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「臨床研究の信頼失った」 データ改ざん無罪、厚労相

2017年03月19日 01時56分45秒 | 行政
「臨床研究の信頼失った」 データ改ざん無罪、厚労相
2017年3月17日 (金)配信共同通信社

 塩崎恭久厚生労働相は17日の記者会見で、薬事法(現医薬品医療機器法)違反の罪に問われた製薬大手ノバルティスファーマと同社元社員に無罪判決が出たことについて、「(研究論文の)データ改ざんは認定されている。臨床研究に対する信頼を失った事件だ」と述べた。
 厚労省は2014年1月、薬事法違反で告発状を提出。東京地裁は16日、データ改ざんは認めながらも、発表された論文は同法が規制対象とする広告には当たらないと判断、ノバルティスファーマと元社員に無罪判決を言い渡した。
 また、塩崎氏は「臨床研究と製薬企業の活動の適正化を図る法律を提出している。早期成立をお願いするとともに、臨床研究の信頼回復に努める」と話した。

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