<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

指先が無感覚

2015年02月12日 19時29分41秒 | Weblog

手先がもはや何も感じなくなってしまった。夕方、日が暮れるまでずっと草取りをして過ごした。畑やプランターに育てている小葱の間の雑草を取り除く作業をした。冬の雑草は根が深い。小さな鍬でまず掘り起こして、そこからは手先の仕事となる。作業用の手袋はしていない。じかに凍った土に触れるので、指先がかじかんでしまって無感覚だ。それでもめげずに作業を続けた。吹いてくる風が寒い。垂らした鼻水が止まらない。人に見られたらさぞかし嫌悪されてしまうだろう。雑草を抜いた後に施肥をした。肥料は植物の食べ物になる。これで元気を取り戻してくれるだろう。日が暮れて、働き終わりにして家の内に入った。ボールにお湯のを汲んで来てまず手先をつけてあたためた。ようやく感覚が戻ってきた。

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駐在さん

2015年02月12日 11時21分55秒 | Weblog

バイクに乗って駐在所のおまわりさんが巡回してこられた。玄関をあけると中へ入ってこられた。「変わったことはありませんか」 帽子を脱いで大声を出された。骨格が大きい上に、防寒着を分厚く着込まれている。われわれは「駐在所さん」とか「駐在さん」とか呼んで親しんでいる。正義を人にしたらこうなるという手本を務めてくださっている。治安維持をするのは大変だろうが、正義の駐在さんがいると地域の人は安心安全を勝ち得ていられるようだ。

 

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童謡 「紋付き」の作曲をお願いします

2015年02月12日 10時33分36秒 | Weblog

童謡を歌う会などという趣味の会があるそうだ。新聞に活動が紹介してあった。会のメンバーの写真も掲載されていたが、みなさんお年を召しておられた。童謡は童歌(わらべうた)だ。里の童が歌っているのを思い描くが、気分が童であればそれでいいのだろう。幼稚園児、小学校児童に戻ってこれを歌えば、存外、若々しくなるのかもしれない。

「黄金虫」  大正12年 野口雨情作詞 中山晋平作曲

1 黄金虫は金持ちだ 金蔵建てた 蔵建てた 飴屋で水飴 買って来た

2 黄金虫は金持ちだ 金蔵建てた 蔵建てた 子供に水飴 嘗めさせた

野口雨情、中山晋平の名コンビが作っている。黄金虫はたしかに黄金の虫と書く。黄金は金貨銀貨だ。だったらお金持ちだ。それで森の何処かに有り金を貯蔵する金蔵を建てたというストーリーだ。小さい蔵だろうが、蔵はどんどん建っていった。黄金虫は植物の葉を食うから害虫の仲間だが、そういう設定ではなく、お金持ち願望の人間心理をくすぐるようにしてある。お金持ちになりたいのは大人だけではない。子供だってこれを夢見ているに違いない。蔵に収まっているのは、たかさか森の葉っぱのたぐいだが、黄金虫にはこれが黄金に見えているというところがメルヘンチックである。飴屋に行けば水飴が売ってある。そこで蔵の中の黄金を水飴と替えてもらったというのだ。もらってきた水飴を生まれたばかりの赤ん坊たちに嘗めさせてあげたのはお母さんコガネムシだったのだろうか、お父さんコガネムシだろうか。人間のお母さんやお父さんならこれがよく理解できるだろう。ああ、いい歌だ。この心地よい愛情を取り戻したら、せめて歌ってみたくなるだろう。

この童謡は「6 5 7 5 7 5」のリズムだ。1番と2番があるが、はじめの6575まではまったく同じ文句だ。これで覚えやすくなっている。

「紋付き」  李野うと作詞

1 紋付き羽織 着て来たぞ 山の小鳥の まじめ鳥 紋付き羽織 着て来たぞ

2 紋付き羽織 着て来たぞ 里の藁屋の わがうちに 紋付き羽織 着て来たぞ

(紋付きはジョービタキの別名。オスが背中に紋のある羽根をしている。とても人なつこい鳥だ)

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ぴんと張って太くなった

2015年02月12日 08時55分44秒 | Weblog

夜中に雨の音がしていた。日が昇って朝になって、音が止んだ。細い雨が降っているのかも知れない。空は、海の牡蠣殻を粉々にした色をして、今にも潮騒が臭ってきそうだ。気温は下がったまま。指先が寒くてかじかんでいる。

小葱がわずかに伸びてきている。凍傷にならずにすんでいるようだ。春が勢いを呼び戻しているのか、葱の柱がぴんと張って太くなった。植物の元気はつらつを発見して、摘んで来た。夕刻、細かく刻んでチキンライスにふりかけた。ケチャップの色がより鮮やかになった。

朝食は玄米食。これに納豆をのせる。副食は海藻。味噌汁には畑で獲れた各種野菜がふんだんに盛られていた。朝の果物に王林の林檎。それに干し柿入りのヨーグルト。実に健康食である。朝刊2紙をめくりながら頬張った。

今日は小学生は下校の途中で我が家に立ち寄って行くだろうか。一昨日の火曜日には2年生と1年生の兄弟が顔を見せた。鼻先から上唇にかけて鼻水が白く光っていた。さぶろうはちょうど畑に出ていた。

「やあ、お帰り」「寒かったろう」の声をかけた。弟君の風邪はよくなっていた。しかし、どういうつもりで、面白くもなんともないこんな老人に、わざわざ会いに来てくれるのだろう。年長者を尊重すべしとする論語でも読んでいるのかしらん。

 

 

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