気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

トモエガモ 雄♂×4羽

2023年11月30日 | カモ 2023年秋~

ヘラサギの採食している池にヒドリガモやオナガガモなどの群も滞在中です
その中に トモエガモ(巴鴨)雄♂が4羽 混じっていました

頭部を羽にうずめている時間が長いですが、たまに顔を上げてくれます
特徴的な巴模様のグリーンが鮮やかな人気のカモです






コウノトリやヘラサギに熱中していた私に変わって 双眼鏡で見つけ出してくれた夫に感謝です。




なんとか4羽をいっしょに写すことができました。





トモエガモ(巴鴨)Baikal teal  全長約40㎝
カモ目カモ科マガモ属

ヒドリガモ (緋鳥鴨) Eurasian Wigeon 全長約50cm
カモ目カモ科マガモ属

オナガガモ(尾長鴨) Northern Pintail 全長♂約75cm ♀約55cm
カモ目カモ科マガモ属



近年、トモエガモの日本への渡来数は増えているそうです。
◆バードリサーチ ニュース
https://db3.bird-research.jp/news/202211-no1/


参考:2022年 地域の都市公園に滞在したトモエガモ♂






今日も最後まで見て下さってありがとうございました。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビナンカズラ美男葛

2023年11月30日 | 花や昆虫 2023~

近所の農耕地でサネカズラ(実葛)を見つけました
つやつやした赤い実が球状に寄り集まってツルに下がっています
まるでクリスマスの飾りのような華やかさ

サネカズラは別名・ビナンカズラ(美男葛)と呼ばれています
枝や樹皮からとれるネバネバした液体を昔は男性の整髪料につかっていたとか






◆ビナンカズラ(サネカズラ) ヤサシイエンゲイ
http://www.yasashi.info/hi_00012.htm





ナナホシテントウ 葉っぱの上で日向ぼっこ




ムラサキシジミも翅を広げて


閉じた翅は地味で目立ちません




緑色のカメムシ 
背中に☺ ニコちゃんマークが・・・?見えますか?



コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コウノトリ 冬枯れのハス田に

2023年11月29日 | コウノトリ

久しぶりにコウノトリ(鵠の鳥)を近くから観られました

冬枯れの蓮田を歩きまわって食べ物を探していました
赤茶色の枯れ枝の中で 白い体はひときわ目立ちます





コウノトリの向こうに ひょっこりマガモ








コウノトリ(鸛、鵠の鳥)Japanese white stork 全長約112cm 
コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属


この朝、ハス田ではコウノトリの他に
コサギ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、コガモ、カルガモ、タシギ、ハクセキレイなども見られました。
枯れ果てて一見、何もないように見えるハス田ですが、野鳥をはじめ多くの生き物の命を支えています。


いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘラサギ2羽 追い込み漁

2023年11月28日 | トキの仲間

ヘラサギ(箆鷺)さらにもう一羽飛来して2羽になりました

時に翼をはためかせ 2羽そろって追い込み漁をすることも
ヘラ状のクチバシを水中で左右に振りながら歩き、小魚、甲殻類、水生昆虫などを捕食します











後から飛来した左のヘラサギは、翼の先端にわずかに黒い羽を残すのみ。
ほぼ成鳥のようです。

先に飛来していた右のヘラサギは、翼の先端の黒色部が多く目立ちまだ若鳥。


先に飛来していたクロツラヘラサギ(黒面箆鷺)も漁に加わりました。

どことなく遠慮がちな雰囲気を感じさせたクロツラさん
その数日後に再訪した際は、クロツラヘラサギの姿は見当たりませんでした。




ヘラサギ(箆鷺)Eurasian Spoonbill 全長約86㎝
ペリカン目トキ科ヘラサギ属

クロツラヘラサギ(黒面箆鷺) Black-faced Spoonbill 全長約74㎝
ペリカン目トキ科ヘラサギ属


◆ヘラサギの「香川さん」…実は毎年米子にやって来る常連
https://www.youtube.com/watch?v=8dqrbiQM29M


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スズガモの大群 アメリカヒドリ♂

2023年11月27日 | カモ 2023年秋~

広大な溜池にスズガモ(鈴鴨)の大群が入りました
同じく潜水鴨のホシハジロの群、ミコアイサの姿も
スズガモは渡ってきた当初と春に渡去する前 淡水域で大きな群れが観られます
私の地域に渡来するスズガモ達は、食べ物の豊富な海岸部へ移動して越冬します




スズガモに混じってアメリカヒドリ雄♂が一羽!
その名の通り北アメリカ北部で繁殖、少数が冬鳥として日本に渡来
ヒドリガモの群に一羽だけ混じっていることが多いです。












早いもので気がつけばすでに11月下旬、
越冬のため日本に渡ってくるカモたちの数も種類も日に日に増えていきます。

今日も最後まで見て下さってありがとうございました。

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蓑虫 減っています

2023年11月27日 | 花や昆虫 2023~

ミノムシ(蓑虫)が減少しているという話を耳にしたことがあるでしょうか
子どもの頃は秋冬になるとあちらこちらでミノムシを見かけましたが
近年になってみた記憶がありませんでした

