気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

海岸のヒドリガモ

2024年01月31日 | カモ 2023年秋~

地域の海岸で越冬中のヒドリガモ (緋鳥鴨)の群
すでに何組もカップルが成立しているようです

泳ぐのもいっしょ、お食事もいっしょ
潮位が下がると、岩場や船曳所についた海藻をムシャムシャ











別のカップルが飛んできました。





目指すのは、海藻がたくさん生えているコンクリ―の建造物
食べ物が豊富なのでいろいろな種類の鳥たちも集まっています。


次回は、この人気の餌場の様子を紹介する予定です。


ヒドリガモ (緋鳥鴨) Eurasian Wigeon 全長約50cm
カモ目カモ科マガモ属


◆生態図鑑 ヒドリガモ バードリサーチニュース
https://db3.bird-research.jp/news/201601-no3/



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
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ヌートリアの赤ちゃん

2024年01月30日 | 野生動物

農耕地を探鳥中、水路に流れ込む排水溝の中に茶色い動物を見つけました
ハムスターほどの大きさで、カピバラのような毛皮の色
ヌートリアの赤ちゃん 小さくかわいらしく見えました
この排水溝の先に巣穴があるのでしょうか?
この後、ヌートリアは水路に入り泳ぎ去っていきました







◆山口市 特定外来生物【ヌートリア】について
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/soshiki/64/2816.html


農道脇の畑にはブロッコリーが栽培されていました。
収穫されずツボミが開花して黄色い花を咲かせている株もちらほら








いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。

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赤い実を食べた黒い鳥

2024年01月29日 | オオバン

オオバン(大鷭)が陸に上がって何かを探してついばんでいました
じっと観察を続けると、ラクウショウの落ち葉の間から拾い上げたのは赤い実
この赤い実は、いったい何の植物の実なのでしょうかか? 
オオバンたちのじゃまをしてはいけないので確かめることはしませんでした

赤い眼を輝かせ夢中で赤い実を探すオオバンたちでした














オオバン(大鷭)  Black coot   全長約39㎝
ツル目クイナ科オオバン属


◆オオバン e-bird
https://ebird.org/species/eurcoo?siteLanguage=ja



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ヘラサギ パクパク!ぱっくん!

2024年01月28日 | トキの仲間

ヘラサギ(箆鷺)は しゃもじのような形のクチバシを水中で左右に振りながら歩き
クチバシに触れた獲物を捕らえ 投げ入れるように口の中に運んで食べます

撮影時は小魚の群に遭遇したのか 立て続けに捕食していました
写真に撮れただけでも3匹の魚をパクパクと美味しそうに食べていました
















ヘラサギ(箆鷺)Eurasian Spoonbill
ペリカン目トキ科ヘラサギ属


◆ヘラサギの採食行動 
https://www.youtube.com/watch?v=bC43gwGWVdw



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
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マヒワ 群で水浴び‼‼

2024年01月27日 | 強く記憶に残る鳥たち

前回に引き続き、過去の撮影分から水浴に飛来したマヒワ(真鶸)

当地では例年は山間部に行かないとマヒワの群は見られないのですが
この年の冬は大当たり 平地の公園でも黄色いマヒワの群を観ることができました

メジロやヤマガラなど留鳥たちに人気の水場にマヒワたちもやってきました













※掲載の写真は2021年二月に撮影したものです。


マヒワ(真鶸) Eurasian siskin 全長約12cm
スズメ目アトリ科カワラヒワ属


いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
※今年の写真だと多くの方々に勘違いさせてしまっているとコメント欄にて知りました。
申し訳ありません。掲載の写真は2021年二月に撮影したものです。
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マヒワ 黄色い小鳥

2024年01月26日 | つきあかり

今日の月は今年最初の満月です
たまには写真を撮ろうと思ったのですが 昨夜も今夜もあいにく曇り空
月の撮影は、もう少し暖かくなってから挑戦しようと思います

子供の頃に月を描く時、レモン色をていねいに塗りました
今回はその月の色から連想した黄色い小鳥を紹介します

マヒワという13cmほどのスズメより小さな冬の小鳥です


マヒワのメス♀は頭部や背なかの羽が淡い黄色
女の子らしい控えめな雰囲気です





こちらはマヒワのオス♂
鮮やかな黄色をしています。






マヒワは真鶸という漢字があてられます。
飼育するとすぐに死んでしまう弱い鳥だから~という由来説があります。
今は法律で禁止されていますが、昔は野鳥を捕まえて飼う人もいたのでしょうね。
単に「弱いから」というより狭い籠の中で自由を奪われ群の仲間と引き離された哀しみが小鳥の命を縮めてしまったように思えます。

