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高知のボクシングジムMTオリーブフィットネスボクシングクラブの日記 9月29日

2018-09-30 | Weblog
土曜日のオープンタイムは秋山トレーナーが来るのでそれを目当てに多くの中年のおっさんそして女性がくる。今日はひっきりなしに多くの人たちのミットをうけたり、マスをしたりとすごくたいへんそうであった。私も少しはミットうちを手伝ったが、いかんせん、持ってもらうことを期待してきている人が多いのでまかせっきり、でも彼はいやな顔ひとつせずやりましょうと誘ってくれる、そういうところを会員の人たちは見て勇気づけられるのだと思った。

ミクラスタケは本当にやさしくていいやつだ。でも顔がこわいのでいくら一方的にうけてやっているマスでも「ほらがんばって」とげきをいれたらしごきに見える。我々はミクラスタケのマスがするマスはパワハラマスと言っているが、今日は新人の友人を相手にうけてくれたでもその友人はうたれてもいないがミクラスの迫力におされて後退、あと30秒とコールされたときはすでにへとへとになっていたが、楽しそうなマスであった。

今日心理学を勉強してた人間と話をしていて言ったことだが、クライアントには二つのタイプがあると言った。ひとつはきちんと自分でその事柄を解決しようとする人間、そういう人間は同情されたり共感されることよりもむしろ客観的な意見を求めて自分で問題を解決していくタイプだ、そしてもうひとつのタイプはとにかく自己解決よりも相手に同情や共感を求める人間、この手のタイプは自分の問題を解決するよりも、むしろ話を聞いてもらって同情されることに重きをおくからややこしく、ひどくなるとその苦しみから解放されるかのごとく人に背後霊のようにつきまとう。おそらく人間はおいつめられたら後者になってしまうのだと思う。個人的な意見では完全な病をのぞいては、一対一のカウンセリングよりも集団的な癒しのほうが効果があると思っている。特にスポーツなどでアドレナリンとドーパミンを出して汗をかいて、いろいろな人とそこで交わって貴重な体験をする。おそらくその体験がその人にとって特別なものであれば、そのちょっとした体験が悩みを解決したり、苦しみから開放できるのではないかと思っているが、そういう場として存在し、その環境を整えることが現在のスポーツクラブには求められることのひとつだと思う。


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高知のボクシングジムMTオリーブフィットネスボクシングクラブの日記 9月28日

2018-09-29 | Weblog


ラッキースターのトレーニングタイムが通常にもどったようだ。世話になっている会員の人たちも心配していたのでよかったと思う。中には「僕にできることがあったら」と言ってくれた時「いやそんな微力な力はいらん」「そっそんなあっ」と笑いをとったが、本人は普通にしてくれたらいいと言うことなので、これからも同じようにラッキースタートは仲良くやってくれたらと思う。ラッキースターとはここ数年前から練習試合を行っているが、それは秋月トレーナーがパイプ役になってくれて実現したことで、その練習試合の際には古谷トレーナーやウオンバットトレーナーが同行してくれて親睦をはかってくれているが、この働きはうちのクラブにとってとても大きく重要なことで、ジムを盛り上げてくれていると言っても過言ではない。この練習試合は他のジムからもエントリーがあって年齢制限もなく安全なので、比較的チャレンジしやすい大会でもある。私はよくアマチュアのルールは厳しいと言っているが、しかしそれはプロと比べて一長一短であろう。ハワイはどちらかと言うと昔と言うこともあってめったなことではとめなかった。ゆえに微妙な人間もいてすごくやりにくかったことを思い出す。特に頭はさげられるとまっすぐしかうてない私はやりにくかった。やりにくかってのでそういう奴は後頭部をうったというおちがあるが、ボクシングと言う格闘技はパンチだけでの打ち合いであるからある程度ルールをはっきりさせなくては競技が成立しにくいスポーツであると思う。話は練習試合の話になるがこの練習試合には数々の思い出がある。最近ではヨッシーが最優秀をとったこと、大塚ドットコムが初めて試合をした時一生懸命やる姿を見て涙がこみあげてきたウオンバットトレーナー、そしてしなのすけとかいうあやしい店で佐藤代表との親睦会、練習試合はうちのクラブではひとつのイベントとなっていて、もちろん参加するのはトレーニングしなくてはいけないが、中年の人たちのひとつの目標になっていることも確かである。

