気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

オオジュリンも葦原で

2024年03月31日 | ホオジロの仲間 2018~

オオジュリン(大寿林)の群も葦原で越冬していました
一見するとスズメと見間違えそうな姿かたちの冬の小鳥です

ツリスガラと同じく葦の茎を割いて中に潜む虫を捕食します
オスは頭部や喉が黒々して 繁殖期の羽衣にかわりつつありました
















オオジュリン(大寿林)Reed bunting 全長約16cm 
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属


◆オオジュリン e-bird
https://ebird.org/species/reebun/



今日も最後まで観て下さってありがとうございました。
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ツリスガラ♀ 何を食べているの?

2024年03月31日 | ツリスガラ

ツリスガラは(吊巣雀)主に西日本の葦原で越冬する11㎝ほどの小さな冬鳥です
繁殖地はユーラシア大陸の中緯度地域 この小さな体で長距離の渡りを果たします

過眼線が個性的で愛らしいツリスガラ 絵本に登場するタヌキを連想させます
今回は全体的に色の淡い雌♀の写真を掲載です



葦の茎に潜む小さな虫を捕まえました。
パキパキを乾いた茎を割って裂いて中に隠れている虫を捕食します。












ツリスガラ(吊巣雀)European Penduline Tit  全長約11㎝
スズメ目ツリスガラ科ツリスガラ属


◆ツリスガラ e-bird
https://ebird.org/species/chptit1/



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今回の写真は二月に撮影したものですが、
知人から先日、いまだ滞在中のツリスガラを確認したと聞きました。
たくさん食べて滋養をつけて無事に渡りの旅を果たせることを願っています。


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ヨシガモ 草上の朝食

2024年03月30日 | カモ 2023年秋~

朝露の残る早朝の芝地でヨシガモ(葦鴨)の群が草を食んでいました

昇る朝日が差し込んでくると カモたちの表情も生き生きと活気づいて見えます
太陽の光に 生き物たちを元気にする力が秘められていると実感する光景でした

















ヨシガモ(葦鴨) Falcated duck 全長約48㎝
カモ属カモ科マガモ属


◆ヨシガモ e-bird
https://ebird.org/species/falduc/



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ツグミ・シロハラ 旅の途上か

2024年03月30日 | ツグミの仲間

ツグミ(鶇)シロハラ(白腹) ともに今季は数が少なく感じていましたが
繁殖地へ戻る春の渡りが始って ようやく姿を見る機会が増えました




レンジャクを探している時、クロガネモチの枝の奥に鳥影が・・・
じっと目を凝らすと一羽のツグミの姿が









薄暗い場所を好んで採食するシロハラ







シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属


◆e-bird シロハラ
https://ebird.org/species/palthr1?siteLanguage=ja

ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属

◆e-bird  ツグミ
https://ebird.org/species/dusthr2/


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ミコアイサ♀ ヒドリガモ 命の痕跡

2024年03月29日 | カモ 2023年秋~

都市公園の池 この日はミコアイサ(巫女秋沙) 雌♀の姿が
ゆったりと羽繕いして水面を漂いながら寛いでします




ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属




ベンチ横の芝地にヒドリガモ(緋鳥鴨) の群が上陸
ムシャムシャと音が聴こえそうなほど旺盛な食欲で草を食んでいました。



ヒドリガモ(緋鳥鴨)  Eurasian Wigeon   全長42~50㎝
カモ目カモ科ヒドリガモ属



カモたちの越冬する池の周りの遊歩道で青く輝く鴨の羽を見つけました。
周囲を見回すと無数の羽毛が草の上に散乱しています。
おそらくこの公園の林で越冬するハイタカ(灰鷹)の食痕でしょう。
何度か、ここで獲物を狙う姿を見たことがあります。









人間の多く訪れる公園は、猛禽類などの天敵に襲われるリスクが低そうに思えますが
その油断をついて虎視眈々と獲物を狙うハンターにとって絶好の狩場です。

野性の生き物の生と死はいつも紙一重なのだと 改めて実感させらました。


今日も最後まで観て下さってありがとうございました。

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ヨシガモ 水面をたゆとう

2024年03月29日 | カモ 2023年秋~

滑るように水面を泳いでいくヨシガモ(葦鴨)雄♂
この池は、光の加減によって水の色が違って見えます
水鏡に映るヨシガモの姿も刻々と変化していきます







雌♀と合流






ヨシガモ(葦鴨) Falcated duck 全長約48㎝
カモ属カモ科マガモ属


◆ヨシガモ e-bird
https://ebird.org/species/falduc/



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この冬は地域で越冬する鳥たちを中心に何度も観察に通いました
そのせいで写真は似たようなものが多く投稿内容も単調になりがち

