福一の二号機の格納容器内の撮影や雰囲気線量の測定が行われている。即死するような高い放射線量を聞いて、震え上がる。運転中の圧力容器内の放射線はそのぐらいだとか嘯いているが、そもそも格納容器は予備に作られた防護壁でしかない。
その中にこれほど高い放射能などはそもそもあってはならない。まともに運転できないで機械を壊しておいて恥を知りなさい。まともなエンジニーアならばあのように破滅的に専門的に扱う機械を壊しただけでもはや尋常な気持ちではいれないはずだ。テプコの連中は皆オウムの連中と同じように気がふれているに違いない。それにしてもなんて厚顔無恥な連中だろうか。
先日フランクフルトへ向かう車中でうちの原発からの距離などを考えながら走り続けた。時速200KMを超えて飛ばしてもいくらかの時間は計算しないといけない。福島の事故を受けていろいろな状況のイメージトレーニングが出来るようになった。
先ずは、毎日眺めている水蒸気塔の手前で福一の一号機や三号機のような爆発が目視されたならば、兎に角着の身着のまま車に乗り空いている方向へと車を走らせたいと思う。直線距離で30KMはあるが、プルームが押し寄せるのは30分は掛かるので、上手に高速道路で進むことが出来ればマスクをせずに逃げれるかもしれない。
しかしそのようなパニック状況では車を使うことは殆ど不可能だろうから、風向きを調べて徒歩で逃げて、動いている公共交通機関を乗り継ぐのも方法ではないかと考える。手に濡れタオルや水などは欠かせないだろうか。一時間も歩けば山の裏側へと逃げることが出来る。
爆発事象前に福島であったような危険な状態が告げられたならば、先ずは航空機チケットを予約して、大陸を離れる準備をする。それから状況を見ながら車で少しでも遠くへと飛行場の方へと車を走らせればよいだろう。少なくとも20時間以内には離陸できるのではないだろうか。それから後の対応は状況を見ながら考えればよい。福島のケースで考えれば、3月11日から二週間ほど海外に滞在すれば用は足りる。
同じような現象が少しはなれたアルザスのフェッセンハイム原発で発生したならば、距離は福島と東京ほど離れているが、爆発後三時間以内には遠くに離れていたい。爆発していなければやはり一日以内には遠くへと逃げられるように旅行準備を進める。福島のような状況ならば、やはり遠くへと旅行に出かける。但し、30KM離れたフィリップスブルクと200KMのフェッセンハイムでは影響が異なるので1000KM彼方のベルリン辺りに避難しても良いかもしれない。情報が十分に伝わる場所にいる方が帰宅への正しい判断が出来るからである。どちらにしても最初の一週間から十日ほどが鍵である。
さてどれほどの汚染状況で帰宅を決心することが出来るだろうか？もし都内のホットスポットのようなものが自宅近辺のワイン地所で見つかれば、一時帰宅はするかもしれないが、転出する。横浜から鎌倉辺りへの汚染程度ならば先ずは帰宅するが、一二年は転居して戻ってくるとかなんらかの方策を考えるだろう ― チェルノブイリ事故での土壌汚染の十倍ぐらいが許容限界だ。
若し自宅が福島市並の汚染をしてしまったとしたら、少なくとも二年ほどは一時帰宅しないだろう。福島の避難地域のような汚染があれば先ずは自宅も何もかも放棄するかもしれない。そもそももはやなんらの価値も無い。二度とその地を訪れることはないであろう。
そのような事故を起こしていながらなんら社会的な制裁すら受けていない連中が平気な顔をして生活しているのである。日本とはそのような社会であるのだ。
参照：
小日本鬼子の無法地帯 2011-11-29 | 雑感
日本社会の民主化に向けて 2011-10-11 | マスメディア批評
安全デマ被害補償の一時金 2011-08-19 | マスメディア批評
誰の生活が第一なのか？ 2011-08-04 | マスメディア批評
因果の無い一貫した政策 2011-07-20 | 雑感
計画通りにならない核分裂 2011-04-11 | 雑感
予測可能な環境の修辞法 2011-04-08 | マスメディア批評
風評より遥かに恐ろしい風雲 2011-03-23 | マスメディア批評
健康・環境被害とは風評なのか？ 2011-03-19 | アウトドーア・環境
ハイエナ経済のバベルの塔 2011-03-18 | 歴史・時事
パニックの裏側の集団心理 2011-03-16 | 歴史・時事
脱東京、脱原発、脱近代 2011-03-16 | アウトドーア・環境