ボクシングのパンチを誰よりもたくさんうけているのは何を隠そう私である。それゆえにパンチのこわさとあぶなさを知っている。ボクシングはあくまでスポーツ、私があしたのジョーが嫌いなのは、スポーツをするのに根性がどうだの、男がどうだのもったいぶって自分たちのあこがれか空想かわからないがそういう独自の世界をつくって価値をさげているからだ。スポーツは意地や執念でやるものではない、楽しむためにするもので、楽しんで競技するから幸福になれると思う。うちのクラブはくだらない男のロマンみたいなことは追及しない、それは勝手にやってくれたらいい。ただみんなが楽しくトレーニングしてくれたらいいと願うのがうちの方針である。

管理者にとって一番だめなのは自分のことをわかってもらおうと言う考え方だ、その考え方が強いとそのコミュニティはわるい意味でその管理者の色にそまるであろう。私なんかは逆に何を考えているかわかられてたまるかと思っている。場合によっては相手と話すときは頭の中では他の言語で考えることもある。

この前おっさん会員の人と話したdesperadoはこれでしょ。よく記事を見ていると言うので日記にのせます。

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高知のボクシングジムMTオリーブフィットネスボクシングクラブの日記 9月27日

2018-09-28 | Weblog



今日は6時ごろから忙しくなった。女性は4割ぐらいであったが、特に今日は今月入会したばかりのニューフェイスの女性が多かったと思う。うちに来る人に運動音痴だと言う人も少なくはない。確かに実際やって見て、この人マジでリズム感がないなと感じる人はたくさんいる。けれどもそういう人にこそ頑張ってほしい。頻繁に来る銭亀長老は60歳手前でうちのクラブに来てくれたのだが、コツコツとトレーニングをかさねて最近ボクサーらしいシャドウボクシングができるようになったようだ。銭亀長老がここに来て上達しているのは、たぶんすごく楽しそうにやっているからだと思う。ただひたすらストイックにやるのではなく、余裕をもって時にはまわりの人とお話ししながら、時にはそれへんなうち方してませんかと思わず笑ってしまうような動作をするが、失敗してもそれをしっかりとフォローしてくれるトレーナーたちがいるので安心して思い切って楽しんでトレーニングしてほしいと思う。

筋トレしている渡辺会長のお尻をたたいて「俺は男にパワハラせんけど、セクハラはするよ」と笑いをとっていた下っ端オーラ満載の福ちゃんはうちのクラブのムードメーカー。子供から大人そして男性女性関係なく声をかけてくれる一見悪徳シロアリ業者に見えるが、存在するだけでまわりがなごむオリーブのお笑い部門代表でもある。その福ちゃんだがボディはすごく破壊力がある。不器用なので見え見えだが、しかしあのボディはあたればすごくきくと思う。たぶん角度をかえればモーションも小さくなるので当たる確率もあがるだろう。個人的な意見では角度をかえてモーションを小さくしたら、そうとう強い相手にも効果的な攻撃ができると思う。ジムでは笑わすことに自分のすべてをささげているが、しかしそれだけではなくボクシングセンスもある。

原人岩さんが1週間ぶりに来た。少し体調をこわしていたようで、少し良くなったから来たとのこと。しかし着替えてトレーニングに集中することなく、ちんたらちんたら、ベラベラとおしゃべりをしていつの間にか帰っていった。その間たぶん30分ぐらいであるが、隊長のように顔見せにきたのだろう着替えるのが無駄であった岩さんであった。

パッヘルベルのカノンは競技者にはおすすめのクラッシックだ。クラッシックを聴くと言うのは心を安定させる働きがある。落ち着いて洗練された旋律を聴いて心を落ち着けると言うことは心に余裕ができると言うことだ。スポーツの試合は部族の狩りじゃない、技と技を競い合う場、最近ミハエル チクセントミハイのフロー体験入門を読んでいるので言うけれども。心を落ち着けて余裕を持つことでベストパフォーマンスを生み出せるのではないかと思う。


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高知のボクシングジムMTオリーブフィットネスボクシングクラブの日記 9月26日

