<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

十郎の腿の白い肌に無数の毛細血管

2017年09月06日 11時48分47秒 | Weblog

裸で湯に入る。露天風呂へ。光が水底に射している。きらきら眩しい。十郎の肌は白い。日に当たらない脚の腿はいっそう白い。白が薄いピンクに見える。血管が走っている。太い血管は青いが、毛細血管は薄赤い。

で、ちっと感動しちまった。何故? ああ、この毛細血管に赤い血が流れているんだと思って。ずっとずっと流れていてくれてたんだ。それで十郎がこうして生きていることができていたんだ、と、そう思ってふっと。そんなことには目もくれずに過ごしていた。無視をしていたわけではなかったのだが、感謝の思いも捧げたことはなかったのである。

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右へも左へもない 寂しがっているしかない

2017年09月06日 05時36分38秒 | Weblog

わざわざ遠く吉井温泉にまで来て寂しがることもあるまいが、寂しい。独り寝は寂しい。友人を誘ってはみたけれど、あいにく腰痛症劇化で承諾が叶わなかった。長時間耕運機を動かして症状が悪化したらしい。じっくり安静に努めて快復を図って頂きたい。孤独を慰めてくれるやさしい虞美人でもいたらよかろうに。老爺のこの醜さではそれは無理。家族の者もそれぞれ用向きがあって、相手にしてはくれない。万策尽きる。一人でいるしかない。右へも左へもない。寂しがっているしかない。

人は仲がいい。何処へ行っても見事に男女カップルが成立している。ないしは、カップルのカップル乗して賑々しい。人はこうしていつも大挙して群れておいでだ。街へ行けばドサリドサリ鰯の群れの回遊魚だ。十郎も、群れたらいいのだが、お生憎様、群れが大嫌いだ。というよりか、協調路線行動するのに不向きと来ている。要するに我が儘がきついのである。だったら、行き着くところは決まっている。寂しさの泥饅頭を捏ねているしかないのである。。

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頻尿症改善 夜中一度も起きずにすんだ

2017年09月06日 05時10分31秒 | Weblog

朝方5時。宿のカーテンを開ける。まだ暗い。チロチロチロチロ虫たちが鳴いている。フシギ。頻尿症改善。夜中一度も起きずにすんだ。こんなだと楽だ。トイレは廊下の突き当たり。左足麻痺だから、木製突っ掛けが履けない。するりと抜け落ちてしまう。6時になったら、露天風呂へ行こう。昼間の老人倶楽部の大群はお泊まりにはならなかったらしい。イナゴの大群のようだった。(失礼)どの大広間も大騒ぎ。この世はまさに老人天国のテイをなしていた。と言う我が輩も立派な老人であるが。今は静かだ。チロチロチロチロの虫の音だけになっている。虫の音だけでは、寂しい。雨は上がっているらしい。これなら、農作業もできそうだ。ジャガイモの植え付けは9月初旬までらしい。

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