根にナナホシテントウムシが・・・


ヤナギハナガサ(柳花笠)にモンシロチョウ 
雨後で翅が痛んでいました。


アカツメクサ
小さな花が寄り集まって球状になり一つの花のように見えています。


?
※イケリンさんより「ヤブジラミ」と教えていただきました。いつもありがとうございます。
3mmほどの可憐な白い小花です。
花蜜を吸っているのは「マルボシヒラタヤドリバエ」というのに似ています。
腹部が球形で琥珀のような色で透け感がありました。

最後まで見ていただきありがとうございました。
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カルガモの赤ちゃん

2021年05月27日 | カモ 2020秋~

カルガモのヒナが誕生する時季になりました。
かわいらしい姿を見たいと思いつつ時間が取れないので在庫からの投稿です。
















2019年5月の撮影です。
去年も今年もこの池では雛の孵化が確認されていないようです。
以前はカルガモの親子が何組も見られたのに どうしたのでしょう?
特に環境が変わったとは思えないのですが、
カルガモの目から見ると、子育てに不向き、危険と判断されてしまったのでしょうか?

カルガモ(軽鴨) Eastern spot-billed duck 全長約61cm
カモ目カモ科マガモ属

最後まで見ていただきありがとうございました。
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夫婦キジ

2021年05月25日 | キジ、ヤマドリ、コジュケイ

畔で仲良く採食していたキジの夫婦 在庫からの投稿です。
オスはメスを見守るように 後からついて歩いていました。

オスのように華やかではありませんが
メスの胸元から腹部にかけてのさざ波模様もシックで美しいです。


















キジ(雉子、雉)Green Pheasant/Japanese Pheasant 全長♂約80cm ♀約60cm
キジ目キジ科キジ属


最後まで見ていただきありがとうございました。
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アマサギもチュウサギも

2021年05月23日 | サギの仲間 2020~

夏鳥のアマサギもチュウサギも例年通り渡ってきています。
繁殖のためこうして渡ってくる個体は日本生まれなのでしょうか。
「渡り鳥」と聞くとどこかよそよそしい感じがしますが
「日本がふるさと」なら私と一緒。 とたんに親近感がわいてきます。





用水路からひいたのではなく雨水? 数日前には警報が出るほどの大雨が降りました。


記録的な早さの梅雨入りで農作業にも影響が出ているのかもしれません。



アマサギ(猩々鷺、飴鷺) 全長約50cm Cattle egret
ペリカン目サギ科アマサギ属


草地では三羽のチュウサギが次々とカエルを捕食していました。



上下とも黒い服を着て細長い電柱の陰の中にじっと立っていると
一羽のサギがどんどん近づいてきました。


3mほどの近さになった時 ハッとしたように顔を上げてパッと飛び立っていきました。
カエル探しに熱中して 私の存在が目に入らなかったようです。
見ている間に4匹もカエルを獲って食べました。

チュウサギ(中鷺)全長約68cm Intermediate egret
ペリカン目サギ科コサギ属

最後まで見ていただきありがとうございました。
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アオスジアゲハ

2021年05月21日 | 花や昆虫 2020~

今日は在庫からアオスジアゲハです。
激しい雨が続いてチョウたちの翅も傷んでしまうのではないかと気がかりです。
チョウが止まっている花はエゴに木の花に似ていますがなんでしょう?
ハクウンボク? 再訪の機会があったら確かめたいです。
※ここあさんより「グミの花では」と教えていただきました。いつもありがとうございます。








これも少し前に撮ったクマバチ

クマバチは藤の花の蜜が大好き。
藤の花にとってもクマバチは受粉を手助けしてくれる頼もしいパートナーだそうです。

◆クマバチと藤の花の共生関係
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005301618_00000


最後まで見ていただきありがとうございました。
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もふもふコサギの水浴

2021年05月19日 | 白い鷺たち

豊かな飾り羽のコサギが首を縮めて水の中にたたずんでいました。
しばらくすると勢いよく水浴びを始めました。
ジャブジャブと洗濯しているような豪快な動き。
ふわふわに膨らんだ姿は ふだん見慣れているコサギとは別の生き物のようでした。







パッとジャンプして水切り

決まった!洗い立ての白さ!