2018-09-27 | Weblog
うちのクラブの訪問者は80パーセントは女性だと言っても過言ではない。会員も約半数は女性だがはじめからこんなに多いわけでもなく、そして特に女性をターゲットにしていたわけでもないが、徐々に徐々にと増え始めて半数以上を占めるようになった。多くなったのはまず女性の指導サポートや上級者の女性会員の存在、彼女たちは決して感覚がアスリートではないので話しかけやすく教えてもらいやすい。そういう環境で育っていった女性たちがさらに同じように教えてくれるそういう環境があるから楽しくできるのだと思う。これはよく言うことだが男がジムで裸でトレーニングするのは基本的にしてはいけないことだ。そんなの気にしないとか言う女性もいるが、しかしそういうところはもう少しデリカシーを持ってほしい、肝心なのはそれをされたらいやだと言う意見をよく理解してさせないことが大事だと思う。一番弱い存在を顧みるのが正しいコミュニティの在り方だと思っている。試合に出るからとか、仕切るのがうまいからと言うだけでそういう人間を特別扱いしたり、ある特定のグループが幅をきかせるようなクラブはダメ、大事なことはほおっておいたら存在感がなくなって、トレーニングも遠慮しながらやっている人たちを顧みてみんなと同じようにトレーニングしてもらえる環境をつくることだ。

私の友人が当時少し前の古い歌を車で流していて、試合の帰りにその歌をよく聞きながら海岸線沿いを走って帰ったと言う話をしたら、おっさん会員からEaglesと言うグループの名前が出てきた。たぶん若い人に言ったら何それと言われるぐらい古いずっと前のグループ、もうこれを知ってる地点でおっさんと言うことだが、私もtake it easyやrunning on emptyを試合の帰りの夕暮れ海岸線沿いをハンバーガーを食べながら走って帰ったことを思い出す。今度聴きたかったらきられるのを覚悟で持ってきて聴いてくださいと言ったが、はたして若い人たちにはあうだろうか。

水沢エレナと言う女優がいる。だいぶ前にテレビを何気なく見ていると彼女が出ていて、この子なんとなく違うなあと思っていたら、お母さんが韓国人でバイリンガルだそうだ。韓国語でもなんでも言葉をおぼえると言うことは人間の幅をつくるには今の時代は大事なことだ。今日うちのスタッフのDRと断酒会とAAの話をしていて、高知は酒の消費量が高いと言う話になった。私は「高知って酔鯨って言葉があるやろ、あれは実は韓国語にスルゴレと言う言葉があってスルは酒ゴレは鯨のことで鯨がバーッと潮をふくのを酒飲みの勢いに例えていると思うけど、多分酔鯨も同じ発想やろ」と言ったら「えっそうなんですか」と笑っていた。語学を勉強すると言うのはいろいろなことを言葉を通して理解できるのですごく楽しい。現在フランス語を独学で勉強している。少しできたら友達のフランス人に習う予定、1年後には取得したい。

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高知のボクシングジムMTオリーブフィットネスボクシングクラブの日記 9月26日

2018-09-26 | Weblog
今日はなぜか男ばかり全体の約8割が男、しかもおっさんだった。今日は久しぶりに山本トレーナーが来てくれた。特に今日はサウスポーの人たちのミットを持ってくれて丁寧に教えてくれた。うちのクラブはなぜかサウスポーの人が多い。トレーニングしている人の中にほぼひとり以上は必ずいるのだが、さらに興味深いのがサウスポーは理系が多いと聞くがしかしうちの理系の人はほとんどが右利きである。うちのクラブはサウスポーが多いせいか、左対策などと言うようなことは意識せずにオウンペースで対人練習ができるのだが、これもサウスポーが多いゆえのアドバンテージであると思う。女王様は実戦でステップをおぼえるのにいいトレーニングだ。ステップが上手になって動いてパンチをうてばダイエットにも大きなアドバンテージ、これは女性が動いてうつのとそうでないのとまったく汗の書き方が違うと言っていたが、ステップをおぼえるためにも是非やったらいい。なぐられる心配はないのだから、おっさんたちを相手に思い切りうちこんでストレス発散してもらいたい。

