日本在住のまりんかさんが今年6月のドイツ旅行の前に、私に質問をした。
「1年位前のテレビ放送でドイツでは窓拭き掃除に皮布を使うという内容をやっていた。このたびの旅行で手に入れたい」
義母の窓拭き掃除は以下のような道具を使う。
住宅用ワイパーである。長さ30センチメートルほどで、上のものはゴム部分の下がふわふわの雑巾状態になっている。
これに洗剤溶液を含ませて窓ガラス表面を湿らせ、ゴムベラ部分で水分と一緒に汚れを洗い流す、という方法を使う。
慣れるまで、少々時間を要するが、義母などは実に上手に窓をきれいに仕上げていくものだ。
「さすが、ドイツの主婦~」
義母がドイツの生活のスタンダードと思い込んでいる私にとって、
「皮布で窓拭き」
などという情報は胡散臭く思えたものだ。
でも、まあ、一応彼女に聞いてみると~
「どこにでも売っている」
とのことで、わたしも勇んで周辺の雑貨屋を探し回った。
ちなみに、我が家の皮布はこれ。
確かに存在するものだ。
実家では昔々、実父が自動車のフロントガラスを拭くために車内に常備していた。
なるほど、日本でさえ、皮布でガラス磨きが浸透していたものだ。
ところが!
周辺の雑貨店(dm, Müller)などを探し回ったのだが、見当たらない。
うろうろしているときに店員に話しかけられ、事情を説明すると
「以前は取り扱いがありましたが、現在は販売しておりません」
(ドイツにしては珍しく丁寧な応対でたまげたわたしぃ~)
ドイツ在住ブログ仲間がネット販売で皮布を扱っていることを教えてくれたが、店頭での販売はなくなっている様子。
義母に販売が終了の報告したが、皮布窓拭きには未練が全くない様子だったぞ。
そういうわけで、この地域ではすでに皮布で窓ガラスを服という習慣は廃れていると思ってほしい。
さて、こう結論付けて、まりんかさんにも報告した後に、また別の日本在住の人から連絡があった。
「今年4月のNHK語学番組『テレビでドイツ語』でドイツ生活の紹介があって、その内容の中に鹿革で窓ガラスを拭く、というものがあった」
とのこと。
ふ~む。
まりんかさんはもっと前に皮布窓拭き情報をテレビで得ている。
そんなにしょっちゅう、日本の番組でドイツの皮布窓拭きをやっているということは、まだ、そういう人もドイツにいるわけだ!!
そこで、ここで大募集~
皮布で窓拭き掃除をしているドイツ在住の人、日本在住の人、まあ、その他でもいいや、とにかく皮を使っているご本人、ご近所報告を募集します~
布で窓拭きの習慣が廃れたのは、一般家屋の窓ガラスの大型化が原因だと思う。
建築技術が進み、大型の断熱効果の高い二重ガラスが一軒の家にいくつも使われているのだ。
これを布で丁寧に1枚1枚磨き上げていくのはかなりの大仕事だ。
ワイパーでさっと仕上げるほうが「合理的」である。
うちの窓ガラスも大きく、高さ180センチ幅約90センチのものがいくつもあり、これを小さい布で磨き上げると思うと卒倒するぞぉ~
ワイパー掃除普及でほっとしている私さ!
「1年位前のテレビ放送でドイツでは窓拭き掃除に皮布を使うという内容をやっていた。このたびの旅行で手に入れたい」
義母の窓拭き掃除は以下のような道具を使う。
住宅用ワイパーである。長さ30センチメートルほどで、上のものはゴム部分の下がふわふわの雑巾状態になっている。
これに洗剤溶液を含ませて窓ガラス表面を湿らせ、ゴムベラ部分で水分と一緒に汚れを洗い流す、という方法を使う。
慣れるまで、少々時間を要するが、義母などは実に上手に窓をきれいに仕上げていくものだ。
「さすが、ドイツの主婦~」
義母がドイツの生活のスタンダードと思い込んでいる私にとって、
「皮布で窓拭き」
などという情報は胡散臭く思えたものだ。
でも、まあ、一応彼女に聞いてみると~
「どこにでも売っている」
とのことで、わたしも勇んで周辺の雑貨屋を探し回った。
ちなみに、我が家の皮布はこれ。
確かに存在するものだ。
実家では昔々、実父が自動車のフロントガラスを拭くために車内に常備していた。
なるほど、日本でさえ、皮布でガラス磨きが浸透していたものだ。
ところが!
