風の里  庄兵衛

身近に起こった小さな事の語らい。
趣味の手織り、草木染の事など。

お山の中の羊飼い  Ⅰ

2007-08-21 08:57:34 | 趣味
「ガソリンスタンドを通り越すと温泉の看板が出てくるから
それを右に折れて一本道を登ってきて」

8月の蒸し暑いうだるような一日を山の中でを3頭飼っている
ご夫妻を訪ねる機会を得た。
標高約700メートルほどの山の中に自分たちでを建て、自給自足に近い生活を営なんでいます。

上記の道案内?を頼りに出かけました。
「これだけで解りますか?解らなかったらどなたかに聞いてね。
もっとも人に出会えたらね」

たしかに温泉の看板がありました。右に曲がりました。
は深い森林の中の一本道を唸りをあげながら高度を稼いでいきます。
本当に誰もいません。
ぽつんと大きな家がありましたが廃屋でした

何か怖い・・・ドキドキ・・です

はまだまだ進みます。
人の姿は無く、時々車の音に驚いた山鳥が飛び立ちこちらもビックリ。

気がつけば深い森林の中を走っていたのにいつの間にか視界が広がり
森林を突破していました。

どこからかの鳴き声が聞こえ、の声も

一本道から脇の坂道の入り口に小さな表札がありました。
あまりに急坂過ぎて残念ながら車では上がれません。
入り口に車を置き山登り?しました。

迎えてくれたのは
そして不思議なご夫妻と居間の中央の糸車。

この糸車がまたまたご夫妻との縁を深くしてくれました。
これは次回のご報告とします

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織りました・・組織織

2007-08-18 12:54:23 | 趣味
夏休み。
暑くて何もする気が起きません。
本格織機はずっと糸がかかったままです。
このままでは次に進みません
とにかく織機から糸をはずしたいと思い得意のはちゃめちゃ織をして
織機から糸をはずしました。
これは基本的な杉綾織です。
組織織を覚えはじめると平織が懐かしくなります
困った性格ですね

あれしたり これしたり未だ試行錯誤の毎日です


いろいろ混ぜて何とか織り上げました

しばらく組織織り休もうかなあ

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エーッ 扇の要が・・・

2007-08-15 05:59:47 | 工房便り
 お盆休みを利用して久しぶりにお山の工房に行きました。
焼け付くような太陽はどこも同じだけれど
木陰は気持ちがいい


本家のほうは来客が有るらしいが、脇屋の工房は静かです
そうそう工房通い人のアキさんも入院しました。
竹炭名人のアキさんも工房リタイアです  

短い期間だったけどこの場所も無駄ではなかったと思うしかありませんね


畑のほうでは何か騒がしい
このところ出没している大きな体のはぐれが堂々と
カボチャの収穫に余念が無いようです。

二匹のわんこは役に立ちません
日本昔話のような風景が日常繰り広げられているこの里は
今後どうなっていくのでしょうか

対岸の集落も同じです。
扇を逆さにしたように山の斜面に張り付くように建てられた家々

要はお寺です。お寺から末広がりに下に広がるこの集落は
今年になって5件が村を出たそうです 

そして、要だったお寺は廃寺となり、そのお寺も取り壊されてしまいました。
改めて集落を見ると要の無くなった集落はまとまりが無いように見えます。

少子高齢化は身近なところで影響が出ています

何とかしなければ
でも、何をしたらいいのだろうか

大きな羽音をして鬼やんまが工房を訪ねてくれました

目の前を悠々と舞っています。
間近で見ると大きいですね。

のどか のどか でも 何か 淋しいね

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まとめの記

2007-08-10 06:26:57 | 趣味
暑さに弱くここ近年の夏は閉口していました。
今年も同じですが、ブログの更新もしないままあっちへフラフラ
こっちへキョロキョロ、というわけで一挙まとめてご報告です

友人の入院はショックでしたが気丈な人なので頑張って
リハビリ中です。
言語障害と左半身が不自由になってしまいました
明日も元気の保障がないのだから今を充実に、と言われたような気が
します。

葛の糸作りは大変時間のかかる作業でした。
小川に沈めた葛の束は前日の大雨で流されてしまいわずかに残った束で挑戦しました。
結果、少量で良かったのでした。
葛の繊維は絡んで糸状態にしていくのは至難の業で,わいわいがやがやと
賑やかだった一団は皆、無口になり動いているのは手先だけ
朝からの作業はようやく昼近くなって糸が姿を現しました
時間との戦いは一応終了です。
小さくまとめて米ぬかの水につけてしばらく放置しました。
これを紡いで繋いで糸に束ねて行く作業は昼食後です

飲む人

自由時間の過ごし方はそれぞれ

本来なら米ぬかに漬け込む時間はもう少しほしかったが、今日中に
仕上げたかったので引き上げ開始。
水で洗った葛糸は晒されてきらきら光っています。

細く裂いて結んでいく過程は歓声が混じるほどでした。
少しずつ分け合って持ち帰った糸は繊細ですがしっかりと糸です。
あの葛からこんな糸が出来るとは先人の知恵はすごい

葛蔓は糸、根っこはくず粉。
本来は宝物のはずの葛が嫌われ者、厄介者となってしまったのは
お宝になるのにあまりにも時間がかかることが忙しい現代のニーズに
適さなくなってしまったのでしょう。

後世に伝えたい、残して行きたいとの指導者の言葉が胸に染みました。
貴重な体験 有難うございました
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葛から糸作り

2007-08-02 06:08:14 | 趣味
ブログの更新もしないで7月は早朝自宅を出る。
織友からの誘いで葛からの糸作りに参加する事になりました。
何事にも興味のある庄兵衛は断る事を知りません

一日で終わると思った作業はとんでもない。
葛の採取から始まり、煮る、冷やす、寝かす
数日かかるとのこと

葛の採取と言っても簡単では有りません。
本当は今の時期より5月から6月頃が最適との事でしたが
覚えたい時が旬という事で鎌を片手に山に出発
ところが指導者がそこはマムシの巣だから危ない
と恐ろしい一言

昔乙女の悲鳴は一瞬木霊とかしました

初日の作業は葛の採取、煮る、それを川に浸して冷やす
そして、それをススキの布団に寝かす
ここまでで終了でした。

大井川葛布、掛川葛布で有名な遠州地方での一日です。
気の遠くなるような作業から生まれる葛糸。
どんな糸でしょうか。

作業は始まったばかり
まだまだ続きます。
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