「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県うるま市 「 具志川グスク 」

2014-02-03 06:34:41 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡



海から見た具志川グスク









道路側にあるグスクの入り口 ( 路標から入って行く )









入り口にある路標








フラットでかなり広いグスク内







石垣と思われる石塁







グスク内の 「 ナームイヌ御嶽 」












具志川グスクは、同一名の三グスクの中のひとつで、
この他にも糸満市と久米島にある。
この具志川グスクは、安慶名城主の安慶名大川按司が
二男の天願按司をこの地に派遣して築かせたと言われているが、
二代目安慶名城主が三男に具志川グスク城主に封じたとも伝わっている。
どちらにしても安慶名大川按司の子から三代にわたる居城であったとされる。

このグスクは、金武湾に面した標高20mの石灰岩上に築かれた独立したグスクである。
グスク内は、これといった城壁や石垣は残っておらず、
わずかに石垣と思われる石塁がにあるだけで、「ナームイヌ御嶽」という拝所があった。


具志川グスクへのアクセス
具志川グスクへは、県道75号線の安慶名交差点を与勝半島方面に右折し、
県道8号線に入る。
そこから前原高校の前を通り過ぎて、
金武湾バス停から左折して金武湾に向って進むと
海沿いに面した丘の上にグスクがある。
駐車は、グスク入り口が広場になっているのでそこに駐車できる。



沖縄県うるま市 「 具志川グスク ・ 天願按司の墓 」

2014-02-03 06:33:41 | 沖縄の王墓、按司墓、拝所



うるま市 「 具志川グスク ・ 天願按司の墓 」










うるま市の旧・具志川市の具志川集落から海岸に向かうと、
海に突き出した丘 ( 具志川グスク ) が見える。

そのグスクの西側の崖下に白い 「 天願按司の墓 」 が県道37号線から見える。
墓は県道沿いの内陸と丘の間は谷間になっており、
右寄りの所に按司墓へ行く細い道がある。

具志川グスクには安慶名大川按司の三男が居住していたといわれている。
港を控え交易しているのを知った国頭村の富盛大主が攻め、天願按司は戦死したという。
子の天願若按司は従兄弟の久志若按司と協力して父の仇を討ち取ったと伝えられている。
しかし、天願若按司は若死にし、後継ぎがなかったので、
三代目安慶名大川按司の三男である具志川按司が継承したが、
尚 真王の中央集権により、首里に移住するようになったという。
子孫は屋号 「 徳松 」 といわれている。



それぞれの海 「 宮古島市 ・ 来間海峡 」

2014-02-03 06:32:41 | 海 ・ 港 ・ 空 ・ 木々








来間島から
与那覇前浜を望む

その海がつくる
その空がつくる
その色がつくる

その森がつくり
その風がつくる
あまりの絶景に
虜になった