これは、RC-NETの事務局を置く自治体にある大学に掲示されていた性犯罪関連の警察作成パンフレットです。
あまりに酷いので驚きました。
「一度受けた心の傷は、決して消えることはありません」
て、誰に聞いて言ってるのでしょうか?
サバイバーの回復や、サバイバーが、そうして生き抜いていることは、全否定ですか?
被害にあうということは、一生治らない傷を抱えて生きていくことですか?
性犯罪から身を守る掟として、
「自分の身は自分で守る」
と、被害者に責任を押し付けるのですか?
盗撮被害にあわないために、
「商品選びに集中してしまうと、後ろや横にいる不審者に気づかず…」
と、商品選びに集中することすら許されないのですか??
そして、
「被害に合わないために」という複数のパンフレットは、
全て被害の理由づけが被害者の行動になすりつけられています。
加害をやめろ、と。
なぜそんな簡単なことが言えないのでしょうか。
被害にあってる人、被害にあいそうなひとがいたら助けてあげてと。
なぜそんな簡単なことが言えないのでしょうか。
被害にあったことは、あなたの責任ではないと。
なぜそんな簡単なことが言えないのでしょうか。
これは青森だけの問題ではありません。
みなさんのお住いの自治体ではどうですか?
10年前も今も、内容が変わらない予防啓発。
もういい加減にしてほしいです。