朝日新聞デジタル版から引用します。
文部科学省が14日に公表した次期学習指導要領の改定案では、小中学校の社会科で「鎖国」の表記をやめ、「幕府の対外政策」に改める。中学歴史でも史料に忠実に、「聖徳太子」を「厩戸王うまやどのおう」に変える。
文科省によると、江戸幕府は長崎でオランダや中国との交易を許し、薩摩(鹿児島県)、対馬(長崎県)、松前(北海道)でも外交と貿易が行われていた。完全に国を閉ざしていたわけではないため、当時の実態に即して表記する。
「鎖国」は1810年、ドイツ人医師の著書の一部が和訳され、「鎖国論」と名づけられたことから広まったといい、文科省の担当者は「幕府の政策に関し、鎖国という言葉は使われていなかった」としている。これに対し、「開国」という語は、欧米諸国との関係を表す際に使われていたため、現状のまま残す。
まあ、たしかに海外との交流、貿易は厳しく規制されていたわけで、そこをどう表現するかですね。正確になるのはヨロシイでしょう。しかし、旧世代の私は、授業でうっかり「鎖国」と言いそう。世界史の中国の部分では「海禁政策」という言葉を使うけど、そういうことでしょうか。
聖徳太子が厩戸王になるのも、うむ、いいけど漢字が難しいぞ、これは。パソコンで打ったら「馬宿の王」と出た。聖徳太子に失礼である。
写真は年度末のおうみ進学プラザ。横田先生から「教材の原稿締め切りは…」と指示。わわっ。それもあったかー!
野洲教室の宮本先生の授業。「今日の板書は気に入らない」と御本人は言ってましたが、シャキッと美しい黒板です。
ラストは本社の前の道路。1羽のセキレイが道路を横断す。次々と車が来るのに、トットットと歩いて渡りました。飛べばいいのに。面白がっていたのかな。渡り鳥。