当日の入場者数8,457人・・・
スタジアム到着時に吹き荒れていた強風も試合開始時までに収まり、平日開催ながら収容上限人数に迫る数の席が埋まるなかで迎えた今月最後のホームゲーム。開幕からの連勝を14年ぶりとなる4に伸ばして臨んだ名古屋が現在4連敗中でPK取消しの一戦の記憶も新しいチーム相手に取りこぼすことなく快勝。鬼門だった前節と同様に今節もまた相性のよろしくない対戦相手だっただけに喜びもまたひとしおでございます。
前半は相手の好守備に手こずりゴールが遠く感じる我慢の展開となりましたが、これも指揮官の想定内だったようで後半は状況が一転、ウノゼロの試合が続いていた名古屋にとって福岡戦以来となる複数得点での勝利となりました。内2得点はシュートのこぼれ球から決まったゴールで、「シュートを打てば何かが起きる」という言葉がよく理解できる一戦でした。
クラブ新記録となる開幕5連勝の歓喜にひたる間もなく中3日で迎えるのは5連戦最後となる鹿島とのアウェーゲーム。ここまで4試合を消化し1勝1分2敗ともたついている印象とはいえ地力のあるチームに変わりはなく、名古屋にとって今シーズン最初の山場と言ってもいいでしょう。この日はマテウスをベンチに温存する策を選択した指揮官がどのような選手起用を見せるのかが興味深いところです。