長く心にとどめておきたい記憶や記録がたくさんあります
ブログの基本は、自分自身が楽しむことなので
思いつくまま気の向くまま 整理編集の住んだ写真を載せていきます。

お時間のある時にでもおつきあいくだされば幸いです。


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ヒメオドリコソウ ほか

2024年03月29日 | 花や昆虫 2024~

草地を歩いていると足元のヒメオドリコソウ(姫踊子草)に目が止まりました
小さな小さな花をぽつぽつと咲かせはじめています
陽光の当たる加減によって葉の色が違って見えます
脳裏のドガの描いた踊り子の絵画が浮かんできました











柳の花もふっくらと咲いています。




シロバナタンポポ(白花蒲公英)





サンシュユ(山茱萸)の若木も開花





ボケ(木瓜)の花



ブロッコリーも蕾から花へ・・・もう食べられることもないでしょう。



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ハシビロガモ・ミコアイサ 羽繕い

2024年03月28日 | カモ 2023年秋~

群で公園の池に滞在しているハシビロガモ(嘴広鴨)
いつでも繁殖地へ旅立てるよう準備万端
羽の手入れにも余念がありません













ハシビロガモ(嘴広鴨)Shoveler 全長  ♀約43cm  ♂約50cm 
カモ目カモ科マガモ属


◆ハシビロガモ e-bird
https://ebird.org/species/norsho/


この日は、ミコアイサ雄♂も2羽確認できました。
潜水して魚とりに挑戦する合い間に羽繕い







ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属

◆ミコアイサ e-bird
https://ebird.org/species/smew/



今日も最後まで観て下さってありがとうございました。
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タヒバリ 野焼きの跡に

2024年03月28日 | ビンズイ・タヒバリ

野焼き跡の土手でタヒバリ(田雲雀)がちょこちょこ歩き回っていました。
焼け焦げた枯草の間から新たな草の芽が伸び始めています
キョロキョロと草の間を見回してせわしなく歩くタヒバリ
何を探しているのでしょうか?






あ!小さな羽虫を捕らえています! 溜池から羽化したユスリカの仲間のようです。
肉眼では追いつかない動きでしたが、カメラはしっかりと記録してくれました。








タヒバリ(田雲雀)Water Pipit  全長約16㎝
スズメ目セキレイ科タヒバリ属

◆e-Bird タヒバリ
https://ebird.org/species/amepip?siteLanguage=ja


この溜池では周辺に住む農家の方々立ち合い・管理の元 野焼きが行われています。

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アオジ 日陰をちょこちょこ

2024年03月27日 | ホオジロの仲間 2018~

公園の林床をちょこちょこ歩き回る小さな鳥影
じっと息をひそめているとアオジ(青鵐)雌♀の姿が
湿った落ち葉の中から食べ物を探しているようでした













アオジ(青鵐) Black-faced bunting 全長約16㎝
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属


◆アオジ e-bird
https://ebird.org/species/bkfbun2/



今日も最後まで観て下さってありがとうございました。
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ベニマシコ 苔を食べる

2024年03月27日 | アトリの仲間 2023年~

林間の小道で探鳥していると かすかに鳥の鳴き声が聴こえました
声を頼りに探すと 木立の間に紅色の小鳥の姿ベニマシコ(紅猿子)

私の地域では数の少ない冬鳥 ひさびさの出会いに胸が高鳴ります
静かに観察しているとベニマシコは木の幹から何かを食べています
よくよくみると青い苔をはがしてモグモグと咀嚼しています






ベニマシコが苔を食べるということを初めて知った貴重な体験となりました。










ベニマシコ(紅猿子)Long-tailed Rosefinch 全長約15cm
スズメ目アトリ科ベニマシコ属

◆ベニマシコ e-bird
https://ebird.org/species/lotros1?siteLanguage=ja


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今日は数日ぶりに晴れました。
洗濯をたくさんしています。
お日様の光のありがたさを実感しています。


