入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

       ’24年「春」(63)

2024年05月09日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 里ではとっくにサクラ、花の季節は過ぎ、山もそろそろその時季も終わると思っていたら、もしかすれば、ここ山では今こそがその盛りかも知れない。花が先なのか、葉が先なのか、昨日も行く先々で多くの山桜の花を見ることができた。
 今朝も霧が深く、気温も低い。午前7時の外気温は1度、室内気温は7度であった。


 こうして写真で見れば、こんな丸太橋に1日の大半をかけてしまったのかと思わざるを得ない。上からなら最初の橋、下からだと最終ということになる。前回も、前々回もヒルデエラ(大阿原)から材木を運んだが、今回は、流された丸太のうちの1本の痛みがひどく、途中から別の丸太を担ぎ上げる必要があり、入渓は下流からにした。

 前夜の深酒のせいでか、重いチェーンソーのせいか、思いの外歩調は狂い進まず、その上に1本の丸太を担ぐなどという芸当は途中で諦めた。それでも朝、思いがけない人から声援を貰っていて、そういうこともあり折れるわけにはいかなかった。単純。
 
 まだ枕にした木と丸太を固定してない。水面から少しでも高くしようとしたが、これでも沢が増水すれば呆気なく流されるだろう。わずかでも流されれば、もう一人の力では元の位置に戻すことは無理で、解体するしかない。そういうことをこれまでに3度した。これが最後になる。

 4本の丸太を結束するため横板を7枚、酸化が進み硬化していて扱いずらい番線だけでも28本使った。太さの一定しない丸太を4本並べ、そこに結束用の横板を置くと、当然ながら隙間ができる。少しでもそれを避けようとして、頭を痛め、時をかけることになる。
 
 昨日はその他に倒木を3本処理した。人には出会わなかった。もう少ししたら、きょうは固定に使うカスガイと、効果の期待できない流れ止め用のロープを持って出掛けるつもりでいる。
 もう一箇所、上から2番目の橋は、4㍍の丸太を下から用意しなければならず、まだ予定が立たない。
 
 新緑、沢を流れる水音、小鳥の声、どれも声援であり、身に沁みる。

 本日はこの辺で。NMさん、赤羽さん、通信多謝。
 山小屋&キャンプ場の営業案内は下線部をクリックしてご覧ください。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする