政令都市の首長選挙を皮切りに、統一選挙が始まる。
統一とは言っても、制度開始時は全国各都道府県、市町一斉にスタートを切った投票日だったが、今では統一率は半数以下になっている。
おそらく、統一という言葉を使うことにより、それでなくても低下する投票率を何とか押しとどめようとの思惑があるだろう。
今回静岡県では政令都市である静岡市と浜松市の市長選挙が行われる。
と、ここでいつも思うのだが、立候補に当たっては無所属とは言っても、実は共産党という候補者がいる。
今回の静岡市長選挙では女性候補者が、そして浜松市では男性候補者が出馬している。
この静岡市の候補者は、市長選挙だけではなく、過去から様々な選挙に出馬している・・・。
もちろんどんな選挙にでも立候補することは自由だが、それにしても、本来この市を活性したいので市長になりたい、あるいは、国会議員になって国を豊かにしたいというそれぞれ別の視点からの政治家を目指すものだろうし、市長と国会議員は全然立場が違う。
国政選挙と市長選挙とは政の考え方も、政治家としての姿勢も違うものと思うが・・・。
また浜松市の男性候補者は、本命の候補者の当て馬的に１対１の対決出馬となっている。
いつも思うが、知事選などで負ける選挙と分かっていても対決出馬する共産党、本来無投票なら税金の支出は無くなるのだが・・・。
その浜松市長選挙の候補者が、いみじくも無投票は良くないということを出馬の理由にしている、浜松市をどうしたいからは二の次だ。
共産党として国民に、県民に、市民に訴えたいことはたくさんあるだろう、でも、無駄な選挙費用を使って拡散するのではなく、日ごろからの赤旗販売からの政党の収入で、十分訴えればいい・・・。
選挙のたびに、共産党員が出馬することの疑問をいつも抱くのは、私だけか・・・！？