輪番停電という外出禁止令演習 2011-03-13 | マスメディア批評
未熟な食品危機管理 2008-10-20 | マスメディア批評
悪夢の特命潜入員 2005-09-01 | 雑感
自由の勝利を自ら掴め！ 2012-03-27 | マスメディア批評
秘密外交の達人を驚かす 2012-03-25 | マスメディア批評
その中にこれほど高い放射能などはそもそもあってはならない。まともに運転できないで機械を壊しておいて恥を知りなさい。まともなエンジニーアならばあのように破滅的に専門的に扱う機械を壊しただけでもはや尋常な気持ちではいれないはずだ。テプコの連中は皆オウムの連中と同じように気がふれているに違いない。それにしてもなんて厚顔無恥な連中だろうか。
先日フランクフルトへ向かう車中でうちの原発からの距離などを考えながら走り続けた。時速200KMを超えて飛ばしてもいくらかの時間は計算しないといけない。福島の事故を受けていろいろな状況のイメージトレーニングが出来るようになった。
先ずは、毎日眺めている水蒸気塔の手前で福一の一号機や三号機のような爆発が目視されたならば、兎に角着の身着のまま車に乗り空いている方向へと車を走らせたいと思う。直線距離で30KMはあるが、プルームが押し寄せるのは30分は掛かるので、上手に高速道路で進むことが出来ればマスクをせずに逃げれるかもしれない。
しかしそのようなパニック状況では車を使うことは殆ど不可能だろうから、風向きを調べて徒歩で逃げて、動いている公共交通機関を乗り継ぐのも方法ではないかと考える。手に濡れタオルや水などは欠かせないだろうか。一時間も歩けば山の裏側へと逃げることが出来る。
爆発事象前に福島であったような危険な状態が告げられたならば、先ずは航空機チケットを予約して、大陸を離れる準備をする。それから状況を見ながら車で少しでも遠くへと飛行場の方へと車を走らせればよいだろう。少なくとも20時間以内には離陸できるのではないだろうか。それから後の対応は状況を見ながら考えればよい。福島のケースで考えれば、3月11日から二週間ほど海外に滞在すれば用は足りる。
同じような現象が少しはなれたアルザスのフェッセンハイム原発で発生したならば、距離は福島と東京ほど離れているが、爆発後三時間以内には遠くに離れていたい。爆発していなければやはり一日以内には遠くへと逃げられるように旅行準備を進める。福島のような状況ならば、やはり遠くへと旅行に出かける。但し、30KM離れたフィリップスブルクと200KMのフェッセンハイムでは影響が異なるので1000KM彼方のベルリン辺りに避難しても良いかもしれない。情報が十分に伝わる場所にいる方が帰宅への正しい判断が出来るからである。どちらにしても最初の一週間から十日ほどが鍵である。
さてどれほどの汚染状況で帰宅を決心することが出来るだろうか？もし都内のホットスポットのようなものが自宅近辺のワイン地所で見つかれば、一時帰宅はするかもしれないが、転出する。横浜から鎌倉辺りへの汚染程度ならば先ずは帰宅するが、一二年は転居して戻ってくるとかなんらかの方策を考えるだろう ― チェルノブイリ事故での土壌汚染の十倍ぐらいが許容限界だ。
若し自宅が福島市並の汚染をしてしまったとしたら、少なくとも二年ほどは一時帰宅しないだろう。福島の避難地域のような汚染があれば先ずは自宅も何もかも放棄するかもしれない。そもそももはやなんらの価値も無い。二度とその地を訪れることはないであろう。
そのような事故を起こしていながらなんら社会的な制裁すら受けていない連中が平気な顔をして生活しているのである。日本とはそのような社会であるのだ。
参照：
小日本鬼子の無法地帯 2011-11-29 | 雑感
日本社会の民主化に向けて 2011-10-11 | マスメディア批評
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脱東京、脱原発、脱近代 2011-03-16 | アウトドーア・環境
輪番停電という外出禁止令演習 2011-03-13 | マスメディア批評
未熟な食品危機管理 2008-10-20 | マスメディア批評
悪夢の特命潜入員 2005-09-01 | 雑感
自由の勝利を自ら掴め！ 2012-03-27 | マスメディア批評
秘密外交の達人を驚かす 2012-03-25 | マスメディア批評
アメリカの軍産複合体とはまた違い、
日本だともたれあい複合体がやはり色んな事態の犯人だと思います。
96年時点で、大手製造業50社＋九大商社や銀行など25社の、
役員又はその配偶者から四親等以内に関連企業の役員がいるかどうかで線を結ぶと、
58/75社が結べてしまう。
天下りももちろんその網にからめとられていきます。
彼らが、バブル崩壊後の苦境を若者を買いたたいて乗り切り、
それだけでは足りず安い労働力ということで今は移民を奨励している。
それに湯水のごとく将来の世代に借金を残して、
未だに甘い汁を吸おうとする。
一方で福島をはじめとする子供や大人の被曝はいろんな面で放置されたままです。
基本旧帝大出身者で占められるそのもたれあい複合体は、そろそろ責任を問われた方がいい。
91年より1世帯当たりの家庭の支出は2割も減っているのに。
日本中枢の崩壊でないけど、ついにもたれ合いを問わないまま、消費税を増税と言い出した。
日替わり弁当のように原子炉を爆発させたのは、
ころころころころ妙なことをやってきた彼らの得意技かもしれません。
http://nonukeart.tumblr.com/post/19925756851
…色んな面で負債がありますが、日本はこれから、何年かかってペイするのでしょう…。
それでは、失礼します。
まずいえることはあそこは放射能で汚染されても簡単には避難できないということです。まず住むところ、仕事、教育など未だにに誰も保障してくれません。東電を裁判にかければまあー保障の判決が出るでしょうが何十年もかかります。それよりも年取った人が多いのでほとんどの人が避難する気は無いようですね。普通に生きても数年の命という人が多いです。平均寿命生きたらみんな満足して死ねるというところでしょうか？
問題は子供、でも扶養者がいないとどうしようも無いから結局親と一緒に福島に住む羽目になる。ましてドイツなんで来れない。それはここで言わなくともわかる。そこまで保障したら膨大な金がかかりすぎるし外国には仕事がなさ過ぎる。まして言葉できないのなら廃人のような病人と同じ。そんな生活費まで日本政府は払えない。結局避難できる人は日本中どこでも仕事のある医者や弁護士の大金持ちだけ。
結局解決策はそのまま福島に住み、除染を徹底して、慰謝料を含むすべての保障を東電と国から取り付けるほかは無いですね。
日本の労働システムがどのように変遷して行ったかの状況はあまり知りませんが、リクルート事件辺りが境だったかもしれません。労働力の流動性は必要なのですが、同じ経団連の既成権益内で経済を動かそうとしたのが間違いで、古い財閥系の旧産業の会社などを淘汰させる法改正が必要です。
現在の日本の経済の弱体化は、新産業もこうした枠組みに取り込もうとするむら勢力があまりにも強すぎることが原因かと思います。
本当は外国人労働者も上手に組み込んでいかなければいけないのですが、上のようなシステムではドイツ以上に酷い結果が待っているかと思います。
チェルノブイリに詳しい京大の今中哲二が爆発の瞬間に涙が出て、「同じになっちゃった」とVIDEOで語っていますが、「それでもそこに残らなければいけない人のことがようやく分かった」と言うのはとても正直な感想と思います。
阪神地震の神戸に対する河で分けた大阪の反応と同じで、福島に対して山形の人はやはり違うんですよね。
「結局避難できる人は日本中どこでも仕事のある医者や弁護士の大金持ちだけ」 ― その通りかと思います。まさにそうした人たちがむらを形成していて、被曝は他人事でしかないのです。
混乱の中であっても少なくとも最初の二週間になにかが出来なかったか？若年層への安定ヨウ素材の投与はインフルエンザの予防と比較してどれほどの副作用があるのか？
こうした様々な問題点と判断過程が検証されて明白になっていない以上、同じことは間違いなく繰り返されます。
政府の基準は多分、多分ですが味の素などの化学調味料などの安全基準でやっていると思います。あれって同じく大量に毎日食べさせるとガンになって死ぬのはいろんな動物実験で確かめられているんですね。でもそれでも売られているのは普通の人はたまにぐらいで毎日カップラーメンばかり食べないだろうからそれを持って「安全」とするわけです。福島の場合も同じでしょう。原発に近づかない限り普通は「安全」とするのでしょう。それを「危険」とするか「安全」とするかはもちろん国民一人ひとりの判断で自由です。福島に住むのが危険だったらカップラーメンを食べるのもガンになるから危険だということになりますね。もちろんタバコや酒はそれ以上に発ガンの発生率が高いです。