コサギ(小鷺) Little egret 全長約60cm
ペリカン目サギ科コサギ属

コサギの背中の飾り羽は 雛を育てるころには抜け落ちていきます。
コサギが営巣している松林に長く白い飾り羽が何本も散らばっていました。


最後まで見ていただきありがとうございました。
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セイタカシギ・コチドリ

2021年05月17日 | シギの仲間 2018~

前回とは別の池でもセイタカシギが見られました。
泥地になった浅瀬も長い足で難なく進んで食べ物を探していました。










セイタカシギ(背高鷸) Black-winged Stilt 全長約37cm
チドリ目セイタカシギ科セイタカシギ属

同じ池にコチドリも数羽




コチドリ(小千鳥)Little ringed plover  全長約16cm
チドリ目チドリ科チドリ属

昨日 近畿・東海地方は異例の早さで梅雨入りとなりましたね。
昨夜は一晩中台風のように強い風雨が吹き荒れていました。
この先 一週間ほど天気予報には傘マークが続いています。

最後まで見ていただきありがとうございました。
今回はコメント欄を閉じています。
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水辺のセイタカシギ

2021年05月15日 | シギの仲間 2018~

細くて長~いピンク色の足が特徴のセイタカシギ(背高鷸)
一度見たら忘れられないほど印象の強い体型のシギです。

英名=Black-winged Stilt  スティルト(Stilt)は竹馬
「黒い翼」と「竹馬」
英名の通り、まるで竹馬に乗っているかのような足の長さです。

体長(嘴の先から尾羽までの長さ)約37 cm
wikipediaによると足の長さは付け根から指先まで約25 cm だそうです。












セイタカシギ(背高鷸) Black-winged Stilt 全長約37cm
チドリ目セイタカシギ科セイタカシギ属

日本では旅鳥、地域によっては一年中見られる留鳥です。
以前は迷鳥とされるほど稀でしたが、だんだんと渡来数が増えて、
1970年代には各地で繁殖例も確認されるようになってきたそうです。

最後まで見ていただきありがとうございました。
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「いそしぎ」の真実・チュウシャクシギ疲労困憊

2021年05月12日 | シギの仲間 2018~
イソシギは私の地域では一年中見られるなじみの深い鳥です。
イソシギ(磯鴫)という名前ですが 内陸の川や池など海以外の場所で見かけることが多いです。

エリザベス・テイラー主演の映画「いそしぎ」で名前が広く知られていますが、
野鳥図鑑によると映画の舞台のアメリカにイソシギは分布していません。
ネットで画像検索してみると ヒロインといっしょに映っているのはハマシギの仲間のように見えます。
同様の疑問を抱いた方の記事がネット上に数多く掲載されています。
興味のある方は「イソシギ  映画  ハマシギ」のキーワードで検索してみてくださいね。








イソシギ(磯鴫) Common sandpiper  全長約20㎝
チドリ目シギ科イソシギ属


この日はもう一種 チュウシャクシギ
6羽がスーッと上空を旋回して水辺に降り立ちました。
「これはにぎやかな採食シーンが見られる」と期待したのですが
シギたちは砂浜に上がって休憩モードになってしまいました。


一本足で立ったり翼に顔をうずめたり よほど疲れていたのでしょう。

ほどなく左の二羽は砂と漂着物に紛れるように座り込んで丸くなってしまいました。


チュウシャクシギたちがどれほど長い距離を飛んでここまで渡ってきたのか想像できる姿でした
休息のじゃまをしないよう静かにその場を離れました。

チュウシャクシギ(中杓鴫)Whimbrel 全長約42㎝
チドリ目シギ科ダイシャクシギ属


◆チュウシャクシギの渡り  平塚市博物館
https://hirahaku.jp/web_yomimono/tantei/khgchush.html
チュウシャクシギの渡りルート、繁殖地、越冬地が地図に示されています。
日本が中心の世界地図ばかり見慣れた私は 天地がひっくり返った地図に戸惑ってしまいました。