周辺の雑貨店(dm, Müller)などを探し回ったのだが、見当たらない。
うろうろしているときに店員に話しかけられ、事情を説明すると
「以前は取り扱いがありましたが、現在は販売しておりません」
(ドイツにしては珍しく丁寧な応対でたまげたわたしぃ~)
ドイツ在住ブログ仲間がネット販売で皮布を扱っていることを教えてくれたが、店頭での販売はなくなっている様子。
義母に販売が終了の報告したが、皮布窓拭きには未練が全くない様子だったぞ。
そういうわけで、この地域ではすでに皮布で窓ガラスを服という習慣は廃れていると思ってほしい。
さて、こう結論付けて、まりんかさんにも報告した後に、また別の日本在住の人から連絡があった。
「今年4月のNHK語学番組『テレビでドイツ語』でドイツ生活の紹介があって、その内容の中に鹿革で窓ガラスを拭く、というものがあった」
とのこと。
ふ~む。
まりんかさんはもっと前に皮布窓拭き情報をテレビで得ている。
そんなにしょっちゅう、日本の番組でドイツの皮布窓拭きをやっているということは、まだ、そういう人もドイツにいるわけだ!!
そこで、ここで大募集~
皮布で窓拭き掃除をしているドイツ在住の人、日本在住の人、まあ、その他でもいいや、とにかく皮を使っているご本人、ご近所報告を募集します~
布で窓拭きの習慣が廃れたのは、一般家屋の窓ガラスの大型化が原因だと思う。
建築技術が進み、大型の断熱効果の高い二重ガラスが一軒の家にいくつも使われているのだ。
これを布で丁寧に1枚1枚磨き上げていくのはかなりの大仕事だ。
ワイパーでさっと仕上げるほうが「合理的」である。
うちの窓ガラスも大きく、高さ180センチ幅約90センチのものがいくつもあり、これを小さい布で磨き上げると思うと卒倒するぞぉ~
ワイパー掃除普及でほっとしている私さ!
「セーム皮」という商品ですね
カー用品店で通常、手に入りいます
おそらく、こちらでも自動車用品店で売られているものと思われます。
ドイツでは家屋の窓ガラス掃除にも使われている様子です。
が、もしかしたら「動物愛護」の観点から廃れて行っているのかもしれません。
現在はマイクロファイバー製などの雑巾が売られています。
ウチはボロ布で小さい汚れを落としますけどね。
あ、写真の皮布もすでにボロ布・・・・
大掃除で窓拭きをしているとき、
「ドイツの窓拭き皮があったら
掃除だって楽しくなるかも。行ったとき買ってこよう♪」
などと思いついてしまったがために、
こんなに長らく、りすさんの頭を悩ませ
続けていたとは。
ご、ごめんなさい~。
確かに、動物保護の観点から廃れていってる可能性はありますね。
私がテレビで見た人は、ひょっとしたら
自分の家にストックしていたものを
使っていたのでしょうか。
大量に買いだめしてあったりして。
りすさん、そしてみなさまのご協力に、
お騒がせの張本人のまりんか、
心から感謝です。
追求してやろう、という積極的なものに変化しましたので気になさらないでください。
ここで大募集(!?)して、
「隣のおばあさんが使っている」とか
「ウチの街の雑貨屋にはフツーに売っている」とか
「実はあれは外国取材陣のための演技だ」とか、
「古い建築様式の地域では使用している人が多い」とか、
いろいろな情報が来ると面白いな~
ってのんびり構えています。
手っ取り早く、皮布をお試ししたければ、
車用品売り場が一番かもしれませんね。
普通の布より汚れが落ちるのかな?
カー用品売り場へ行けば簡単に手に入ると思うだよん
ウチは片面がスポンジで、片面が水切りになっているのを使っておるだ~
これもカー用品売り場で売っておる
セーム皮は水切りがエエので
窓を拭いたりする時には便利だよん
疑問に思うのは日本のテレビ放送で何度も「ドイツの住宅窓ガラスは皮で磨く」
というのをやっているらしく、
それがドイツのスタンダードのように思われているところなのです。
ところが、ウチとウチ周辺の掃除用具売り場にはすでにそんな様子がほとんどない実態の差に奇妙な感じを持っているのです。
別のブログ仲間は「メディアは事実だけを報道するのが役割でなく、夢を持たせる側面もある」
と説いています。
そんなわけで、私は日本の「皮窓拭き」報道は害のないドイツ憧憬への誘いとも考えています。
ドイツのどこかで日常的に皮で窓拭いている人いるだろうな。
いないかな~、いないかな~
なんだか奈良の土産物屋さんなんかであったりして、鹿の角はもちろん皮とか昔はいろんなグッズが売っていました(あまりセンスがなく今あるかは不明ですが)とにかく、いろんな鹿グッズがありますから、動物愛護かあ。。あそこでバス降りてきた西洋人、鹿に群れられ、おぅ~でぃあ~♪ってはじめ大喜びだったのに(餌が目的で寄ってくる)帰りがけにはカバン振り回して鹿に怒ってた(笑)
めがね拭きにもなっていましたか!
そうですね、ガラス拭き。
奈良の鹿グッズに鹿原材料って・・・
結構すごい~
鹿、繁殖しすぎのときはそうやって売るのかしら・・・
ああ、西洋から苦情がくるかも~
って、かばん振り回して怒るのだからわかってくれるよね~