だいぶ寒くなってきた。日中はそうでもないが、しかし日がおちると少し寒くなってくる。連日それでも多くの人がトレーニングに来てくれるのだが、ジムに来たらうちのクラブの会員たちが楽しくトレーニングしているのがわかるであろう。うちのクラブには体育会のような先輩後輩のあほなヒエラルキーや気をつかわなくてはいけないOBとかトレーナーなど存在しない、平等なボクシングクラブである。私がっとうしいと思うのは世の中ではたいした人間でもないのにたかだかボクシングをやっていたということだけで威張りにきたり、特別感を出そうとする元ボクサーみたいなやつらである。そういう人間の関心ごとはいかに自分たちがすごいかとかボクシングを知っているかと言うことを語って存在感を示すこと、そういう人間がひとりでもいたらうちのクラブのバランスがくずれるのでたとえボクシングができてもそういう人間は使わないようにしている。私はコンプレックスをもった格闘家みたいな人間がどういう行動をとるかというのはよくわかっているので、そういう人間は絶対つかわないし、そういう雰囲気はつくらないので安心してほしい。現に女性が多く、女性や普通のサラリーマンタイプの人間が生き生きと楽しくトレーニングできる。それがうちのクラブのアドバンテージだ。
新しく入会してきた人たちの縄跳びが多少軽快になってきた。縄跳びは最初は一番しんどいがしかし半月もしたら3分間飛べるようになり、2ラウンド、3ラウンドと楽に飛べるようになる。そうなってきたらかなり体脂肪率がさがってきていると思う。縄跳びはフットワークを養うために必要なトレーニング、私が競技したところでは跳び方にいくつかバリエーションがあったのだが、フットワークをよくしたかったら縄跳びは必須である。
画像はミクラスタケのパワハラのマス、おわったらミクラスのダメダシがお約束。
学生の時はじめて立った外国のリングはすごく魅力的であった。相手もセコンドもそして観客も私から見たら外国人、声援ももちろん英語、最初はその雰囲気にのまれそうになったが、しかしそれよりも自分がここに立てたと言う喜びのほうが強く、思い切りそこで力を出せたと思う。結果は私の判定勝ち、勝者ブルーコーナーとコールされた時、セコンドのジョージとアレンに思い切りこぶしを突き上げて喜びを表現したことをおぼえている。前にも言ったがアマチュア競技の価値はどれだけ勝ったかと言うことを自慢することではなく、どれだけ自分はその競技を楽しんだかと言うことである。確かに勝ち負けにこだわることも大事なことだが、しかしそれだけにこだわっていると本当に楽しんで競技などできない。大事なのはそこでベストを尽くし、素晴らしい試合をすること、そうすることでその試合は価値のあるものとなり、競技自体を楽しむことができると思う。10年ぶりにハワイに行った時にアレンに私の試合のVCRを見せてもらった。勝ってリングからおりてきて、近づいてきたジウンに何かを言ってい姿がうつっていたのだが、その時本当にいい顔をしていた。たぶんこんなにいい顔ができるのはこの時代のこの時だからで、このVCRを見てつくづく私は本当にボクシングと言うスポーツを楽しんでいたんだと思った。
Hoyoung Kim
新しく入会してきた人たちの縄跳びが多少軽快になってきた。縄跳びは最初は一番しんどいがしかし半月もしたら3分間飛べるようになり、2ラウンド、3ラウンドと楽に飛べるようになる。そうなってきたらかなり体脂肪率がさがってきていると思う。縄跳びはフットワークを養うために必要なトレーニング、私が競技したところでは跳び方にいくつかバリエーションがあったのだが、フットワークをよくしたかったら縄跳びは必須である。
画像はミクラスタケのパワハラのマス、おわったらミクラスのダメダシがお約束。
学生の時はじめて立った外国のリングはすごく魅力的であった。相手もセコンドもそして観客も私から見たら外国人、声援ももちろん英語、最初はその雰囲気にのまれそうになったが、しかしそれよりも自分がここに立てたと言う喜びのほうが強く、思い切りそこで力を出せたと思う。結果は私の判定勝ち、勝者ブルーコーナーとコールされた時、セコンドのジョージとアレンに思い切りこぶしを突き上げて喜びを表現したことをおぼえている。前にも言ったがアマチュア競技の価値はどれだけ勝ったかと言うことを自慢することではなく、どれだけ自分はその競技を楽しんだかと言うことである。確かに勝ち負けにこだわることも大事なことだが、しかしそれだけにこだわっていると本当に楽しんで競技などできない。大事なのはそこでベストを尽くし、素晴らしい試合をすること、そうすることでその試合は価値のあるものとなり、競技自体を楽しむことができると思う。10年ぶりにハワイに行った時にアレンに私の試合のVCRを見せてもらった。勝ってリングからおりてきて、近づいてきたジウンに何かを言ってい姿がうつっていたのだが、その時本当にいい顔をしていた。たぶんこんなにいい顔ができるのはこの時代のこの時だからで、このVCRを見てつくづく私は本当にボクシングと言うスポーツを楽しんでいたんだと思った。
Hoyoung Kim