近所の農耕地を散策していて「ミノムシのなる木」を発見してうれしさと懐かしさが込み上げてきました
ざっと数えただけで見える場所に6つ 無事に越冬して春を迎えて欲しいものです







↓ 下のリンク先の記事によると
代表的なミノムシの一種=オオミノガは西日本を中心に激減しているとのこと。
オオミノガが減少した原因は、オオミノガに特異的に寄生するヤドリバエが中国大陸から日本に侵入してきたためと言われているそうです。

◆ミノムシ(蓑虫)が減っているって本当? ――絶滅危惧種になったミノムシの最新事情
https://buna.info/article/1836/





トンボの数もめっきり減りました。見かけるのも小型のトンボばかりになりました。





ウラギンシジミ 雌♀



太くて大きなイモムシを発見!
昆虫探偵団のだんちょうさんに「セスジスズメの幼虫」と教えて頂きました。
いつもありがとうございます。





◆セスジスズメ 昆虫エクスプローラ
https://www.insects.jp/kon-gasesujisu.htm
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨシガモ群  短期滞在?

2023年11月26日 | カモ 2023年秋~

地域の溜池にヨシガモ(葦鴨)の群
雄♂は鎌状の参列風切り羽が伸び切っていませんが
頭部は緑と赤紫が美しく輝いて見えました







これは雌♀ 成鳥



エクリプス→繁殖羽に移行中の雄♂




この2羽は雌♀の成鳥
≫幼羽だと頭の羽毛がピタッと引き締まって、痩せた感じになる。写真のように柔らかくふわっと膨らんで、灰色一色なのは雌成鳥です。
 雄幼鳥だと、頭頂が黒褐色になる傾向が強いです。肩羽、脇の羽も丸みが強く、幼羽ではない・・・

「日本のカモ識別図鑑」の氏原巨雄先生に教えて頂きました。お忙しい中、詳しくありがとうございました。









ヨシガモ(葦鴨) Falcated duck 全長約48㎝
カモ属カモ科マガモ属


氏原先生の『日本のカモ 識別図鑑』誠文堂新光社を手元に置いて見比べていますが、難しい!

今後の羽衣の変化に注目・・・と考えていたのですが、残念なことに、後日再訪するとヨシガモたちは姿を消していました。


今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

探してみよう!タヒバリ

2023年11月25日 | ビンズイ・タヒバリ

冬鳥として日本に渡ってくるタヒバリ(田雲雀)
溜池周辺の農地や河川敷など身近にいる野鳥ですが
地味な羽色は乾いた土の色と同化して目立ちません

越冬期は十羽前後の群で行動するタヒバリ(田雲雀)
警戒心が強く人が近づくとかぼそい鳴き声を残して飛び立ってしまいます











タヒバリ(田雲雀)Water Pipit  全長約16㎝
スズメ目セキレイ科タヒバリ属

◆e-Bird タヒバリ
https://ebird.org/species/amepip?siteLanguage=ja


春先になると私の地域では、、羽虫の発生する溜池でタヒバリを近くから観ることができます。
渡りの途中の中継地として利用されているのでしょうか?
越冬期と違って人間に対する警戒心が薄い個体が多く観られます。

参考写真:2023年 3月撮影








今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘラサギ&クロツラヘラサギ 頭上を通過!

2023年11月25日 | トキの仲間

池を飛び立ったヘラサギ(箆鷺)クロツラヘラサギ(黒面箆鷺) 
二羽とも翼の縁が黒いので幼鳥~若鳥です

ヒドリガモ(緋鳥鴨)の群を引き連れ空に舞い上がっていきます








こちらに向かって飛んできました。
晴れて朝陽が当たっていたらさらに美しかったことでしょう。
でも、頭上を通過してくれるなんてめったにない幸運です。



目の周囲が黒いのでクロツラヘラサギ






真上を通過! 近い! 辛うじて二羽いっしょに写せました。





上下二枚ともヘラサギです 
鳥は上昇気流や風を利用して飛ぶので旋回しながら高度を上げることが多いです。
私の真上を通過した鳥たち ふたたび向きを変えて飛び去っていきました。





ヘラサギ(箆鷺)Eurasian Spoonbill 全長約86㎝
ペリカン目トキ科ヘラサギ属

クロツラヘラサギ(黒面箆鷺) Black-faced Spoonbill 全長約74㎝
ペリカン目トキ科ヘラサギ属

ヒドリガモ (緋鳥鴨) Eurasian Wigeon 全長約50cm
カモ目カモ科マガモ属


いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオバンはツラいよ!

2023年11月24日 | オオバン

オオバン(大鷭) は潜水の名人
やすやすと水中にもぐって水草を取ることができます

そんなオオバンは、潜水の得意でない類のカモたちにたかられ奪われる日々・・・
オオバンから水草を強奪するため近くを離れないちゃっかり鴨も多いです








今回のオオバンは、オカヨシガモに取り囲まれてしまいました。
水草を取ってくるたびに奪い取られてしまいます。

「うあー!やめろー!来るな!盗るな!」 そんなオオバンの声が聞こえてきそう・・・



あーあ、ぜんぶ横取りされちゃった・・・



シクシク・・・オオバンはツラいよ


泣いているのかな?と思ったらただの羽のお手入れでした。



オオバンはめげない!