今日散髪したてのニューフェイスの人を入ってきてそうそうどこの部族やといじる。さらにアラジンのツボから出てきた人みたいだとか言って笑いをとったが、結構うけた。彼は来てまだ半月にもならないがコミュニケーション能力高く人ともすぐになかよくなれるので、こういう冗談が言えるのだろう。海外の大学にいたので私ともうまがあいよく話をする。私はよく日本のスポーツ団体はおかしいと言っているが、これは海外に出て日本に帰ってきたらわかることだと思う。私に言わせてみたら礼儀とかあいさつとかは上から認められたりかわいがってもらうためのせこい技術で、体育会で教えるあいさつとか礼儀は本来のものではないと思っている。あいさつなんて強制させるものではない。そんなことをしたら人の顔色を見て物事を判断する(特に上に)人間になる。あいさつは年上の人間がまずしてもしなかってもこちらがしてやったらするようになるだろうし、敬語もどきで年上を立てるのが礼儀ではない。自らが正しい敬語と日本語をきちんと話せば言葉に品格が出て、礼儀正しくなると思う。うちのクラブは力による上下関係は認めない。暴力や暴力的な行為は徹底して排除しているボクシングクラブである。たぶん女性や子供の目線に立ったらあいさつとか上下関係見たいなそんな小さいことがクラブを運営していく上でのプライオリティではない。大事なのはエチケット思いやり、なるべく弱い立場の目線に立ってクラブを運営することが大事だと思っている。

まさのりのマスの相手募集。当たり前だが小学生顔面への攻撃はなし、でも少しぐらいならボディはうってもいいかも。少し気が弱いけど向上心が出てきて、技術も上がってきたのでいろいろな人とマスをさせてあげたいのでジムの掲示板で公募した。でも6年生だしあたるとかなり痛いので、自信のある人あるいは試合に出てもいいと言う人いいトレーニングになります。

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高知のボクシングジムMTオリーブフィットネスボクシングクラブの日記 9月22日

2018-09-23 | Weblog
よく夜の時間帯に来る女性、家族の協力のもと週2回トレーニングに来てくれる。子供がいるので家族の協力がなければここにくることは難しいけど、こうして時間をつくってきてくれることに感謝、貴重な時間なので来ている間は楽しく汗をかいてもらえたらと思う。うちのクラブにはこの女性のように家族の協力をえてトレーニングに来ている人も少なくはない。ここは競技者優先ではない、健康維持もダイエットも本当に同じと言う考えを持っているので安心してトレーニングしてほしいと思う。

土曜日はおっさん連中があつい。この日は秋山トレーナーを目当てに集まってくるおっさんと女性、マスや女王様でにぎわっている。私のボクシング歴は大学で競技したたかだか5年ぐらいだが、しかしうちのクラブにはそれをうわまわるキャリアの人が多く在籍している。特に土曜日来るベテランの人は20年以上もやっているので聞くといろいろと参考になることを教えてくれる。私のキャリアはたかだか5年、ここにはそれ以上のベテランがたくさんいて、親切にアドバイスしてくれる。

アンナハーレントの著書「エルサレムのアイヒマン」という本がある。日本語のものでも読めると思うのだが、これはアイヒマン裁判の傍聴記録であるが正直読みにくいしおもしろくない。しかし内容が内容だけに衝撃をうけた書物である。特に衝撃をうけたのが、アイヒマンが普通の人だった、むしろ勤勉でまじめな人であったと言うこと。その普通の人がナチスと言うシステムにおいて忠実にまじめに仕事をこなしただけの結果がホロコーストのような出来事を生み出したと考えると実に人間の集団は怖いものだと言うことがわかると思う。のちにハーレント自身も悪であるのはアイヒマンではなくて組織そのものが凶悪で邪悪であったと言ってその言葉が物議をかもしだしたが、しかしこのエルサレムのアイヒマンは集団性のこわさというものを描き出している裁判記録である。ジムやクラブと言うのも小さいけれども人が集まる集団である。おおげさに聞こえるかもしれないが、それを管理する人間はその集団がまちがった方向にむかわないように歴史から何かを学ぶ必要がある。

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高知のボクシングジムMTオリーブフィットネスボクシングクラブの日記 9月20日

