2010.10.13(水)
南米チリ北部のサンホセ鉱山で8月5日、落盤事故が発生、地下700メートルに作業員33人が閉じ込められるという大事故が発生していた。
一時は全員死亡したと思われていたが、2週間余りたった8月17日、地中に打ったドリルの先にメッセージが結び付けられているのが見つかり、生存を確認した。この間、作業員らは2日おきに小さじ2杯分のマグロの缶詰などを食べて生き延びていた。
以後チリ政府は食糧を送り、救出用の3本の縦穴の掘削を進めていたが、10月9日、1本が地下の坑道まで貫通した。
今日、作業員の救出作業が始まり、69日ぶりに最初の一人が生還したと全世界のメディアが伝えている。地下700メートルの地底からケーブルを引き上げるのに約15分かかり、前後の時間を含めると一人の救出に1時間を要するとされる。33人全員の救出には48時間かかるという。
地下は気温30度、湿度90%というから、まるで蒸し風呂の中にいるようなものだ。こんな状況の中で、69日もよく耐えたものである。
33人は三つの組に分けられ、緊急事態にも対応できそうなベテラン作業員らから順にカプセルに乗り込み、次に身体が弱っている人たち、頑強な人たちへと順番を決めているという。
それにしても最悪の環境の中で、一人の落伍者もなくよく耐えたものである。全員の結束力も高いという。全世界が見守る中で奇蹟の生還劇が続く。
ケーブルに異常が発生しなければ、全員救助されると思われるが、地下700メートルのこと、最後まで気を抜くことはできない。無事救助されることを願うばかりである。
南米チリ北部のサンホセ鉱山で8月5日、落盤事故が発生、地下700メートルに作業員33人が閉じ込められるという大事故が発生していた。
一時は全員死亡したと思われていたが、2週間余りたった8月17日、地中に打ったドリルの先にメッセージが結び付けられているのが見つかり、生存を確認した。この間、作業員らは2日おきに小さじ2杯分のマグロの缶詰などを食べて生き延びていた。
以後チリ政府は食糧を送り、救出用の3本の縦穴の掘削を進めていたが、10月9日、1本が地下の坑道まで貫通した。
今日、作業員の救出作業が始まり、69日ぶりに最初の一人が生還したと全世界のメディアが伝えている。地下700メートルの地底からケーブルを引き上げるのに約15分かかり、前後の時間を含めると一人の救出に1時間を要するとされる。33人全員の救出には48時間かかるという。
地下は気温30度、湿度90%というから、まるで蒸し風呂の中にいるようなものだ。こんな状況の中で、69日もよく耐えたものである。
33人は三つの組に分けられ、緊急事態にも対応できそうなベテラン作業員らから順にカプセルに乗り込み、次に身体が弱っている人たち、頑強な人たちへと順番を決めているという。
それにしても最悪の環境の中で、一人の落伍者もなくよく耐えたものである。全員の結束力も高いという。全世界が見守る中で奇蹟の生還劇が続く。
ケーブルに異常が発生しなければ、全員救助されると思われるが、地下700メートルのこと、最後まで気を抜くことはできない。無事救助されることを願うばかりである。
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