中央アジア・キルギスから帰国

8月５日(水)　中央アジア・キルギスから帰国

　夏休みの休暇をいただいて、中央アジアにあるキルギスという国に妻とともに行ってきました。

　「キルギス」と言っても「それ、どこの国？」と言われる方がほとんどで説明するにも一苦労ですが、中国新疆ウイグル自治区と天山山脈をはさんで西隣にある遊牧を中心とした国です。

　イシククル湖がある国といえば少しは理解していただけるかもしれません。

　面積は日本の約半分ですが、国土の大半が3,000mを超す高地。

　日本からは、モスクワor中国ウルムチ経由でキルギスの首都・ビシュケクへの便がありますが、私はソウル・インチョン経由で隣国のカザフスタンに入り、陸路国境越えでキルギスに入りました。

　かなりハードな日程でしたが、現地では遊牧民族のユルタ泊まりや家庭を訪問したりで貴重な体験を多くさせていただきました。

　ガイドしていただいたのはJAICA(国際協力機構)とも関わりが深いビシュケク在住のaijanさんというキルギス人の大学院生(27歳)。

　JAICAでは女性の自立就労支援の一環として「一村一品運動」プロジェクトを展開していて、今月18日から9月初旬まで彼女はJAICA交流生として来日することになっています。

　いわば、女性たちによって村の自立を図っていくというキルギス版コミュニティビジネスです。

　日本での再会が楽しみです。