2018-09-21 | Weblog
最近は30、40代の女性の人が目立ってきた。運動不足になってきたのでそろそろ運動をはじめようとここを選んでくれたのだが、みなさん徐々にではあるが着実に成果を上げてきていると思う。ボクシングはいろいろと技術をおぼえたら面白いと思う。効率を上げるためにひたすら真っすぐをトレーニングする人も中にはいるが、ディフェンスやコンビネーションなどもおぼえて、あてないマス、あるいは女王様にいかしたらボクシングがより一層楽しくなり、ひとつの趣味になると思う。またなぐりあいをしない、ただフォームを審査する検定があるので興味のある人は年齢に関係なく出場できる。うちのクラブは運動経験がないと言う人が集まってくる。実際にジムで指導サポートしてくれている女性はほぼ運動経験なし、気が強いわけでもなく、ただひたすらエンジョイしてボクシングをつづけている。ただそれができればみなさん出場できるので、やってみたい人は気軽に声をかけて。

あまりボクシングに興味はないし、ボクサーなんて偉いと思ったことはないが、よく会員に試合のことを興味津々に聞かれることがあるので、試合について、一応試合経験があるので書く。試合とはまさしく勝負事だが、私が思うボクシングで勝負するとは打ち合うこと、そしてそれなりのリスクを背負って、時にはうたれても刺し違えたるぐらいの勢いで行くことだ。この気持ちがないと試合でけつがひけて、踏み込みに差がでてくる。相手をKOするパンチは自分もうたれる覚悟がなければ生まれない。少し前からポジティブシンキングとか言って勝つイメージをひたすら想像して脳にやきつけろみたいに言うが、しかしそれとは逆にボクシングは、自分がノックアウトされることをイメージすることも大事なことだと思う。ボクシングはある程度覚悟と言うのが必要なスポーツだ、だからこそそういう最悪のこともイメージしてそれを受け入れることで、何かがふっきれて得るものがでてくると思う。

今日会員の人とひげの話になった。ひげを伸ばしたことがないのですかと聞くので、いやひげがのびないんだと言ったら、不思議そうな顔をするので、韓国系の人間はひげがうすい、はえてもどじょうひげだと説明。さらに俺はヤンバンじゃないからはやさないと言ったら、そういえば自分の友達でひげをのばしている韓国人はいないと納得。その彼だがすごく熱心にボクシングのことを聞いてくる。今のところ聞く相手は福ちゃんであるが、その福ちゃんの説明はすごく納得できる。どこでこんなにボクシングのことがわかるようになったんだ、俺よりよくわかっていると感心したのだが、やはり大きいのは福ちゃんがミットを持ってくれていると言うこと、丁寧に教えながらやってくれるのでかなり大きな学習にはなっていると思う。

Osaka選手が優勝したとたん日本人を強調して、過剰にもてなす日本人。でも彼女のおかれた環境で安易に日本は素晴らしい国だといわないでほしい。我々のようにある程度年齢がいけばもう問題はなくなるが、しかし同じ環境下にいる人間で複雑な思いをしている若い人たちもいると思うからだ。

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高知のボクシングジムMTオリーブフィットネスボクシングクラブの日記 9月18日

2018-09-19 | Weblog
今日は予想通りすごく忙しかった。サンドバッグが2つしかないのでそういう時はお互いが譲り合ってトレーニング、うちでは時々ベテランがビギナーにゆずってくれている姿を見るが、今日もじじいが女性にどうぞとゆずってくれた。じじいはすごく紳士的、そしてみなさんまわりをよく見てまわりを気づかってくれる。そういうわけだからうちのクラブの雰囲気は温和で女性がトレーニングしやすい環境だ。だからうちでは女性のほうがなぜか実績があるし、ストイックにやっているように見える。でもみなさん決して誰も検定を目指すとかそういった感じではなく、そのほとんどがダイエットや健康維持、教えてもらっていて楽しいから、検定を受けてみようと言うことで続々と希望者が出てきて、女性がすごく目立ってきた。でもみなさん見た目はいかにもアスリートと言う感じではなく、本当に普通の社会人、物腰もやわらかく、そういった人たちが検定を合格して、時々女性の指導にあたってくれるから力強い存在となっている。そしてそれは女性だけではなく男性も積極的にミットをもってくれたり、教えてくれたりして、多くのことを共有している。そういう環境の中でみなさんボクシングがますます楽しくなってきていると思う。コミュニティにおいて相互関係がしっかりとしていなければ、そのコミュニティはかたよったり、ただの集まりになる。うちのクラブは仲間意識などないが、しかしお互いを気づかい、特にベテランの人たちがみんなが気持ちよくトレーニングできるように心がけてくれている。格闘技ではマイノリティの女性がすごく目立ってきたのはそういった人たちの気づかいがあるからだと思う。

