Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

夕方から初日生中継

2024-03-10 | 
前日ほどではなくても花冷えだった。しかし陽射しがあるので、気持ちも全く異なる。何よりも街道のアーモンドを写しておきたかった。今年は教会歴が早いように開花も二週間ほど早かったらしい。やはり早い時の方が陽射しが違って美しさが増す。

さっと走ってから下りて来て、態々街の違う方へと抜けて車のサンルーフから写した。陽の加減などはもう少し早いか、夕方の方が上手く撮れるのだろうが仕方がない。交通量が多くなると写しにくくなる。特にギメルディンゲンのアーモンド開花祭りが始まっているので、交通量に要注意だ。

日曜日の夕方はミュンヘンからの初日の生中継がある。ユダヤ系ソヴィエト人ヴァインベルク作曲のオペラ「乗船の女」でソヴィエトでは上演されずに42年後にブレゲンツ音楽祭で初演された。その内容がアウシュヴィッツの生き残りとその回想を扱っているために、当然のことながら独語圏でも中々初演とはならなかったようである。交響曲などの器楽曲も沢山書いている様であるが、やはり劇場音楽ということで、舞台化が成功する限りその上演の価値はある。

今回は、音楽監督ユロウスキーがそのショスタコーヴィッチ家との関係などから取り上げることになった様である。ヴァインベルク自体がショスタコーヴィッチに全て先に意見を求めていたりその反対の関係があったようだ。

演出は昨年もベルリンで「メデューサの筏」で大成功していたクラッツァーが行うので、そのインタヴューなどからある程度の話題になることは間違いない。ハムブルクの支配人になるのは来来シーズンからのようで、現在は演出家として大活躍している。ハムブルクの音楽劇場の今後が期待されている。

先週ヴィーンの放送局から再放送番組があったので、「我が祖国」を異なる方法で録音してみた。MP3の192 kbpsを直接VLCで受けて、それを その場でFLACに変換して保存した。つまりネット放送のそのオリジナルの筈なのだが、やはり保存の仕方で音が変わる。通常はクロームブラウザーで受けて、それを再生して、同時にDACに直接送るものをアップサムプリングで録音する。直接波のm3uとの差異が必ずしもPCの回路によるものとは言えないのは保存法でも変わることでも分かる。MP3で保存したわけでもないのにその個性が強くなって、音の出し方の変換圧縮がまるでノイズリダクションシステムのように働いてMP3らしく響くようになって苦になる。放送自体はAAC圧縮方式のも使うところもあるので必ずしもMP3だけではない。可逆的な圧縮のFLACで保存してもファイルは結構な大きさになる。旅行先ではそれで録音しておいてもいいようには思うが、タイマーの効くソフトを探しておかないといけない。

自宅では直接波を録音しておけばPCの種類によっての差が殆ど出ないので、序に今後は実験を兼ねて、MP3でも録音しておこうかと思う。結局アップサムプリングで保存しておかないと、耳苦しい感じがするのは仕方ない。すると無圧縮で録音しているのとファイルの大きさがあまり変わらなくなってくるだろう。



参照:
異議申し立てを提出 2024-02-16 | アウトドーア・環境
積雪前の夕刻の開花景色 2023-03-13 | 暦
コメント (2)
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