高い壁が待っていたダイハツ

2024-01-18 00:00:00 | 市民A
弊ブログ2023年9月10日『ベルリンの壁に絵を描いた画家』で紹介した横浜某所にあるドイツ系の会社の前庭にある本物のベルリンの壁の一部だが、なぜここにあるのだろうかと、微かに疑問を感じていた。



ところが、ダイハツによる不正検査と再調査によるリコール発生、さらに3車種の型式認定取り消し記事を読んでいると、この横浜の会社が登場した。

テュフ・ラインランド・ジャパンという世界的に著名な認証会社の日本法人だそうだ。新横浜に本社があり、そこから車や地下鉄で30分ほどの場所にテクノロジーセンターがあり、その前庭に、この壁が立っている。

ダイハツはこの会社に第三者認証を依頼し、不正検査を指摘された市販車の試験を行い、安全性を確認するそうだ。

とはいえ、世界最高水準のドイツの認証会社が手抜きや忖度をするわけはない。

「ベルリンの壁」の意味は、前衛的な壁画が描かれた西ベルリン側からみた『自由の回復』ではなく、コンクリートむき出しの東ベルリン側から見た『突破困難な厳格な検査』だったわけだ。ダイハツは超えることができるのだろうか。ちなみにベルリンの壁は倒されるまで28年かかった。


ところで、この地区ではドイツの方々を多く見受ける。ボッシュがあるし、校庭がサッカー場のドイツ学園もある。クリスマスも華やかだ。


たまたま、シュトーレンと言うお菓子が手に入ったのだが、砂糖がふんだんに使われている。白ワインも甘いし、ドイツ人は頭の中が激辛なのに口に入れる物が甘いというのは、それで人生のバランスを取っているのだろうか。

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