実際、マヒワは小さな体でユーラシア大陸から海を渡って日本へ越冬にやってくるたくましい鳥です。
撮影地の水場でも、体の大きなヤマガラに果敢に向かっていくオスのマヒワを見かけました。

生き物の真の強さは、体の大きさなど外見だけでは計り知れないものがあると感じます。





今年の関西は、冬の小鳥の渡来数が少なく、いまのところ、マヒワも山に行かないと会えません。
今回の写真は、2020年の冬に撮影したものです。その年は、平地の公園でもマヒワの群を観ることができました。

あなたは、お月さまのような色の小鳥・マヒワを見たことがあったのでしょうか・・・
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ヘラサギ&クロツラヘラサギ にぎやかに

2024年01月25日 | トキの仲間

2羽のヘラサギ(箆鷺)1羽のクロツラヘラサギ(黒面箆鷺)
カワウやカモ、サギ、カモメたちと一緒に水位の減った溜池で寛いでいました
風もなくお天気も良く、鳥たちは冬の日差しを楽しんでいるように見えました














ヘラサギ(箆鷺)Eurasian Spoonbill
ペリカン目トキ科ヘラサギ属

クロツラヘラサギ(黒面箆鷺) Black-faced Spoonbill 全長約74㎝
ペリカン目トキ科ヘラサギ属



昨年12月の撮影 にぎやかだった池もさらに水位が下がり鳥たちも少なくなっています。

今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
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ハイタカ 頭上を旋回

2024年01月24日 | 猛禽類

ふと空を見上げると ハイタカ(鷂)が頭上を旋回していました
探鳥を終えて車に乗り込んでドアを閉めた直後に気づきました
あわてて車外へ出て夢中でシャッターを切りました

飛び去るハイタカを見送った後、気がついたのですが
ズームレンズを縮めたまま望遠最短の100㎜で撮っていました(涙)
せっかくのチャンスだったのに・・・画像はトリミングする結果となりました
















ハイタカ(鷂)Sparrowhawk 全長32~39cm 翼開長62~76cm
タカ目タカ科ハイタカ属 


ハイタカは近所の農地は川の付近でも見られる身近な猛禽類
いずれまたチャンスもあるでしょう。次、がんばります!

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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アオサギA 通称・ふさふさ

2024年01月23日 | アオサギ

アオサギ(青鷺)の個体識別に密かに挑戦中
ほぼ定位置で見かけるアオサギA 通称~ふさふさ
頭の羽と冠羽の質感が豊かでふさふさして見えるアオサギです



頭部の羽、こんな具合に生えているのですね。不思議で斬新。ここに集中したのは初めてです。



続いて蓑のように見える背中の羽毛
交差していて実際に蓑の如く雨を弾けそうな作りです。





逆光側から憂いを含んだ横顔を撮影





順光側から やはり頭部の羽が密に生えてふさふさしています。



水を一口飲みました。


瞬膜が眼球を覆っています。



喉を潤し満足げな ふさふさ



アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属



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ダイサギ、コサギの狩り

2024年01月22日 | 白い鷺たち

ダイサギ(大鷺) はじっと水辺に佇んで待ち伏せ型の狩りをすることが多いですが
厳しい自然界を生き抜くためには臨機応変 
時には追い込み漁や そろりそろりと忍び足で獲物に近づくこともあります




「あー疲れた」
この日はなかなか獲物にありつけません。
同じ池でセイタカシギやヘラサギは次々と小魚をゲットしていきます。





こちらのダイサギはそろりそろり獲物を探して歩き続けていました。


時には樹上で日向ぼっこ 


ダイサギ(大鷺) Great Egret 全長約90cm
ペリカン目サギ科アオサギ属



こちらはコサギ(小鷺)
ハス田で小刻みに足をふるわせ隠れている小魚かエビなどを追い出して狩ります。



柵の上で背中に朝日を浴びていました


コサギ(小鷺) Little egret 全長約60cm
ペリカン目サギ科コサギ属



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。

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セイタカシギ 細くて長い嘴

2024年01月21日 | シギの仲間 2021~

長くて細い足で知られるセイタカシギ(背高鷸)
今回は、長く細いクチバシに注目 まるで菜箸のようです
このクチバシは、深みにいる魚を捕まえるのに役立ちます






ただあまりにも長いため、クチバシの先の方で捕らえた魚を口に運ぶのに一苦労



せっかくの獲物を逃がさぬよう 何度も小刻みにくわえなおして口元に近づけていきます。



パクっと上手に食べることができました。



ふたたび魚を探して狩りに挑戦!





