れみ嬢のチュッチュラGo!Go!!

毎日がグリーンツーリズム。そんな日々の生活をお届けします。

大阪への逃避行紀行

2017年01月17日 22時17分35秒 | 着物歳時記
気が付けば、一か月以上もさかのぼる、先月12月上旬
屋さんが1年で一番忙しい時期、おいらは所属している着付けの協会の納会に参加すべく
3日間、関西へ逃避行してきますた
昨年同様、全国の先生方や着付けを学んでいる方々が一同に集まる“納会”の日の前後は
せっかく足を運ぶからと、観光 Day
昨年は、京都、大阪を したけれど
今年は“納会”の前日に神戸を し、当日に納会会場の大阪へ、翌日は 奈良県へと大移動 してきますた

1日目の行きの東海道新幹線では、なんとか、富士山が頭だけ出しているのを して神戸へ


おいら、初めての神戸だったけど、季節柄、神戸の街には、いたるところにサンタさんがいますた
 

まず始めに向かったのはトリックアートの館
様々な“だまし絵”的な芸術の一場面においらも参加。

“神戸牛”に押しつぶされそうな絵は、まさしく神戸ならでは。

そして、明治初期から神戸で流行ったコロニアル様式を用いた洋館、英国館へ。
ここの2階には、シャーロックホームズの部屋を再現されており

おいらも、シャーロックホームズに変身。
そのほか、ショットバー的なダイニングがあったり、贅を尽くした部屋の装飾の数々を

世界中の猛獣、珍獣の剥製を集めた家など、なかなか見る事の出来ない“西洋文化”の家を見ながら
ある時間を待っていたおいらたち。

そう、なんたって、神戸に来た一番のお目当てが、その前日から始まったはルミナリエ



並んで待ったかいがありますた
“すごぉ~~い ”の言葉以外はため息しか出ない、装飾の美しさ。
そして、これを 目的の大勢の方々を、混乱を招くことなく誘導する
実行委員会の方々の、ち密な見え隠れする準備の数々に頭が下がる思いですた。
(実際はルミナリエを をするために、頭が下がる事はなかったですが・・・ )

翌日の2日目、この日がいよいよ、今回の逃避行の一番の目的
おいらが所属している着付けの協会の、年に1度の「納会」出席
の前に、少ない時間を余すことなく堪能するために
今回の納会会場「ホテルニューオータニ大阪」の目の前の大阪城へ


時間を気にしながら、敷地内を見渡していると、城の下に陣をはっているのは、真田幸村ではないですか
今まさに、真田丸で徳川勢を迎え撃とうとしているのか
そんな張り詰めた空気は漂ってはいなかったので、すかさず、一緒に


で、せっかく、時の人にお会いしたので、普段は買わないでっかい写真で購入。
そうすると 
そこかしこに、町人や忍者がいるではありませんか
何とも緊張感のない、写真に仕上がりますた。残念

そして、時間ギリギリにホテルに滑り込み「納会」に出席
様々な次第が滞りなく行われ、昼にかけては、美味しい食事もいただきますた。
 

魚料理に至っては、あまりに上品すぎる量、大きさで、おいら、一口で食べれちゃうんですけど・・・


そして、そして、会場で販売されていた帯、和装の小物なんかに交じって、なんとゴジラの帯も販売

いったい誰が、どんな着物に合わせて締めるのだろうか・・・・。
おいらだったら、ウルトラマンの着物と合わせたいけど、どんな場面で着ればいいんだろうか
きっと、おいらが、この帯を締めている時は、宝くじ1等が当たり
着物や帯を買いまくった挙句、ほかに買う帯が見当たらない時なんぢゃないかしら・・・。

この日は、納会会場にもなったホテルニューオータニ大阪に宿泊。
納会が開催されている間にホテル上空に雨雲が来た為に
なもんで、夕食は雨の中を出かけず、買い出しをして、一部屋を会場に、先生方との座談会。
普段、なかなかゆっくりお話をする機会がない先生方と、ざっくばらんな時間となりますた。
とっても楽しく、そして貴重な時間は、あっという間に3時間以上経過。
おいらは、楽しすぎてお得意の「勝手に無礼講」の時間となっており
“夕飯”とする予定だった主食を食べ損ね(飲むもの はきっちり摂取)
解散後、寝る準備をしていざベッドへ入った瞬間から、お腹のガマガエル が大合唱
同じ部屋だった先生に“私の食べなかったご飯食べて!”と心配されたほど
おいらのガマガエルは、本当に静寂を感知するとここぞとばかりに、存在感を出し始めるのだ。
ガマガエルを、鳴き疲れるまで鳴かせ(何たって、自分の力ではどうにも出来ないもんで・・・ )ようやく就寝。

翌3日目の月曜日は、ホテルニューオータニ大阪の朝食でスタート
国内での宿泊は、ビジネスホテルしか経験することがないもんで、海外でのホテルの朝食を思わせる豪華な朝食に感激
 

 

そして、3日目は欲張って、一路奈良へ
奈良駅では“セント君”とお会いし、まずは  

唐招提寺の紅葉、苔の美し事
 

高校の修学旅行以来、大仏様にお会いしますた。
 やっぱりでっかい・・・

昼食は懐石料理


なんと、器のふたの裏、箸置きがサンタさん。
 
ピンポイントの時期にしか使えない物を惜しみなく使える贅沢さ。
ゴジラの帯ぢゃないけれど、雑誌でサンタさんの帯なんかを見ると
この短い期間のおしゃれを出来るくらい、いろんな意味で余裕が持てれば・・・と思った瞬間。

昼食後は、会場近くで五重塔をバックに


いやぁぁ~~、今回は忙しい最中に3日間も晴 を空けたので
普段は“お土産”なんてほとんど買わないおいらも、さすがに今回のお小遣いの残った分、全財産投入して晴  へお土産を購入。

おいらにとっては。海外旅行級のお土産の量ざます
今回、こんなにお土産を購入する予定ではなく
しかも、けちんぼのおいらは、帰ってくる3日目に荷物をホテルから送らず手荷物にしていた為
あまりの荷物の量に、見かねた先生方が、かわるがわるおいらのお土産を持って電車まで運んでくださいますた。
日本酒や奈良漬など、重いものばかり購入していたのに・・・
本当に、ありがとうござりますた
余談ですが、この「吉野杉の樽酒」、杉の清々しい香りと独特のコクと旨みが絶妙に調和。
杉の香りが鼻から抜ける余韻が癖になりそうですた

そして今回は、おいら皆様の会計係と雑用係を仰せつかり、その大役を何とか務め上げる事が出来
そのお礼にと、帰りの新幹線では

差し入れをたくさんいただきますた
おいら自身も楽しんでいたのに、本当に申し訳ないくらい、嬉しい差し入れ、ありがとうござりますた。

そんなこんなの逃避行、今回は初めて3日間、着物で通し、寝る時以外は着物生活。
そんな大変ではなかったけど、普段、いかに緊張感のない姿勢で行動しているか、思ひ知らされますた。
“大和撫子”への道は、まだまだ遠いと実感した3日間でもありますた

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする