入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’24年「春」(47)

2024年04月17日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 雨が降っている。きょうは打ち合わせがあり上に行くことになっているが、こんな天気でも先方は本当に来るのだろうか。そう思いながら当てにしていない天気予報を見ると、意外にももうすぐ晴れるようだ。
 
 この雨のお蔭で、庭木屋に頼んで新たに植え直してもらった隣家との境界の10本のイチイの木も根付くだろう。枯れたままになっていた垣根、不本意ながらこれでよしとするしかない。
 今回は、古い柿の木もついでに根元から伐ってもらった。あの木によく集まっていた多数の椋鳥たちも行き場を失い、さぞかし当惑しているいるだろう。そう思えば、笑える。

 本当に晴れてきた。青空が見える。この天気なら間違いなく彼らは来るだろう。約束は午後の1時、しかしこの独り言を終えたら出発する。少しでも早く行って、目覚め始めた山や上の様子を見てみたい。
 
 今テレビでクマが指定管理鳥獣になったと報道されていた。それを決めたのは環境省で、これから具体的な対策が練られるのだろう。クマに襲われる心配のないお役所のすることだから無理もないが、どこまで実態を把握しているのかが気になる。またしても鹿の二の舞をせねばよいがと案ずる。
 
 これまで、ツキノワグマはヒグマと違い、余程のことが無ければ人を襲うことはなく、むしろ逃げると言われてきた。確かに、そういう経験をこれまでに4,5回はしている。錯誤捕獲の経験はあっても、幸い、まだ襲われたことはない。
 以前にも呟いたように、一番心配しているのは、少しづつ人間との距離が近くなるにつれてクマが人を怖れなくなりはしないかということである。すでにそういう兆候が見られる。
 
 これまでクマは保護されてきた側で、特別な場合を省き狩猟期しか捕獲できなかった。しかも、その頭数も決められていた。鹿も、似たような対策が行われていた間に、今のような状況を招いてしまった。
 行政、特に環境省の考えることは大体決まっているが、クマ出没の注意喚起ばかりしていても、山道でよく目にする落石注意とその効果は変わらないだろう。学習放獣にしても、協力はしてきたつもりだがその後のことは聞いていない。
 知り合いの鉄砲撃ちからは昨年からの狩猟期、6,7頭捕獲したと聞いている。さてどうなるか。
 
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 本日はこの辺で、


 



 
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