自分の場合は、ここに住むところがあるので自分の子供たちは大学までここに置いておこうと思います。一方自分の親は歳で後せいぜい数年しか生きないだろうから、今年の5月で家族全員福島に連れて行こうかと思います。まだ会った事ないんですね。親切に警告する人もいますが、まあー3週間の滞在では放射線量も減っていることだし何とかなるでしょうと思っています。
強い被曝したのは中高年齢者だけでなく若年層を含みます。最初の二週間のヨウ素の被曝量は、現在三週間の滞在をするとか二次被曝をするとかの次元ではありません。
誰の刑事責任ですか？東電ですか？国ですか？東電でも彼らだけが悪いのでは無いですね。社長は代々続いていますからねその全員でしょう。政治家は管政権が貧乏くじを引いたのですね。仮に自民党政権だとしても同じだったでしょう。何しろ彼らが推進したのですからね。責任はもっと重大です。
フクシマの場合、最初の週末に現在の被曝の結果は分っていて、そのときの予想通り八割方は海へと飛んでくれました。しかし残りが比較的狭い地域に拡散して、福島・宮城・岩手・茨城・栃木・埼玉・千葉・東京では場所によっては重大な被曝を齎しました。当初のヨウ素被曝の証拠は消されていますが、セシウムの汚染濃度と相似していると考えられます。よって見てくるといってもその土壌汚染濃度を調べるわけで、多くの研究者が直後から現地で資料を集めています。
同心円状の広がりではなくて、飯館村から南下していったプルームが最も大きな被曝を齎しました。これは事実であり、予想さえされていたものです。
業務上過失は工場の操業事故においても必ず審査されるもので、これだけの物心への危害を齎しておいて、不問では済まされません。先ずは事故の当事者である東電に刑事責任があるのは明らかです。そこで津波による不可抗力を主張しているのですが、一斉立ち入り調査などは進んでおらず、証拠隠滅等が為されているかと思います。
もう一つは緊急避難等における防災ですが、これはZDF独占会見で菅直人が詫びているように落ち度があり、更に政治的な判断から福島県人を見捨てた経緯があります。これは人権問題であり、今後厳しく糾弾されていくものと思われます。この点が嘗ての一般的な公害事故等と異なる点でしょう。
細かな点は一年以上を通して書き続けているので繰り返しませんが、被害届けがまだ出ていない「直ちに影響の出ない被曝」とは異なり、「事故によって広範囲が強い汚染に見舞われた」のは夢ではなく事実なのです。
まあー、ああいう寝耳に水は誰にでも落ち度はありますね。起こってしまったことはもうしょうがないでしょう。問題はこれからどうするかです。日本民族全員が外国に移住するか、除染に専念するかでしょう。ドイツ政府はその移住に特別のヴィザを出すとは聴いていません。できるなら来て欲しくないのですね。どこでもただでさえ仕事がありませんからね。ましてドイツ語が全然できない福島の人が来られたら税金ばかり使ってしまって困りますよね。だから黙っているんです。
もちろん放射能の内容は十分に知っています。いろんな人が既に百万回書いています。でもこちらは誰が罰せられるかに興味があるのではなくてこれからどうするかにだけ興味があります。菅直人や東電の社長が仮に今日の犯罪者の様に死刑になっても放射能がなくなるわけではないので全く興味はないのです。
移住した人は我々に様に良いのですが、残った人はこれからどうするのかにだけ興味があります。こちらはその放射能の理論問題ではなくて実際に現実問題にさらされているのですね。とりあえずはどうするかです。
それで餓死したり、孤独死したり、凍死したり、自殺したりしている人がたくさんいますね。まあーそういう境遇を言っているのです。また子供たちは親が死んだ後の土地などの財産の相続者ですが、まあー東電は簡単には払いませんから必ず裁判になると思いますが、慰謝料や放射能で目減りした分も含めての補償をドイツで訴訟を起こせるのでしょうか？そうは思いませんね。更に自分の親戚もほとんどが子供たちと一緒に福島周辺に住んでいますから保障の裁判も一緒にやった方が有利ですね。やはりそういうコンタクトは欠かせません。
直接外から見ている人は一杯知っている知識を出して理想論しか書けませんが、実際にその境遇に接している人はそれでは遥かに困るのですね。単に放射能から逃げると言ってもそんなに簡単でないことがわかるでしょう。