自宅にカーヴ

2010-12-22 00:00:12 | マーケティング
ワイナリーでワインを熟成させるには、地下にあるカーヴという貯蔵用の部屋を使う。西欧では各家にカーヴという地下蔵が備わっているようだが、日本にはあまり例がない。というのも、日本の地下室は湿気の面でも温度の面でも、とても西欧にはなれないからだ。

ところが、1982年にスイスのヘルマン・フォルスター社が開発した冷蔵庫の技術が日本のワイン事情を変えたわけだ。野菜を新鮮に保つ技術である。庫内に発生したエチレンガスを戸外に排出させ、いつも食物を新鮮に保つ技術である。

この冷蔵庫の技術を応用し、いつも冷蔵庫内を14度・湿度70%にキープするのが、ワインセラーの役割である。



そして、事前情報では、秋葉原のオノデンに行けば大量にあると言われて、行ってみると20台弱が展示中。ついでに秋葉原のヨドバシに行くと、ここも約20台が置かれている。さらに有楽町のビックにも20台弱が。

で、結局は横浜のヨドバシで買うことになった。10%にあたるポイント約15,000点の差かもしれない。




それで、数日後に現物が到着。部屋の一部が地下室になったわけだ。しかし、ここで眠るべきワインは36本までを寝かせることができるのだが、実際には10本以下しか、入れるものもないわけだ。イタリアから箱で届いたばかりの新酒6本まで並べてみた。今後、大出費の予感ありだ。

しかも、ワインセラーを設置した場所には、元々本棚があったのだから今度は本が溢れるようになってしまったわけだ。

ほこりまみれになって、古書店風の整理を行っているわけだ。早く片づけてワインを飲みたいな。(いや、飲むと在庫が減る)

ところで、各種ワインセラーだが、多くが外国のブランドである。また数百本を保存できるようなものもある。海外の日本大使館には、こういうものがあるのだろう(あるいは、本物の地下カーヴ?)。

説明書をよく読んでいると、このブランドだが故障などの時のサービスセンターだが、サンヨーが行うことになっている。日本製だったわけだ。


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