ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

梅雨の植物

2021年05月22日 | 日記
梅雨に入りました。植物も変化しています。
アジサイです。


サツキツツジ


マツヨイグサの仲間のように見えますが、はっきりはわかりません。可憐な花です。


カラムシとドクダミ。カラムシは、見た目は青ジソに似ていますが、古代の東アジアの人々が繊維を布や紐として利用していた植物です。韓国語で「モシ」、アイヌ語で「モサ」、漢語では「苧麻」です。「薬害の心配のない麻」と言ってもよいでしょう。多年草で丈夫な雑草でどこにも生えます。現在も福島県や韓国では栽培され、高級な夏服に織り上げられています。
イラクサの仲間で、「カラ」の名が付きますから、古代に渡来人が大陸から移入したものですが、今は雑草化しています。若芽は食用にもなるそうですが、食べたことはありません。私は大学院の授業で、この植物から紙を作ります。


ビワの実が色づき始めました。収穫も近いです。


こちらはヤマモモの実。まだ若い実で、これから赤くなってきますが、赤くなっても酸っぱいだけで食べられない種類です。鳥さえ食べません。果実酒にすれば利用できるのかもしれません。


シジミチョウが生け垣の小さな花の蜜を吸っていました。



クローバーがあちこちで群生しているので、四つ葉を探したら、今朝は6枚見つけました。


大学は一か月ほど遠隔授業でしたが、来週から対面授業に戻れます。


初夏の公園

2021年05月11日 | 日記
5月11日(火)です。5月も中旬で、徳島は初夏を迎えました。公園やそこに行くまでの通路での点描を紹介します。
夏らしい花が咲いています。



花の色が変化していく珍しいバラが植えられていました。



アジサイの花のつぼみが出てきていました。


クローバーが大きくなって、花も咲いています。。この写真の中に4つ葉のクローバーが3枚あるのですが、お判りでしょうか? 4つ葉のクローバーは、1枚発見すると、その周囲に必ず数枚あります。これは株で同じような性質を持つからです。人が歩く通路に生えるクローバーは、葉が形成される芽の段階で圧力の刺激を受けて4つ葉になりやすいそうです。


モクレンの花が終わった後に、実が成長してきています。


クチナシの若葉の上に、黒とオレンジの色合いの虫がいました。これはテントウムシの幼虫です。アブラムシが発生しているので、それを食べて育っているようです。


木の根に、同化している動物がいました。保護色で目立たないことを本人も知っているのだと思います。


公園の近くの家の縞ネコでした。よく公園に出没しています。「シマちゃん」と呼んでいます。日向ぼっこをして気持ちよさそうに寝ていました。まだ暑くもなくて気候は快適です。





四国大学書道文化学会 2021春季講演会

2021年05月10日 | 日記
5月10日(日) コロナ禍のために、標記の学会を私の研究室のPCからZoomで開催しました。
この日は3名の発表がありました。
最初は、四国大学の経営情報学部の卒業生で、鳴門の元木竹林堂の社員でもある元木亨さんです。彼は3年前の在学中に、かぜまーるの玉城さん・星川さんと一緒に、書を使った建具の研究にも携わった青年です。
その様子も含めて、在学中の活動から現在のお仕事にいたるまでの様子を紹介してくれました。書道文化学科の学生たちとの年齢も近いので、たいへんわかりやすいお話でした。




次は、私が、現在の研究の内容をパワーポイントで示しました。


最後は、本学の書道コースの卒業生で、つい先ごろ、徳島県の高校教員をご退職になり、現在は新人教員の指導員をされている田上洋子先生のお話でした。
教員生活の最後に講演された内容を紹介してくださいました。

先生には大学に来ていただき、私の部屋のPCの前でお話いただきました。


卒業生の方も5名ほど参加いただきました。
参加学生にはmanabaで感想を書いてもらい、後日、講師にもお送りしたいと思います。

この学会の運営としては初めての形式で、最初のところで、回線が3分ほど切れてしまうミスもあったのですが、思ったよりも順調に進み、理解もしやすかったようです。
今後、Zoomを活用していけば、遠方に住む卒業生や講師のお話も手軽にお聞きできることが分かります。時代はどんどん進んでいます。