今週は、昨日から講演会聴講3連チャン。
仕事のプラスにと、3つの講演会を続けて聴講する。
昨日はまず、日中友好協会会長で、伊藤忠商事会長などを経て民間初の中国大使を経歴された丹羽宇一郎氏を静岡市、牧之原市、県日中友好協会が迎え、講演会が開かれた。
氏から中国と日本の政治、経済などが立て続けに伺えると神妙に聞き始めてきたら、なんと今のホットな話題のトランプ氏と世界情勢から始まる。
トランプ氏の今の軽々な発言は、大統領の椅子に座った途端その重責に、思慮を深めるのではないかとの予想。
その導入から、グローバルな中国と日本、アメリカの相関関係をTPP、アセアンなどの経済圏を踏まえ、これからの危惧と展開を述べる。
また、第2次世界大戦からの日本の中国に対する差別的な思い、しかし当初からその思いは通用しない優越感。
その優越感が今、中国の興隆に打ちのめされ、それが自身への反省に向けばいいのを、中国人嫌いに意識が進む日本人への叱責を理路整然と述べられる。
その当時から、国土にして20数倍、人口にして4億人対8~9千万人との歴然とした差がある中国に対し、無謀に満州国建設などと計画性の無い侵略を進めた日本。
万が一、満州国を建設した後の満州国の経営、零細の日本本土との両立はどうなるかを考えた末での中国進出であったのかとの指摘。
いま日本は、中国に打って出るいい機会。
ただし、中国を甘く見て、賃金が安い、原材料費が安いだけで無造作に進出することは、無謀。
まずは企業トップ自らが現地に行き、事情を習得し、とにかく「もうける」ことを第一に、中国に打って出るかを判断すべきという。
トランプ氏から始まり多岐にわたる日中事情は、最後、結局は地域が今元気の地域創生を生かし、地方が積極的に中国と、文化、経済、教育などの民間レベルでの交流を進めることが、今の重要な取り組みだという。
習金平氏の確実な経済政策、国家戦略、共産党充実政策などは、国家間では軋轢をもたらし、簡単には手をつなぐ状況ではないが、こと民間レベルでの交流は、ことさら重要。
まるまる2時間の講演ではあったが、わかりやすく、しかも中国をくまなく足を運んだ元中国駐在大使の現場と最新データからの日中間の経済、社会などの事情は、牧之原市が今取り組むMIJBC(Made in Japan by CHINA)に弾みをかけるもので、今後は、この展開を静岡県連携中枢都市圏の一つの事業として組み込むことに。
昨日は、中国事情を。
今日は、牧之原市議会主催の最新エネルギー事情の研修会に。
そして明日は、再度来静している、中国人経済アナリストの陳言氏による日中連携の講演。
それぞれ必要な情報の収集。
貪欲に聴講するぞ!
さあ今日も頑張っていきましょう!
【写真↓:丹羽氏の講演は熱を帯び、時間オーバー。帰りはもうすでに陽が沈む。帰りに見た県庁と県警が入る県庁別館が凛々しく建っていた。】
仕事のプラスにと、3つの講演会を続けて聴講する。
昨日はまず、日中友好協会会長で、伊藤忠商事会長などを経て民間初の中国大使を経歴された丹羽宇一郎氏を静岡市、牧之原市、県日中友好協会が迎え、講演会が開かれた。
氏から中国と日本の政治、経済などが立て続けに伺えると神妙に聞き始めてきたら、なんと今のホットな話題のトランプ氏と世界情勢から始まる。
トランプ氏の今の軽々な発言は、大統領の椅子に座った途端その重責に、思慮を深めるのではないかとの予想。
その導入から、グローバルな中国と日本、アメリカの相関関係をTPP、アセアンなどの経済圏を踏まえ、これからの危惧と展開を述べる。
また、第2次世界大戦からの日本の中国に対する差別的な思い、しかし当初からその思いは通用しない優越感。
その優越感が今、中国の興隆に打ちのめされ、それが自身への反省に向けばいいのを、中国人嫌いに意識が進む日本人への叱責を理路整然と述べられる。
その当時から、国土にして20数倍、人口にして4億人対8~9千万人との歴然とした差がある中国に対し、無謀に満州国建設などと計画性の無い侵略を進めた日本。
万が一、満州国を建設した後の満州国の経営、零細の日本本土との両立はどうなるかを考えた末での中国進出であったのかとの指摘。
いま日本は、中国に打って出るいい機会。
ただし、中国を甘く見て、賃金が安い、原材料費が安いだけで無造作に進出することは、無謀。
まずは企業トップ自らが現地に行き、事情を習得し、とにかく「もうける」ことを第一に、中国に打って出るかを判断すべきという。
トランプ氏から始まり多岐にわたる日中事情は、最後、結局は地域が今元気の地域創生を生かし、地方が積極的に中国と、文化、経済、教育などの民間レベルでの交流を進めることが、今の重要な取り組みだという。
習金平氏の確実な経済政策、国家戦略、共産党充実政策などは、国家間では軋轢をもたらし、簡単には手をつなぐ状況ではないが、こと民間レベルでの交流は、ことさら重要。
まるまる2時間の講演ではあったが、わかりやすく、しかも中国をくまなく足を運んだ元中国駐在大使の現場と最新データからの日中間の経済、社会などの事情は、牧之原市が今取り組むMIJBC(Made in Japan by CHINA)に弾みをかけるもので、今後は、この展開を静岡県連携中枢都市圏の一つの事業として組み込むことに。
昨日は、中国事情を。
今日は、牧之原市議会主催の最新エネルギー事情の研修会に。
そして明日は、再度来静している、中国人経済アナリストの陳言氏による日中連携の講演。
それぞれ必要な情報の収集。
貪欲に聴講するぞ!
さあ今日も頑張っていきましょう!
【写真↓:丹羽氏の講演は熱を帯び、時間オーバー。帰りはもうすでに陽が沈む。帰りに見た県庁と県警が入る県庁別館が凛々しく建っていた。】