ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

ウッドアイビスでの展示作品2023年10月

2023年10月14日 | 日記
10月14日(土)です。徳島市両国本町商店街のレストラン、ウッドアイビスの作品を掛け換えました。
今回、2名の作品です。1年ほど同じ作品を展示していましたので、変更は久しぶりです。
3年生の谷口風稀  サントリー創業者である鳥居信次郎の有名な言葉です。サントリーの社訓にもなっていると記憶しています。
「やってみなはれ、なんでもやってみなわかりまへんで」


2年生の垂内こころ 「雨が降るから虹が出る」 味わいのある言葉です。


食事に行った際にご覧ください。


友引マルシェ

2023年10月09日 | 日記
10月9日(月祝)、大学の近くにある徳島葬送.COM家族葬ホール応神で、標記の行事がおこなわれました。学生が先般に市のイベントでこの企業の社長に参加を依頼され承諾したので、私も荷物の搬送や釣り銭の準備などのお手伝いをしました。この行事名はちょっと不思議な言葉ですが、この日は友引で、一般的に葬儀は避ける日なので、葬儀場は休日です。そのために葬儀場を公開して、広報のために様々なコーナーを開設していたようです。


コーナーの会場は建物内です。葬儀施設のサンプルが設置された前での書道コーナーというのは初めての経験でした。参加したのは4年生の西村美咲と丸野真愛です。机に毛氈を敷いて、お客様の依頼する言葉を色紙やうちわに墨で書きます。


書道のほかに、藍染とオリジナルキャンドル制作の3つの体験コーナーが出展されていました。写真は藍染のハンカチを染めているところです。


学生が手が空いた時間帯には、オリジナルキャンドル制作をさせました。色と香りのついたお菓子のようなロウのトッピングを選んでガラスカップに入れていき、好きなデザインのキャンドルを作っていました。


近年は家族葬が人気で、小規模の施設で開設できるので、競争も激しくなっているようです。今までにはないこのようなイベントで関心を持ってもらうことも必要になっているのでしょう。

冠婚葬祭と書道はとても相性が良いので、今後はこのような形での活用が広がっていくのかもしれません。

この日はお客様が多すぎて困るということはなく、学生は10作品程度を書きましたが、屋内で天気や気温は心配ないし、会場の雰囲気も影響して、いつもより落ち着いた気持ちで書けているようでした。

来週の19日(木)~21日(土)は、アスティ・とくしまの「ビジネスチャレンジメッセ」で四国大学のブースで書道コーナーを出展、翌週の28日(土)・29日(日)はマチ★アソビで書道コーナーを出展します。コロナ禍から様々な行事が回復しつつあります。学生の書をお楽しみください。

第61回 徳島彫刻集団 野外彫刻展

2023年10月08日 | 日記
10月7日(土)、毎年この時期に徳島城公園でおこなわれている標記に出かけました。まずは、井下俊作先生の作品です。最大のクスノキの周辺に展示されています。先生は毎回、社会で不要になったものを芸術作品に換えるようなコンセプトで表現され、「A  MESSAGE TO THE EARSE」という題名で自然と文明は調和すべきであることを主張されています。今年は、靴下や靴の展示に使われていたマネキンの足が大量に使われていました。数年前に廃棄される予定のものを頂き、保管しておいたそうです。


大きなモニュメントとしては、流木を集めた大きな足でした。これは巨大クスノキの足を表しているのでしょう。この巨大な足だけは、展示が終了しても来年までここに置いておくことになっているそうです。


幹の周囲に、たくさんの足マネキンがセットで置かれています。


幽玄な雰囲気で、夜に行ったらちょっと怖いかもしれません。先生にお聞きすると、クスノキの根が生えているところまで足を置いているとのことでした。クスノキの精霊がここまで足を延ばしていることを表現したかったとのことです。樹木というのは枝の広がっているところまでは確実に根も広がっています。

四国大学短期大学部の居上真人先生の今年の作品は六地蔵の石像でした。


私が六体の中で最も好きだったのは空を飛んでいる地蔵です。台石の模様は山と海を表しているのでしょうか。スケールが大きいけれどかわいいです。


そのほか、気になった作品をいくつか紹介します。
香川県のアキホ タタさんの石彫作品「Love Bomb Ⅱ」。恐竜化石の卵が割れて恐竜が出た後のような感じでした。


奈良県の堀信二さんの木彫作品「TOWER」。足から出た手が頭を握っています。不思議な気持ちになりました。


島根県の周藤豊治さんの作品「ふわっと」。鉄で二人の子供が遊んでいるところを表現しています。堅い素材なのに柔らかさを感じます。


奈良県のヒロ忠之さんの作品「雨の恵み」。テルテル坊主の形ですが、表面に加工して入れた模様が美しいです。


徳島県の松永勉さんの金属彫刻「風景のはじまりーSunrise」。日の出の太陽を表現しているのでしょうか。形も色も風景の中でうまく調和しています。


香川県のウィリアム・ヴォーグラーさんの作品「Dancing Cubes 踊る立方体」。不安定のものが重なると安定して見えます。



京都府の外磯秀紹さんの作品「ろ」。池の中に置かれた赤い作品です。不思議な芋虫のようにも、サツマイモが芽を伸ばしているようにも見えます。


彫刻作品ではありませんが、トイレの入口に額縁の形の中に飾られた花は、絵のように見えて面白かったです。



作品はこの他にもあり、全部で32点が公園内に点々と置かれ、10月27日(金)まで開催されています。既に61年も続いていて、徳島の秋の楽しみになっています。ぜひお出かけください。


総務課前の作品2023年10月

2023年10月05日 | 日記
10月5日(木)です。標記を展示しました。9月に小星の書展で展示していた作品が戻ってきましたので、その中から選んだ8点です。展示に行こうとしたときに、たまたま書道文化館1Fで会った1年生の牧絵里加さんに手伝ってもらいました。


左から1年生の田中優彩、寺尾将志


3年生の藤本陽、大野瑠華


3年生の廣田梢子、1年生の川村成太郎


3年生の新垣祐樹、2年生の北村詩


10月一杯展示しています。