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高知のボクシングジムMTオリーブフィットネスボクシングクラブの日記  11月24日

2018-11-25 | Weblog
今日から急に寒くなった。笑い話だがクリスマス休みにハワイから久しぶりに日本に帰ると体がまひしていて、寒さを感じない、空港をおりても半そでで平気でいれる。ところが1、2時間したら急に寒くなってくる。当然毛穴がひらいているので寒さは半端じゃなくて毎年寒くなるこの季節当時のことを思い出す。寒くなったがジムは活気があって暖かい。冬場でも人間の体温だけで20度を上回ることもあるのだが、おっさんや女性たちのエネルギーは意外とすごいものだと実感している。うちでは女性がよくシャドウの前に筋トレをやっているが、有酸素運動の前には筋トレをすることで死亡を燃焼させやすくなる。欧州ではfitness fastと言うスポーツクラブがはやっていたそうだが、そのジムも最初に筋トレをして有酸素運動の効率をあげるそうである。

ゼニガメ長老のディフェンス力がかなり上がった。女王様の時スリッピングでパパパッとよけた時、思わず「おおーっ」と言いそうになったが、そこは図に乗ってはいけないのでこらえたが、しかし60代にしてすごい進歩、これからも頑張ってほしい。

私の試合は海外でやったわけだが、当時のアメリカとキューバはボクシング大国、才能がある人間なんてゴロゴロしていて、自分たちのような凡人が勝つためにはそれなりの工夫と努力が必要で、そしてそれよりも大事なのは強い気持ちだ。自慢じゃないがそういう場所で凡人以下だったが何十勝としてきたので言わせてもらうが、そこそこ大きな試合では特に才能のない人間が勝ちたければ、自分は勝つんだと言う気持ちを持ち続けること、しょうむないことで迷わない、気持ちがぶれなければ時には自分よりも実力が上の人間さえ打ち負かすことができるとそう信じている。そういう気持ちをもてばそれなりのトレーニングができるし、そういうトレーニングをつむことでトレーニングがより実戦的になるであろう。私はよく試合後に「ありがとうございました」とあいさつに来るやつの気持ちがわからん、無神経で茶番だと言うようなことを言っているが、たぶん私が競技者だった時、勝った奴がへらへら笑って「thank you very much」なんて言ってこれなかっただろうし、もし言ってきたら「WHY?」場合によっては「 f〇ck you!」と言っていただろうが、それだけ負けて悔しいと言う気持ちがぼぼぼーっと出ていたと思う。うちのクラブの人たちのほとんどは試合と無関係なのであまりこういうことを言いたくはないが、海外でひとりの弱い人間が勝つにはそれなりの気持ちを持たなくてはならない。格闘技には闘志が大事だ、技術もない才能もない人間がそれよりも上の人間を打ち負かすのは努力ではない、私は強い気持ちだと思っている。

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