とっておきの速度計算(石川泰著)

2024-03-16 00:00:35 | しょうぎ
将棋教室で教えていると、相手玉が一手詰状態なのに、自分の飛車が逃げ回ったりする子が多い。もっとも有段者だって、一手詰を見逃し、受けに回ったりすることもある。

終盤の入口のあたりから、速度計算をしていればそういうことにならないのだが、最近の守りの薄い将棋では、一手の遅早がわからないとなかなか勝てない。

ということで終盤の寄せ合いの局面に限定した本になっている。詰めろの感覚、手ぬいた場合の速度、自玉の受けを考慮した速度、相手の受けを考慮した速度、攻防手、Z、玉頭戦というようなことが書かれている。



なかなか発想がいいのだが、平均的に初段あたりの人向けの様に感じるが、初段より上の人と初段になれない人というように上下に分かれているような気がする。

それと、図面の間違いとか、解説不足もあったかもしれない。


3月2日出題作の解答。








今週の出題



解ったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さわやか風太郎)
2024-03-16 19:20:59
4六角まで7手詰。
太田様得意の仕上げ。
Unknown (蛇塚の坂本)
2024-03-17 09:28:02
最終手4六角の7手詰めと成りました。
角を引いての詰みが、さり気ない。
Unknown (おおた葉一郎)
2024-03-17 21:44:03
さわやか風太郎さま、坂本様、
正解です。重力を消すということです。

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