ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

「悠縁」作 吉野川市・四国大学 提携記念作品 

2020年07月19日 | 日記

7月19日(日)、標記の作品を、書道文化学科2年生の逢坂さんが送ってきてくれました。

7月15日(水)に行われた提携記念式の際に、吉野川市の新しいホールに飾られました。

この作品を書いた書道部メンバー6名と出身県を紹介します。

逢坂優妃奈さん(徳島県)、祖月輪音々さん(徳島県)、寺澤歩花さん(徳島県)

髙橋瑞歩さん(福島県)、桃田 葵くん(大阪府)、奥野駿介くん(富山県)

このメンバーにさらに2名が加わって、有志グループ「悠縁」を結成し、

四国大学の学生GPのコンペにも採択されたということです。

 


デザイン書道2020②

2020年07月19日 | 日記

7月19日(日)、今日も標記の集中講義が続いていました。書を写し取って別な素材に転写する技法の授業でした。

昔のコピーに使われていた青焼きの方法。文字以外の部分は日光で変色させます。

次はTシャツにステンシルをおこなうための作品作りに挑戦していました。

30年後の自分から現在の自分への言葉を作品化してTシャツに写します。

学生たちは自分の内面と向き合っていました。

 

 


デザイン書道2020

2020年07月18日 | 日記

7月18日(土)、午後、標記の集中講義が始まりました。京都の上田普先生のご指導です。

学生たちは熱心に取り組んでいました。

歌手の演奏映像を見てから、そのタイトル文字を、各自のイメージで2種類書いています。

全員が一人一人、出来上がった作品の狙いや制作意図を発表しながら、どちらがよいか決めてもらいます。

上田先生は様々な商品のタイトル文字を制作されていますので、その経験を生かした実用的なご指導でした。学生は良い勉強の機会を与えられています。明日も授業が予定されています。

 


『谷内清巌の書』

2020年07月17日 | 日記

7月17日(金)、標記の本が出版され、淡路島洲本市五色町の倉内一夫さんが冊子を送ってくださいました。昨年の秋にゼミ生だった三原明美さんの卒業研究の一環で実施した「谷口清巌書作展」の際に印刷した簡易図録を正式に冊子化したものです。私が昨年のデータを整理し、新たな資料も加えて編集しなおしました。

約50点の書作品の写真と解説を掲載しています。倉内さんのお持ちの作品と、淡路島の寺院の所蔵品が中心ですが、私や三原さんの所蔵している作品もあります。鳴門市の松浦酒造場の所蔵している扁額も今回掲載しました。草書で「鳴門鯛」と書いています。

今回は、石碑や門柱などに彫られた書も紹介しています。この石碑類の写真の多くを撮影して下さったのは倉内一夫さんです。

洲本市の「谷内清巌大和尚」顕彰会の発行。印刷は洲本市五色町の浜田デザイン写植さんです。

 


蓮の花

2020年07月17日 | 日記

7月16日(木)です。先日、鳴門を通過した折に、ちょうど蓮が美しい花を咲かせていたので、車を停めて撮影しました。鳴門は昔から蓮の一大産地です。延々と蓮田が広がっていました。

花は白とピンクの2種類がありました。微妙に種類が異なるようです。

葉も花も美しい。

花が散ると、実ができます。形は蜂の巣に似ています。「蜂の巣」→「はちす」→「はす」と変化して植物名になりました。この穴の中にどんぐりのような実ができます。その実は食べることができます。上手に調理すると栗のような美味です。

この蓮の生えている池には、タニシなどがたくさんいて、自然が豊かです。餌も多いので、この地域には数年前からコウノトリが居ついて、営巣し繁殖しています。

晩秋になって葉が枯れると、泥の中から根を掘り出します。これがレンコンです。鳴門のレンコンは食感が良く、たいへん美味しいです。徳島県は美しい風景のある土地です。