ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

大学院文学研究科授業風景2023

2023年10月31日 | 日記
10月26日(木)、「文房四宝研究」の授業で紙漉きをしている情景です。1年生の白石瑞帆と馮琳凱が受講しています。




前の週に屋外に出て桑の枝を取ってきましたが、その内皮を取り出し、加工して繊維にし、楮の紙とミキサーで混合した紙素で作ったはがき大の紙が次のようなものです。ほのかに緑色の紙が出来ました。


同じく、桜の彦ばえの枝の線維から取り出したものを混ぜると、少し赤みがかった紙になりました。



今後、彼らはここに書や篆刻の作品制作に活用する予定とのことでした。




マチ★アソビ2023年秋期 書道コーナー②

2023年10月29日 | 日記
10月29日(日)、標記2日目です。この日の午前中は、昨日と同じく東新町2丁目アーケードで取り組みました。4年生の丸野真愛と1年生の田邊華子が担当です。相変わらず、風が強く寒くて苦労しました。



途中で、風よけにパネルを置いてみました。あまり効果はなかったですが、学生活動の写真がけっこう目立つようになる利点はありました。


コスプレイヤーさんからの注文も時々ありました。


午後には、実行委員会の方が来られて、藍場浜公園の場所に移ってもよいとの提案をいただきました。寒さに耐えられなくなっていたので、提案に乗って移動しました。藍場浜公園は、花も咲いていて日差しに満ちています。


中央付近のテントの一部をお借りして営業を再開しました。風もなく快適に制作を続けました。移動前に、元の場所に、「藍場浜公園に移動すること」をメモにして残していったので、それを見てわざわざ来てくださる方もいました。



この日は夕方16時半~17時半の1時間、Aimer(エメ)のライブがここで開かれ、大勢の観客が訪れました。5曲程度の演奏があり、会場は盛り上がっていました。



学生たちも、作業を中断して、歌に聞きほれていました。17:30で営業を終了し、片づけて大学に戻りました。
この日は、2名で46点の作品制作を仕上げました。お疲れさまでした。

マチ★アソビ2023年秋期 書道コーナー①

2023年10月28日 | 日記
10月28日(土)、標記が実施されました。今回は場所が変わって、東新町のアーケードの東側のところに配置されました。参加学生は2名。2年生の寺竹真子、1年生の秋野友那です。
ここは冷たい風が吹き込んで、紙類も飛んでしまいそうになります。学生が風邪をひきそうな感じでしたので、私のウィンドブレイカーを2名に貸して、ようやくなんとか対応できるようになりました。


午前中は、社会連携課の菱井さんにもお手伝いいただきました。



新町川公園は、天気も良く、大勢のレイヤーさんたちが出ていて、撮影会も行われていました。


アニメのキャラクターの描かれた車もたくさん駐車されていました。


途中、県庁の対岸のヨットハーバーに行きました。ここにはオーストラリア人のヨットマンであるラリーさんがヨットを係留しています。昨晩、偶然にも数年ぶりにお会いしたら、コーヒーを飲みに来るように誘われたからです。マチ★アソビのことを話すと、のちほど来てくださることになりました。


午後に、ラリー夫妻が来られて、寺竹に「SAILING」と書いてほしいとの注文がありました。





寒いので、16時には片づけて撤収しました。この日は2名で30点の揮毫販売ができました。お疲れさまでした。

明日、29日(日)には、4年生の丸野真愛、1年生の田邊華子が担当です。皆様お出かけください。

29日(日)夕方には、有名な歌手のライブがあり、新聞にも掲載されましたので、お知らせします。入場無料ですので、人が大勢集まると思います。

【お知らせ】 #Aimer が10/29(日)に徳島県で開催されるイベント、マチ★アソビの「Aimer Live in machiasobi」に出演決定しました。
 開催日時:2023年10月29日(日) 16:30~ 場所:藍場浜ステージ


ビジネスチャレンジメッセとくしま2023②

2023年10月21日 | 日記
10月21日(土)、標記の最終日は2名の学生を連れてアスティに行きました。
2年生の八頭司美奈と1年生の松本詞葵です。






前の2日間に3名とこの日の2名が書いてくれた学生の作品が会場のあちこちのブースで飾られていました。





この一日だけで、学生2名で約30作品程度を仕上げて販売しております。終了後に、「たいへん楽しく、また勉強になった。良い機会をいただいてありがたい」と述べていました。お疲れさまでした。



ビジネスチャレンジメッセとくしま2023 

2023年10月20日 | 日記
10月19日(木)、標記がアスティとくしまにて始まりました。四国大学のブースに、学生による書道作品の実演販売が実施されています。この日の午前中は4年生の漢那遥花は1名で担当でした。大学院のゼミの授業で、1年生の中国人留学生、馮琳凱の勉強にもなると考え、同行して、見学撮影に行きました。


多くの企業がブースを開設し、にぎわっていました。



四国大学のブースに到着です。漢那がお客様の注文に応えて布に藍墨で作品制作中でした。布に英文字を書いています。作品は販売していますが、漢那は私のゼミで、卒業研究の一環のためにこのような活動には優先的に参加させています。自分の名刺も書で制作し、配布していました。



このほかにも様々なブースがあって、院生を連れていくつか見学し、担当者の方からお話を聞きました。中国人留学生にとっては、日本の企業活動を知る良い機会になりました。


このイベントは21日(土)まで開設しています。
20日(金)は漢那に加えて4年生の近藤優菜が加わり、午後には漢那に3年生の大畠ひまりが加わります。
21日(土)は2年生の八頭司美奈と1年生の松本詞葵が担当します。

徳島の産業の状況がよくわかるイベントです。ぜひお出かけください。

20日(金)午後に、院生1年の白石瑞帆を連れて、撮影に訪れました。



2名の学生が注文に応えて揮毫中です。漢那遥花に、大学の講演会の題字を書いてもらいました。


大畠ひまりの書いた作品です。


参加企業の他のブースからの注文が多いので、会場を回ると、様々な場所で学生たちの揮毫した表示があります。下の写真は発泡スチロール容器の会社、Toho の容器に藍墨で書かれた企業名です。藍墨には液体プラスチックの定着剤が混ぜられているので、通常の墨でははじいて書けない場所にも定着します。


 
21日(土)は1・2年生を連れて私も会場におります。お出かけください。