大塚くんに第一子が誕生。実はその生まれる前日夫妻と本屋であった。あっ大塚君だ私が見つけた時、ベビースターの大きな袋を真剣にずーっと見ていた。そーっと近づいて行って顔を近づけたところで気づく、そして奥さんに丈夫な赤ちゃんを産んでくださいねとわかれたその次の日赤ちゃんが生まれましたとの報告。それを受けて「俺が幸せを運ぶコウノトリになつたね」とコメントした。大塚君と言えば今ではジムのメンバーにはかかせない存在である。一応遠慮して報告をうけたのは私とたぶん秋月トレーナー、そして道具一式お古をあげたのに忘年会で来年の目標はと聞かれて「福さんをたおすことです」と言われた福ちゃんだが、今日みなさんにそのことを報告したらみなさんすごく喜んでいた。私はよく勉強もスポーツもすごくやってそこそこ人に言える実績をのこしたが、しかしそれよりもたいへんでしんどかったのは子育てだと言っているが、子育ては本当にたいへん、お互いが協力し合って、そして時には疲れることもあるのでジムに来ることが息抜きになってくれたらいいと思う。

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高知のボクシングジムMTオリーブフィットネスボクシングクラブの日記 9月15日

2018-09-16 | Weblog
土曜日は忙しい。土曜日は見学者が多い曜日で、その中には飛び込みで来てくれる人も結構いる。今日ミクラスの紹介で新しく来たビジネスマンの人、角度によっては佐藤代表に似ている。みんなで佐藤さんと呼ぼうとしたけど、もし彼がラッキースターに練習試合に行くことがあったら、さすがにそう呼べないだろうということで却下された。見学は気軽にしてもらってもいい。ただ高校生未満は親と同伴、小中高生で髪を染めている人間はうちのクラブのカラーとバランスを考えて入会は断っている。うちは女性や中年の人が多いので、どちらかというとダイエットや健康維持に目的をおいている。うちが暴力やアウトローややんちゃですを入会させないのは、その人たちが誰にも遠慮せずに堂々と楽しくトレーニングしてほしいからだ。そのため厳しくしなくてはならないところは思い切り厳しくしている。

あまり動いていなかったのでミットを持ったら汗だくになって、もっもう一ラウン休ませてくれと言っていたあかんウオンバットトレーナー久しぶりに来た。久しぶりに来たらやはりみんなにミットをせがまれてへとへとになっていた。やはり彼のミット指導は価値がある。

3枚目の画像はドットコムの後姿。前から見ても普通のにーちゃんでボクサーオーラがないドットコム、もうすぐ2世が生まれる。

ニーチェのツアラストラはかく語りけりに「お前たちは、かつて悦楽に対して然りと言ったことがあるか。おお私の友人たちよ、そういったことがあるならば、お前たちはいっさいの苦痛にたいしても然りを言ったことになる。」とある。これはどういうことかというと、もし私たちがその生き方において、幸福を一瞬でも感じることができるならば、その人生は肯定される。そして苦しみや悲しみを受け入れて喜びをもとめて生きよと言う意味である。スポーツは基本的に楽しいものだ。うちに来た人たちは本当にそのスポーツであるボクシングを性別、年齢、そして目的をこえて楽しんでいる。マスをやったり、ミットをうけたり、うったり、そして女王様をしたりとみなさん楽しそうにやっているのだが、みなさんそれぞれここに来たらそういう小さな幸福感を味わうことができるそれがうちのクラブである。そしてその幸福感はたとえ小さい幸福であっても、繰り返し味わうことで、幸福感が満ちて人生を肯定できる生き方ができるのではないかと信じている。私は思う真の幸福とは一度に人生を変える大きなものではなく、人と人とのかかわりの中にある小さなもので、それは繰り返し繰り返し体験されるものでなくてはならないのだ。マスをしたり、ミットをうけたりうったりするものが我々を決して生活自体を豊かにしたりするものではないが、しかしそういう喜びを繰り返し繰り返し味わうことで自分の人生を肯定できる。そういう力になれるクラブであればいいと願っている。