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淡路島のクリスマスローズ・ニジゲンノモリ

2024年03月26日 | 花や昆虫 2024~

淡路サービスエリアから徒歩で行ける公園にクリスマスローズが見頃でした
強い風に揺れるおかげで、うつむいて咲く花が時おり顔を上げてくれます

以前よりクリスマスローズを見かけることが増えています
人気が高くなり栽培する公園も増えているのでしょうか












コロナ禍以前に野鳥を見られた公園に向けて坂を上っていくと
山肌に巨大なゴジラが出現!
数年足が遠のいている間に、すっかり様変わりしていました。
「アニメ×テクノロジー×自然をテーマとした新感覚テーマパーク」とか・・・





ドラゴンクエスト ゲームのキャラクターは漫画家の鳥山明さんのデザインです。




野鳥は全くダメでしたが、せっかくがんばって坂を上っていったので
アトラクション(有料)に入らず、外から写真撮影だけ。


今日も最後まで観て下さってありがとうございました。




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アオサギ謎のディスプレイフライト?

2024年03月26日 | アオサギ

コロニー(集団営巣地)のアオサギ(青鷺、蒼鷺)たち 繁殖期を迎えて大忙し
巣を掛けたクスノキの樹の上に せっせと巣材を見つけて運びます
ところが、写真の一羽は、林や池の上をぐるぐる旋回するばかり
不思議なことに いっこうに樹上に降り立ちません












しばらく観察を続けていると、水面スレスレに低空飛行した後、中の島に降りてしまいました。
どうやら繁殖相手も決まっていないのに、巣材を咥えて飛び回っていただけのようでした。
「観て見て!ボクはこんなに大きな枝も運べるぞ!」 
メスたちへのディスプレイフライトの一種だったのでしょうか???




忙しい!忙しい!
アオサギたちの巣材運びは続きます。


トイレに行く暇も惜しんで空中で・・・失礼~。
フン爆弾に気をつけなければいけませんね(・_・;)







アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属

◆アオサギ e-Bird
https://ebird.org/species/graher1?siteLanguage=ja



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今夜はワームムーン

2024年03月25日 | つきあかり

今宵は満月 残念ながら関西は雨で丸い月を観ることはできません
三月の満月はワームムーンと呼ばれるそうです
厳しい冬を越えた虫たちが覚醒し最初に見上げる月なのでしょう


今月の写真は椿の花と吸蜜に飛来したメジロです。
あなたは庭に出て植物や虫をよく眺めていたとお父様からお聞きしました。
お庭には椿も植えられていてメジロもやって来たのではないでしょうか。





少し前にあなたの勤め先のボスから思い出話をお聞きしました。
~ボスと呼ぶには優しすぎる洒落た方ですが、あなたのお父様がそう呼んでいらしたので~

お昼ごはんに時々、お母様の手作りのお弁当を持参していたそうですね。
お料理はあまり得意でなかった、と。
意外さよりも「なんとなくわかる」という気持ちが先立ちました。





もし、あなたにも、ご自分の家族を持つ未来がおとずれていたら、
お母様から伝授され美味しい料理を作るお母さんになっていたでしょう。
それを思うだけで、悲しさと悔しさ怒りで私は大声で叫びたくなります。
あなたからすべてを奪った理不尽な暴力を私も絶対に許さない。

「『天網恢恢疎にして漏らさず』そういう社会であって欲しい。」あなたの言葉は強く私の胸に刻まれています。







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まどろむヨシガモたち

2024年03月25日 | カモ 2023年秋~

早起きして人のいない朝方に お腹いっぱい草を食べたのでしょうか
この日のヨシガモ(葦鴨) たちは羽の手入れをしたり
水面を漂いながらまどろむものが多く観られました















ヨシガモ(葦鴨) Falcated duck 全長約48㎝
カモ属カモ科マガモ属


◆ヨシガモ e-bird
https://ebird.org/species/falduc/



いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
今日も予報通りの雨です。
晴れ間がのぞいたらまたヨシガモたちに会いに行きたいのですが
その頃には北へ旅立っているかもしれませんね。
一雨ごとに気温が上がっているようにも感じられます。

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