入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’24年「春」(45)

2024年04月15日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

 
 きょうもカタクリのことから始まる。この野草は、種はアリが運び、芽が生えてきても10年ほど経たないと花は咲かないという。そのことを知り、さらに、この野草への愛着が増した。わが家の花を咲かせたカタクリも、ここに来て多分そのくらいになるだろう。
 とにかく毎年、いつの間にか見事なくらい姿を消してしまう。地中の球根の場所は変わらずとも、茎が10センチ以上も深く、必ずしも同じ場所から生えてくるようにも思えない。
 中にはこれから10年近く待たなければならない株もあり、消息不明となるのは人間の方が先か、はたまたカタクリかどっちだろう。
 
 その庭に、きょうは庭木屋さんが3名来てくれている。庭と言っても、ただ古いだけの木が少々と、徒長し放題の生け垣があるくらいだから大したことはない。自分で、と思わないでもないが以前から依頼しているし、何より上の仕事を目前にして無理をせず、体力の温存を口実に控えた。
 なお、ここでそっと本音を言えば、あまり人工的に整枝されるのは好みではないし、それより何よりもこの陋屋には似つかわしくない。そう思ながらもお任せしている。


       イカリソウ
 こんなふうに草花に関心を寄せるのも、梅の花の咲くころから上に暮らしを移すまでのせいぜい1ヶ月少々でしかない。後は、「主無き宿」となり7か月、庭は自然のほしいままとなり、たまに帰ってきてもその惨状に目をつむるだけだ。
 盆栽が駄目になり、そして犬がいなくなって、さらに追い打ちをかけるように燃料費が大幅に上がった。それで毎日片道40キロを往復する理由がなくなり、こうした暮らし方をするようになって今年で3年目になる。
 
 そろそろ、キャンプの予約が入るようになってきた。例年、4月末から5月にかけての連休は各地が大いに賑わうが、その割には、当牧場の宿泊施設はそれほどでもない。なにしろ「混雑させないキャンプ場」、以前はこの連休にはまだ営業していなかったという事情にもよるのだろう。
 
 NMさん、流星の観測について丁寧な説明をありがとうございました。知人の中に若いころ、カナダの某天文台と流星の情報交換をしていたという人がいました。
 まだ小屋の電話は不通のままでご面倒をお掛けしますが、もう少々お待ちください。
 山小屋&キャンプ場の営業案内は下線部をクリックしてご覧ください。
 本日はこの辺で、







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