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高知のボクシングジムMTオリーブフィットネスボクシングクラブの日記 9月14日

2018-09-15 | Weblog
今日もたくさんの人たちがトレーニングに来た。見学者も多く、私がいない時に人が来たら会員の人たちが椅子を持ってきてくれてどうぞとその見学に来た人にすすめてくれる。そしてひょこひょこと帰ってきたらいつの間にか知らない人が座っていて「あっ見学の方こられました」と丁寧に紹介される。もうこの地点でどういう雰囲気かわかっていただけると思うが、みなさん人に対してやさしいと思う。だいぶ前うちの近くの道路で交通事故があった。そうしたらジムからうちの会員たちが出て行って現場に、そしてみんなで交通整理を始めだした。すごく手際がいいので逆に驚いてしまったが、普通そこまでやらんやろと思うのだが、でもそういう困っている人を見たらほおっておけないのがうちの常連たちだ。たぶんうちの人たちは仲間意識でジムを盛り上げてくれているのではなく、ひとりびとりが大人で本当に親切だから、人と大いにかかわってくれて楽しませ、そして自らも楽しんでいるのだと思う。最近では岩さんやヨッシーも時々ミットをもってあげて教えいる。彼らは技術があるので教えてもらいたい人もいるのですごくいい傾向だ。ここは特にべたべたした仲間意識で集まるような関係はないが、しかし人とかかわる喜びがある。

ふじもっちゃんが2週間ぶりに登場、隊長がこの前バイト先に来てくれた久しぶりに会えましたよとうれしそうに言っていた。隊長はどうやらコンビニのコーヒーを買いに来るそうだ、まだジムではあっていないそうだが、近いうちに会えると思う。その時は強くなった姿を女王様で思い切り見せてあげてほしい。

2枚目の画像はうちのもうほぼベテランになる女性のドラムミット、福ちゃんの口車にのせられて2分間ハードにたたき続ける。でもこれかなりダイエット効果はあると思う。

今週も新しいメンバーがジムでトレーニングをはじめた。9月は毎週多くの新メンバーがうちのクラブにくわえられてさらに活発に楽しくなってきた。中でも海外の大学に行っていた人は新しい風を吹き込んでくれそうで期待している。聞くところによるとムエタイの経験者、歯が治るのに半年ぐらいかかるのでマスは今できないが、もし最初に誰がやることになるかと言う話になった。最初はまあ軽く、でも誰もやりたがらないのでドットコムが欠席裁判で選ばれ、その様子を見てみんな決めるそうである。彼は私のことを日本人には絶対いないタイプと言っていたが、私自身もたぶん70パーセントは外国人だと思っている。私は時々外国人にあなたはすごくリラックスしていると言われる。私の感覚では格闘技をやっている人間は気が小さいので力関係をはっきりさせたがる。力関係がはっきりするまで、人とまともに話せない、そういう人間たちがかたまると独特の雰囲気を出すと言うのが私の意見だ。偉そうに言うが私に余裕があるのは言葉を持っているからだと思う。言葉を持っているからどんな人とでも話し、受け入れることができる。そういう余裕がリラックスしているように見えるのだと思う。責任者に余裕がなければジムの雰囲気もわるくなる。でもしかし余裕をもって人と会話し受け入れるスタンスがあれば、ジムの雰囲気も明るく楽しくなるものだ。うちのクラブでは暴力的な言葉や表現は使わない、そしてなるべく知的な言葉や表現を時には人にあわせてつかうことでうちのクラブは洗練され、いい雰囲気がそこからでてくると思っている。言葉は非常に大事だ、コミュニティのよしあしはそのコミュニティでどういう言葉や表現がつかわれているかということが大きく関係していると言っても過言ではない。
このクラブのホームページは結構な数の人が見ている。ブログに至ってはこの前ちらっとチェックしたら訪問者数が241人と記録されていた。ゲッこれだけいたら絶対この中には私を嫌っている人間もいる。特にアウトロー臭いやつはぼろくそ書いているので、これからは後ろに気をつけて歩こうと思った。


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