左から
ヨシガモ(メスか若オス) ホシハジロ♂ オオバン  オカヨシガモ♀



オオバン(大鷭)  Black coot   全長約39㎝
ツル目クイナ科オオバン属


◆オオバン e-bird
https://ebird.org/species/eurcoo?siteLanguage=ja


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘラサギ&クロツラヘラサギ 飛翔

2023年11月24日 | トキの仲間

ヘラサギ(箆鷺)クロツラヘラサギ(黒面箆鷺) 飛翔姿は優雅

サギの仲間は首を縮めて飛んでいることが多いですが
トキの仲間は、ツルやハクチョウのように首を伸ばして飛びます

上空を飛んでいる際も、その違いでサギと見分けられます

















ヘラサギ(箆鷺)Eurasian Spoonbill 全長約86㎝
ペリカン目トキ科ヘラサギ属

クロツラヘラサギ(黒面箆鷺) Black-faced Spoonbill 全長約74㎝
ペリカン目トキ科ヘラサギ属


コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘラサギ &クロツラヘラサギ

2023年11月23日 | トキの仲間

ヘラサギ(箆鷺)クロツラヘラサギ(黒面箆鷺)  続きです
ヘラサギが何度も口を大きく開けて 不思議なポーズ 何をしていたのでしょう?
鳴いているのでも 欠伸でもなさそうでした。 お口(クチバシ)の体操?







クロツラヘラサギ カモたちが仮眠する浅瀬を採食で行ったり来たり









二羽の近くをコサギ(小鷺)が通過していきます。


クロツラヘラサギの顔に驚いて飛び立ったコサギ?
いやいや、たまたまだとは思うのですが、でも、見慣れない二羽はちょっと怖かったかも?




ヘラサギ(箆鷺)Eurasian Spoonbill 全長約86㎝
ペリカン目トキ科ヘラサギ属

クロツラヘラサギ(黒面箆鷺) Black-faced Spoonbill 全長約74㎝
ペリカン目トキ科ヘラサギ属

コサギ(小鷺) Little egret 全長約60cm
ペリカン目サギ科コサギ属



さらにヘラサギ一羽が加わりました。
またまたたくさん撮ってきました。
その様子はまた日を改めて! 画像の整理を頑張ります!
いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘラサギ 見れば見るほど

2023年11月22日 | トキの仲間

ヘラサギ(箆鷺)見れば見るほど個性的で味わい深い姿です

ヘラサギを初めて見たのは2017年11月~ちょうど6年前の同じ頃でした
当時は望遠レンズを所有しておらず、コンデジで苦労しながら撮った記憶があります
不明瞭な写真しか残せず がっかりしたのを覚えています
ほぼ毎年秋冬になると飛来して こうして近くから撮影できるのが夢のよう



















ヘラサギ(箆鷺)Eurasian Spoonbill
ペリカン目トキ科ヘラサギ属


◆ヘラサギの採食 One Minute Super-Slow 【Eurasian spoonbill】
https://www.youtube.com/watch?v=fMawVtA2ar0


◆e-bird ヘラサギ
https://ebird.org/species/eurspo1?siteLanguage=ja

コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青い実 紫の実

2023年11月21日 | 花や昆虫 2023~

クサギ(臭木)の実が完熟して黒い真珠のようになっていました。
一部の実は、乾燥してドライフルーツ状に

「あまり好まれる実ではないようで…残ることが多い」とのこと
『野鳥と木の実 ハンドブック』~文一総合出版より






10月のクサギの実、青く輝きていました。





この紫色の実は・・・?


コムラサキシキブ?でしょうか? 
こちらの実も枝に残って、変質しかけているようでした。


※ だんちょうさんより教えて頂きムラサキシキブと訂正します。
お庭にあるムラサキシキブとは実のつき方が違っているそうです。
だんちょうさん、いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。






今日も最後まで見て下さってありがとうございました。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘラサギとクロツラヘラサギ 旅は道連れ

2023年11月21日 | トキの仲間

今回のヘラサギ(箆鷺)クロツラヘラサギ(黒面箆鷺)連れ立って旅をしているようです
この地域で越冬するのか さらに南下して山口や九州へ向かうのでしょうか

この数年、秋~冬に地域で複数羽のヘラサギやクロツラヘラサギが確認されています
種は違いますが、この二羽、まるで親子か兄弟のような雰囲気さえ漂っています







二羽の重なる姿は、まるで二人羽織のように見えました。




ヘラサギの方が10㎝ほど大きいです。
二羽が並ぶと体格の差がよくわかります





ヘラサギ(箆鷺)Eurasian Spoonbill 全長約86㎝
ペリカン目トキ科ヘラサギ属

クロツラヘラサギ(黒面箆鷺) Black-faced Spoonbill 全長約74㎝
ペリカン目トキ科ヘラサギ属


いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする