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恋愛検定試験4級くらいはとっておくべきだった

2010年01月28日 17時32分51秒 | Weblog
暮風は恋愛検定試験4級もパスしていない。

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この検定試験は若い頃にとっておくべきだった。

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大きな声じゃ言えないけど、恋愛をしていいはずの若い頃に、我が輩は恋愛なるものをついぞしたことがなかった。

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今はもう老いた。すっかり老いた。老いた今、胸を焦がした思い出がない。

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一目惚れは、これは何度もあった。しかし、それを相手に伝えたことはなかった。どんな行動も起こしたことはなかった。

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恋愛を語る資格は、したがって、我が輩には、ない。お粗末な話である。

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女性を愛することを悪と考えていたふしがある。つまらないことを考えていたものである。

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家内とは見合い結婚である。晩婚である。友人に紹介してもらった。両親にせっつかれてせっつかれてやっと結婚した。

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熱情的な結婚とは言い難かった。100度cの沸騰点でゴールインしたカップルもいただろうが、われわれにはそういうことはついぞなかった。家内にも申し訳ない気がしている。

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せっつかれていなかったら、独身を通していただろう。一人で生活していて困ることはなかったのだから。

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恋愛検定試験4級は冗談だが、そんな検定試験もあっていいだろうと思う。女性を愛するということ、女性から愛されるということは、どちらもきわめて大切なことなのである。
コメント
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