セイタカシギ(背高鷸) Black-winged Stilt 全長約37cm
チドリ目セイタカシギ科セイタカシギ属


◆セイタカシギ e-bird
https://ebird.org/species/bkwsti/


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ヘラサギ しゃもじ型のクチバシで採食

2024年01月20日 | トキの仲間

ヘラサギ(箆鷺)は名前の通りへら状=しゃもじのような形のクチバシが特徴です
ヘラ状のクチバシを水中で左右に振りながら歩き 触れた魚などを捕食します





二羽のヘラサギ それぞれ別方向にクチバシを差し入れて魚を探ります





「あった!見つけた!」




「ありゃりゃ?なんだコレ? 食べられそうもないなぁ」
 背後では、同時期に滞在したクロツラヘラサギも採食中でした。




ヘラサギ(箆鷺)Eurasian Spoonbill
ペリカン目トキ科ヘラサギ属

クロツラヘラサギ(黒面箆鷺) Black-faced Spoonbill 全長約74㎝
ペリカン目トキ科ヘラサギ属


◆e-bird ヘラサギ
https://ebird.org/species/eurspo1?siteLanguage=ja


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ビンズイ タヒバリと識別

2024年01月19日 | ビンズイ・タヒバリ
山間部の公園でビンズイ(便追)に会いました
松葉のつもった歩道沿い 二羽で食べ物を捜し歩いていました

ビンズイは松の木のある環境を好みます
山でも海岸部でも松林の林床でひっそり採食していることが多いです


※前回登場したタヒバリとビンズイはよく似ていて識別に迷う方も少なくないとか
私なりの識別点を末尾に載せましたので参考にして頂ければ幸いです







ビンズイ(便追)Olive-backed Pipit 全長約16㎝
スズメ目セキレイ科タヒバリ属

◆ビンズイ - eBird
https://ebird.org/species/olbpip?siteLanguage=ja



▼タヒバリとビンズイの識別点


タヒバリ(田雲雀)Water Pipit  全長約16㎝

↑ タヒバリは背中が灰褐色 
   姿勢や歩き方がセキレイに似ているのもタヒバリの特徴


↓ ビンズイはオリーブ色 英名=Olive-backed Pipit の通り
   ビンズイは首を縮めていることが多く丸く見え、歩く速度もゆっくり。
   耳羽(ほっぺたのあたり)が白斑状に見えるのもビンズイの特徴です

ビンズイ(便追)Olive-backed Pipit 全長約16㎝




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タヒバリを探せ!

2024年01月18日 | ビンズイ・タヒバリ

冬鳥として日本に渡ってくるタヒバリ(田雲雀) 
名前のとおり田畑で越冬するものが多いです。
近所の農耕地でもタヒバリの10羽前後の小群が観られます
地味で目立たない小鳥なので存在に気づかない方も少なからず
冬枯れの田んぼに目を凝らしてぜひタヒバリを見つけ出してみてください














タヒバリ(田雲雀)Water Pipit  全長約16㎝
スズメ目セキレイ科タヒバリ属

◆e-Bird タヒバリ
https://ebird.org/species/amepip?siteLanguage=ja


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ハシビロガモ♂ サブエクリプス

2024年01月17日 | カモ 2023年秋~

ハシビロガモ(嘴広鴨)雄♂はエクリプスから生殖羽に換わる途中、
エクリプス羽とも生殖羽とも異なる羽衣が一部に現れることが知られています
この状態はサブエクリプス、サプリメンタリーと呼ばれます

(エクリプス=カモ類の雄♂が繁殖期の終盤から、雌♀のような地味で目立たない羽衣に変わった状態)
参考:「日本のカモ識別図鑑」
今回掲載のハシビロカモは「日本のカモ識別図鑑」サブエクリプス解説イラストに近い状態です



ハシビロガモ♂ 繁殖羽








ハシビロガモ♀


ハシビロガモのメスは、光彩が茶色い点などでオスと見分けられます。




ハシビロガモ(嘴広鴨)Shoveler 全長  ♀約43cm  ♂約50cm
カモ目カモ科マガモ属


◆ハシビロガモ e-bird
https://ebird.org/species/norsho?siteLanguage=ja


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