最後まで見ていただきありがとうございました。
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夏羽のメダイチドリ

2021年05月09日 | チドリの仲間

河口付近で夏羽のメダイチドリが二羽見られました。
胸元のオレンジ色が美しい夏羽です。
春と秋の渡りの際 日本にたちよる旅鳥のメダイチドリ。
この後 ユーラシア大陸の繁殖地まで 長旅が続きます。









メダイチドリ~目大千鳥といいますが、夏羽では過眼線が黒々していて目の位置さえもはっきりしません。

秋の渡りの冬羽姿では大きな目がクリっとしている様子がよくわかります。

2018年秋撮影


メダイチドリ(目大千鳥) Lesser Sand Plover 全長約19cm
チドリ目チドリ科チドリ属

いつも見ていただきありがとうございます。
新型コロナウイルスの感染拡大で元気の出ない日々が続きます。
更新のない日にも多くの方が閲覧して下さっていると知り励みになります。
みなさまも健康にご留意してお過ごしください。
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パンダ模様 エナガ幼鳥

2021年05月06日 | エナガ

巣立ち後間もないエナガの幼鳥 
目の周りが黒くてパンダ風にも見えます。
ふっくらふわふわの羽毛でころっと丸く愛らしい姿です。
まるで「ぬいぐるみ」のように見えますね。









桜の咲くころ 親鳥たちは一日中虫を探して巣の中の雛に運びます。


エナガは子だくさんで10個前後の卵をうむそうです。
親鳥たち身を削るようにして子育てに励みます。

エナガ(柄長)Long-tailed Tit 全長約14cm
スズメ目エナガ科エナガ属

◆エナガの子育て流儀~バードライフ・インターナショナル東京
https://tokyo.birdlife.org/archives/hih-princess-takamado/19111

今回も数年前に撮影した写真と組み合わせての投稿です。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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ムナグロ飛んだ

2021年05月03日 | チドリの仲間

この春もムナグロの群を確認していますが いずれも遠いので在庫から。
2019年5月二年前に撮影して下書きのまま残っていた写真です。
田植えを終えたばかりの田んぼで夏羽のムナグロたちが羽休めしていました。

ムナグロは赤道付近や南半球で越冬し シベリアやアラスカの高緯度地域で繁殖するそうです。
ムナグロは全長約24cm ムクドリほどの大きさで驚異的な距離を旅するのですね。











(2019年5月撮影)

ムナグロ(胸黒)Pacific Golden Plover 全長約24㎝
チドリ目チドリ科ムナグロ属


ムナグロは秋の渡りでは太平洋を一気に越冬地まで南下しますが
春の渡りでは日本が重要な中継地になっていることが
フラッグや足環などの調査から明らかになってきたそうです。
◆明らかになってきたムナグロの渡り〜日本は重要な中継地〜   山科鳥類研究所
http://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/news/201503munaguro.html

最後まで見ていただきありがとうございました。
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散歩で見かけた花と蝶

2021年05月01日 | 花や昆虫 2020~

散歩の途中で見かけた花や蝶を撮りました。
まずはナミアゲハ 
羽化後間もないのか 翅がとても綺麗でした。



カモミール
黄色い中心部が盛り上がっていました。


マツバフウラン


ケキツネノボタン?

ベニシジミ


ネモフィラ

畑に咲いていました。花が終わったら緑肥になるのでしょう。


ブタナでしょうか




今日から5月 さわやかな季節なのに相変わらずコロナ禍が暗い影を落としています。
30日現在 神戸市で入院先が見つからずに自宅などで待機している人が1808人に上っていて
待機中に死亡するケースも相次いでいるそうです。

いつも見ていただきありがとうございます。
今回はコメント欄を閉じています。
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