ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

デザイン書道2019

2019年08月29日 | 日記

8月27日(火)~30日(金)、上田普先生による標記の集中講義が実施中です。2年生から4年生までの、希望者が受講しています。先生の制作された工芸的な書作品を見せていただいています。書をキーホルダーやブレスレットに活用した商品に、学生も驚いていました。

刷毛を使って墨線を引く練習をしていました。

今までに学んだことのない技術やアイデアをいただいています。今後の学生の作品にも幅が出てきそうです。

集中講義はまだ2日続きます。

 


夏季錬成会2019

2019年08月21日 | 日記

8月19日(月)~21日(水)、大学の書道文化館と日本文学館の、書道実習のできる教室を使って、標記の錬成会が実施されました。1~3年生の学生が各自の作品制作に向けて、熱心に学びました。まずは開会式での委員長挨拶。今年の委員長は、3年生の宮崎葵さんです。

1~3年生の縦割り班が6班あって、それぞれの班長が各班の行動を指導します。6名の班長は3年生です。挨拶がありました。

早速各教室に分散して錬成の開始です。

時間節約のために、昼食だけは弁当を用意しました。近所の食堂から学生が選んで頼んできた弁当で、単品の弁当にサラダがついて500円です。3日間、毎回内容が変わります。今回はドライカレー、鶏から揚げ、鶏照り焼きの3種でした。教員がメニューを選ぶと、どうしても栄養を考えた幕の内弁当的なものを選んでしまい、結局残飯がたくさん出がちですが、学生の感覚で選ぶとこうなって、結果的に残飯がほとんど出ないので、驚きまた感心しました。今後のイベントではこの方式が良いと意識を新たにしました。

1日1回は、2班ずつ集まって、批評会を実施します。各自の作品の説明をした後に、他の学生からの批評を受けます。最後に先生からの批評を聞きます。

20日(火)の夕方には、全員で集まって簡単なリクレーションをして、親睦を深めました。じゃんけん列車をした後に、目隠しをしてのリレー書道です。班のメンバーで一画ずつ書いていきました。

学生がアイデアを出し合って、上手に運営していました。良い作品を作ることと共に、集団としての交流や、先輩・後輩とのやり取りを楽しんでいました。お互いにたいへんな作業なのですが、やはりこのような行事は、彼らが大人になった時に必ず役立つ力を身に着けるだろう、と改めて感じました。

閉会式の最後に全員で記念写真を撮りました。お疲れ様でした。

 

 

 


友好商店街記念セレモニー

2019年08月18日 | 日記

8月13日(火)、徳島市の両国本町商店街で、標記のセレモニーが開かれて、ウッドアイビスの新居綾路さんから写真データを送っていただいたので、掲載いたします。東京の高円寺パル商店街と徳島市の両国本町商店街との友好提携です。

看板は、書道文化学科1年生の祖月輪音々さんが書いた作品です。写真の左側が東京の代表者、右が徳島の代表者の新居さんです。

最後は、阿波踊りの披露で締めたそうです。

今年の阿波踊りは、台風のために12日・13日のみの2日間しかできず、このセレモニーは台風の来る前にぎりぎりで実施できたとのことで、本当に幸運だったと思います。

早速、両方の商店街の活性化アイデアの交流が始まっている様子です。書道文化学科もお手伝いができることがあれば、今後も協力していきたいと思います。


帰省2019夏

2019年08月18日 | 日記

8月13日(火)~17日(土)、お盆に実家に用事があって帰省してきました。台風を縫っていったのですが、多くの時間は実家の荷物の片づけ作業に追われ、その間に、春に亡くなられた恩師、青木廣安先生の初盆のお参り、善光寺良性院へのお参り、上田の友人宅への訪問などを済ませました。今回は仕事に追われ、猛暑のなか少し体重を減らして昨晩徳島に戻りました。戻る途中に、ようやく少し余裕ができたので風景を点描しました。12時ごろに姨捨SAから、長野盆地を撮影しました。私の実家のある盆地です。

駒ヶ岳SAから駒ヶ岳方面を撮影しました。

途中、名古屋の叔父・叔母と会って食事をした後、新名神を経由して一人で徳島に行く途中、夜の9時ごろにさすがに眠気に襲われ、吹田SAで休憩しました。そこでお遍路さん風のヒッチハイカーがいたので、途中まで話し相手になってもらおうと乗せたところ、徳島まで同乗していくことになりました。札幌から富士山登山を経て福岡を目指す、福島さんという男性です。

珍しい体験談を楽しく聞きながら、お陰で眠気にも襲われずに安全に帰ることができました。それでも夜の12時近くになって疲労がピークに達したので、徳島の「八寸」に彼を託して、翌日にお会いすることを約束して帰宅しました。この夜は、彼はたまたま八寸にいたお客さんであるオーストラリア人のラリーさんのヨット(ケンチョピアに停泊)で一泊させてもらったとのことです。

翌日は、昼食をウッドアイビスでご一緒した後に、阿波踊り会館に案内して眉山頂上まで往復し、阿波踊り体験をさせたら、運動神経がよほど良い方と見えて、初めての体験なのに優秀舞踊者に選ばれて表彰されました。この会館の阿波踊りの見せ方や教え方はたいへん上手で、観光の質としては極めて優れていると思いました。

彼もたいへん良い思い出になって、徳島が大好きなったとのこと。またもう一晩ヨットで宿泊後に、香川・岡山を経て福岡を目指すということです。体も精神もたくましく話も魅力的な方なので、今後の旅も心配はないと思います。お母さまが三味線を弾かれるそうなので、いずれ親子で來徳されるのではないかと思います。

偶然にも珍客と知り合いになり、お互いにプラスになりました。自分自身も徳島の町の魅力を再認識でき、観光方式について考えることができました。

さて、休みも今日で終了で、明日からは夏季錬成会や、書教育研修会などがあって、大学の仕事が始まります。猛暑は続きそうですが気持ちを切り替えて頑張りましょう。

 

 


街角踊り2019

2019年08月11日 | 日記

8月11日(日)、明日から阿波踊りが始まりますが、前夜祭として夕方、標記の踊りが南新町で実施されたので、参加しにいきました。森珈琲店のご主人からご案内も受け、以前から興味を持っていた催しです。阿波踊りの古い形が残されている踊り方で、各自が自由に踊ってよいというものです。行く途中に東新町アーケードの掲示板に貼ってあった「がんばれ東新町」の文字は、昨年の夏に玉城千博さんが書いた文字でしょうか。よく目立っていました。

夕方7時に、四宮生重郎さんの事務所の前で参加者が集まって、開催の挨拶です。四宮さんは4月末の蜂須賀踊りの際に一緒に書道パフォーマンスをしたのですが、今は体調を崩して入院中とのことでした。携帯電話で激励のメッセージが届いたと紹介がありました。下記サイトは、数年前にお元気な時に撮影された時の映像です。

https://www.youtube.com/watch?v=vHiE3B4Zqxk

阿波踊りは、本来が先祖の霊をお迎えする盆踊りですので、まずは迎え火をします。大滝山のふもとの願成寺 大西智城住職が火をつけ、読経をされました。

その後に鳴り物が演奏を始め、みんなで踊り始めました。

踊りは30分ほどで終了しました。軽く汗をかいて、楽しみました。明日から4日間、徳島の町は人口が数倍に増えます。